やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

「やまぼうし」4月例会報告 室池園地を歩く(参加者10名)

2019-04-29 | 日記
JR四条畷駅スタートは10時、四条畷神社に向かい少し坂道の参道を進む。石段の手前に
室池園地への標識があり左折して住宅地を抜け小さな橋を渡ると緩やかな坂が続く一本道に
なり権現川のかろやかな流れに沿って続くハイキングコースをたどる。
一斉に芽吹きだした若芽、若葉が醸し出す鮮やかな緑のグラデーションにめを奪われ心地よい
感動を覚えながらゆるい登りを行くと11時、豊かな水音のとどろく瀑布「権現の滝」に到着。
岩には自然の造形として観音像と毘沙門像が見えるとの説明があったが信仰心の無さゆえか
誰も確認出来なかったようだ。滝への道を少し戻り急坂を上って雑木林に囲まれたハイキング
ロードにでる。鳥のさえづりも聞こえシャガやマムシ草の群生がありやぶ椿は終わりを迎えて
いた。権現の滝から40分、急に一面の芝生に視界が開け室池到着。池を取り囲むように遊歩道
が通っていて中堤を渡り新池展望広場で12時、昼食とする。各自、持ち寄った水を3基の
バーナーで沸かしカップ麺を作り、温かいスープで約1時間楽しいランチタイムを過ごす。
記念写真を撮り遊歩道から急坂を下り水生花園に出る。湿地に張り巡らされた木橋の上を
ボードウォークを楽しみながら湿性植物の観察を行う。途中、マルバアオダモの白い花が
眼に残っている。蟹が坂コースは長い坂道が続くのでネイチャートレイル(外回り)コース
から元来たコースに戻る事に。ところが一本早く左折してしまい中ケ池水辺広場からカルガモ
橋を渡ってのコースに変更。しかしこのコース取りが正解だったようで室池の神秘的な湖面
景色を満喫できた。カルガモ橋を渡るとリョウブの群落する森を抜け急坂をつづら折りに
下り権現側コースに出る。来た道を戻る事になるが又、違った趣があってせせらぎの音も
違って感じる。四条畷駅到着は2時40分。
新緑を迎えた山の匂いを胸一杯に嗅いで約23000歩いた一日は心地よい疲労感が残る
一日だった。皆さんお疲れ様でした。

室池園地