やまぼうしハイキングの案内と記録

兵庫県南部のハイキング仲間です。中高年を中心に、毎月第4日曜日、関西地方低山の山歩きを楽しんでいます。

「やまぼうし」9月例会報告 ソエダニ峠から道の駅猪名川

2021-09-27 | 日記
ソエダニ峠から道の駅猪名川

JR武田尾駅9時50分発のバス便にて前田橋バス停下車。
ここからが今日のハイキングスタート。気温22度、あいにくの曇り空。
玉瀬の田園風景の中を行き、県道を横切って近畿自然歩道に入る。
道際には秋の草花が冬枯れ前の森の色目に溶け込んで可憐に咲いている。
枝先を見上げると赤く熟れたムベかアケビの実を見つける。
軽い登りがあり11時ソエダニ峠に着き水分補給休憩。
沢山の赤い実をつけたガマズミの木にアケビの実が3個ぶら下がっている。
ここからはガレ場気味の坂を下り沢沿いの森歩きとなる。
昨夜の雨を含んで落ち葉の道は適度なクッション性で森の霊気と相俟って
心地いい。
クサギの群落があり11時50分、開墾跡の広場に着き昼食タイム。
周りにはミズヒキソウが茂り、採り手がなかったのか山椒が赤く色づいている。
一粒口にするとまろやかな爽やかさがあった。
参加者11名で記念写真を撮り銀山悠久の館を目指して出発。
かすかに瀬音が感じられる沢沿いの道を行く。
里に近づくにつれオオムラサキツユクサを目にするようになる。
民家の脇にはサフランの花が咲いている。
13時30分悠久の館でトイレ休憩。
金山彦神社から村上新田脇の農道を歩き村上新池から道の駅猪名川を目指す。
ササの茂る道を行くと軽い登りになり登りきると急に視界が広がり見下ろせば
猪名川の町の佇まいがそして遠く丹波、北摂の山並みが見えいい眺めだ。
今日一番の難所、足元を気にしながら階段状の下りをロープを手にしながら
下りると小さな川筋に出て住宅地を抜けて道の駅猪名川着は14時30分。
皆さんお疲れ様でした。残念ながら秋晴れの天気とはならなかったが秋の初めの
爽やかな一日だった。