好餌苑 (こうじえん)
つまらないことに好奇心を抱きすぎ、しゃしゃり出て、失敗した経験がいっぱいある。公園で、ホームレスに関心を持ちすぎて、敵対するグループの頭目と間違えられたことなど、想い出は尽きない。
文学史上の「言文一致」に興味を持ち、あれこれ読み飛ばしていたら、面白い記述に出逢った。
日本語に、漢語系統の語と大和言葉とあるなどと言いだしたのは、確か18世紀の本居宣長、賀茂真淵というオッサンたちだったように記憶している。この説は、近頃、余り支持を受けていないようだ。
本居宣長
賀茂真淵
それはそれとして、大阪の人はよく「しんどい」と言う。これは漢語系統だろうか、それとも土着の和語(大和言葉)だろうか。
和語だと思っていた。ところが、これは歴とした漢語系統の言語だそうだ。
「辛労」「心労」という漢語に「い」を付けて形容詞にしたものだそうだ。
大阪の人はうどんのことをうろんと言うが、この場合は逆にしんろいが正しいのだそうだ。
信じますか? ウソだと思ったら、広辞苑を引いてごらんなさい。
それはそれとして、大阪の人はよく「しんどい」と言う。これは漢語系統だろうか、それとも土着の和語(大和言葉)だろうか。
和語だと思っていた。ところが、これは歴とした漢語系統の言語だそうだ。
「辛労」「心労」という漢語に「い」を付けて形容詞にしたものだそうだ。
大阪の人はうどんのことをうろんと言うが、この場合は逆にしんろいが正しいのだそうだ。
信じますか? ウソだと思ったら、広辞苑を引いてごらんなさい。
【しんどい:《形》(関西方言)(「心労」の転か)くたびれている。つらい。くるしい。】と出ているから・・・・・。