やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

「やまぼうし」10月例会 能勢山下道(参加者10名)

2021-10-25 | 日記
妙見口駅スタートは9時40分。気温10度、秋晴れの天気にコロナ禍から少し安心感が
持てるようになったのか駅前は多くのハイカーで賑わっていた。
花折街道から左に行き集落の急坂を登り10分で山下道に入る。
山下道は江戸時代には吉川村から池田、大阪への重要なルートだったそうです。
適度なアップダウンを繰り返しながら杉の木立を縫って続く山道を行く。
10時40分しらかば公園到着。新光風台を抜け再び山の中にこのルートは「サンセット遊歩道」
の標識がかかっている。少しの登りを行き右手のコースを取る。
ここからは杉の木立にクヌギなどが目立つようになる。
幾つかの鞍部を通る。11時40分、木立の中に適度な広場があり昼食タイムとする。
Ñさんが気温を計れば12℃。寒さは全く感じない。
約1時間の昼食タイムを楽しみ後半のスタート。分岐があり平野神社の標識に沿って行く。
しばらく行くとなだらかな下りになり道脇に「新三十三所観音霊場」の石仏が次々と現れ
しばし手を合わせながら行く事に。足元を気にしながら下っていくと大昌寺の裏から平野神社
に出た。ここから「川西市郷土館」を見学後、能勢電山下駅着は14時30分。
ほぼ平坦な山中のコースを歩いた後の汗ばみも疲労感もなく皆さん爽やかな気分で帰路につく。

「やまぼうし」10月例会 能勢山下道

「やまぼうし」9月例会報告 ソエダニ峠から道の駅猪名川

2021-09-27 | 日記
ソエダニ峠から道の駅猪名川

JR武田尾駅9時50分発のバス便にて前田橋バス停下車。
ここからが今日のハイキングスタート。気温22度、あいにくの曇り空。
玉瀬の田園風景の中を行き、県道を横切って近畿自然歩道に入る。
道際には秋の草花が冬枯れ前の森の色目に溶け込んで可憐に咲いている。
枝先を見上げると赤く熟れたムベかアケビの実を見つける。
軽い登りがあり11時ソエダニ峠に着き水分補給休憩。
沢山の赤い実をつけたガマズミの木にアケビの実が3個ぶら下がっている。
ここからはガレ場気味の坂を下り沢沿いの森歩きとなる。
昨夜の雨を含んで落ち葉の道は適度なクッション性で森の霊気と相俟って
心地いい。
クサギの群落があり11時50分、開墾跡の広場に着き昼食タイム。
周りにはミズヒキソウが茂り、採り手がなかったのか山椒が赤く色づいている。
一粒口にするとまろやかな爽やかさがあった。
参加者11名で記念写真を撮り銀山悠久の館を目指して出発。
かすかに瀬音が感じられる沢沿いの道を行く。
里に近づくにつれオオムラサキツユクサを目にするようになる。
民家の脇にはサフランの花が咲いている。
13時30分悠久の館でトイレ休憩。
金山彦神社から村上新田脇の農道を歩き村上新池から道の駅猪名川を目指す。
ササの茂る道を行くと軽い登りになり登りきると急に視界が広がり見下ろせば
猪名川の町の佇まいがそして遠く丹波、北摂の山並みが見えいい眺めだ。
今日一番の難所、足元を気にしながら階段状の下りをロープを手にしながら
下りると小さな川筋に出て住宅地を抜けて道の駅猪名川着は14時30分。
皆さんお疲れ様でした。残念ながら秋晴れの天気とはならなかったが秋の初めの
爽やかな一日だった。


「やまぼうし」7月例会報告 丸山湿原(参加者7名)

2021-07-26 | 日記
梅雨明け後は猛暑日の毎日に例会の開催は思案するも無理をせずに多少の汗をかくものの2時間弱の森歩きを楽しめるコースはと思い浮かんだのが西谷の「丸山湿原コース」。
丸山湿原への標識の前では地元の朝採れの新鮮味たっぷりの直売所があり皆さん安さにひかれてか沢山購入。
10時15分、駐車場着。ここからすぐに森に入る。クヌギ、コナラ、杉の木立の中は直射日光が遮られ久しぶりに感じる森の霊気は湿度感たっぷりだ。湿原から染み出た水で所々ぬかるんでいる場所もあるが大岩岳への分岐を過ぎた辺りから軽い登りになる。
視界が開き湿原の中を丸太の遊歩道が通っている。西廻り東廻りの標識があり西コースを
行く。林の中、軽い登りを行く。道場駅の標識で水分補給の休憩。
鉄塔方面から湿原を回り込むように小さな流れに沿って行く。日照り続きの今年は水音も聞こえないほどの流れしかない。
観察路の中に入ってサギソウを探すが今年は未だ早いのか目にしたのは3っつばかり。
観察員の方の情報によれば8月22日にサギソウの観察会があるそうだ。
帰りは鉄分を含んで錆色をした流れの側を下りる。
11時50分駐車場に帰り着く。汗ばんだ体を冷やすべく木陰で一休みし今日の記念写真を撮る。コース中は森の樹々に遮られ真夏の日差しも柔らかく多少の汗ばみはあったもののそれに勝る爽快さを感じながらの半日だった。


丸山湿原

「やまぼうし」3月例会(雨天のため4/1に延期)報告

2021-04-02 | 日記
日生中央駅から約10分、左手に桜並木が続いている。
「い~なさくら通り」の名称通りの見事な桜並木だ。
見上げれば桜色に詰まった花びらの隙間からのぞく青空に
コントレイルが。
約1.5kの道程を十分に時間をかけて春を楽しみながら川沿いに歩く。
静思館に立ち寄り銀山を目指す。
広根の田園地帯には菜の花が咲き季節の草花が春を競うように咲いている。
野尻川沿いに歩き12時20分多田銀山悠久の館に着き花の下で昼食タイム。
川向こうの代官屋敷跡の桜も素晴らしい。
青木間歩に立ち寄り村上新田沿いに近畿自然歩道を行く。
白い花をつけた白山旗竿が道沿いや休耕田のいたる所に咲いている。
村上中池を右に行く。初めての峠道でショウジョバカマを見つける。
杉の木立を抜け青の池を過ぎ急な階段を登りゴール地点のふれあい公園着は
15時10分。気温20度、汗ばむ事もなく時折感じる春風に心地よさを十分に
感じながらの花見ウォークの一日だった。

い~なさくら通り~銀山(猪名川町歴史街道を歩く)

「やまぼうし」2月例会報告 相野~藍本 里山ウォーク 参加者12名

2021-03-02 | 日記
JR福知山線藍本駅から武庫川上流域を相野駅まで里山ウォークを楽しむ。
視界に広がるのは冬枯れた田園風景。
春を待ちきれずにタンポポやイヌノフグリガ枯れ草の中に咲いている。
川沿いにはどこまで続くのかと思うほどの桜並木が続いていて
2時間程で駒宇佐八幡宮に。厳かな霊気を感じる社殿にお参りし記念撮影。
野焼きの後が残る田の里道を歩く。
武庫川もこの辺りでは川幅も狭く所々に茂る葦の周りには何種類もの
水鳥が餌を啄んでいる。
約4時間程歩いただろうか途中、フキノトウの思わぬ収穫もありコロナ渦の
自粛ムードで沈みがちな日常に素朴な涼風を感じつつ歩いた一日だった。

相野~藍本 里山ウォーク