還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

余禄 「散ったお花のたましいは…

2016-08-14 03:32:48 | ネタ

「散ったお花のたましいは、/み仏さまの花ぞのに、/ひとつ残らずうまれるの。/だって、お花はやさしくて、/おてんとさまが呼ぶときに、/ぱっとひらいて、ほほえんで、/蝶(ちょう)々(ちょ)にあまい蜜(みつ)をやり、/人にゃ匂(にお)いをみなくれて……」

▲「風がおいでとよぶときに、/やはりすなおについてゆき、/なきがらさえも、ままごとの/御飯になってくれるから。」−−金子みすゞの詩「花のたましい」である。人は野に咲く花のやさしさにも聖なる力を感じ、それを「たましい」という言葉で言いあらわした

▲人間の魂(たましい)も目には見えない。だが人を他の誰とも違う特別の存在にする力である。この手の宗教的ビジョンはほとんどの文明にみられる。近代思想の「個人の尊厳」も同じビジョンが非宗教化されたものといえるのだろう

▲心にも刃物を突きつけられたような衝撃がまだ収まらぬ相模原市の障害者殺傷である。障害者を抹殺すべきだという容疑者が、ナチスの非道を思い出させたからばかりではない。侵してはならぬ聖なるものをこの世から奪い去られたような胸苦(むなぐる)しさが去らないからだ

▲どんな障害があろうと、命をその人の命たらしめる魂は息づいている。それを愛するのは家族や友人だけではない。障害のある人が懸命に生きる姿には誰しも心を打たれる。そうした魂の聖なる力を畏(おそ)れること、いや感じることすらもできなかった悪意がおぞましい

▲力の弱い者、虐げられた者が神仏に慈(いつく)しまれるという信仰は、富や力では及ばない魂の救いを人が求めるからだろう。富と力が支配する世界しか感じられなくなる魂の貧血は容疑者だけのものか。  

ソース : http://mainichi.jp/articles/20160730/ddm/001/070/113000c  

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  つぶやき

 住宅は そこに住む人の生命・財産を守るものでないと意味がない。されど現状は全く異なる。 雨・風・露を凌ぐのみのような建物と化していて防犯には程 遠いものとなっている。 その上 建物の耐久性も「終の家」ではなく いうならば間に合わせの家と言ってよいのでは? 田舎に行けば100年・200年持ち応えている現役の家はたくさんあると言う。

また 住宅の防犯設備は昔から それほど重大視されていなかったように思うが・・・。サッシとて簡単なクレセントが一つ付いているだけである。 最近はセカンド錠を設置するように なってきてはいるが・・・まだまだである。

もう20年近くになるが太極拳の会で一度だけ中国に行ったことがあるが バスから見える どのマンションも4・5階はおろか 遥か高い場所の窓までにも鉄格子が付いているのを見て この国はすさまじい国だな!と痛く感じたものだ。およそ日本では想像すらできない感じを受けた。

ネットで読む中国の旅行者の感想で「日本の家は まるで泥棒に入って下さい」と思われるような家だと言うのも多くみられる言葉である。道端に置いてある自動販売機など「盗んで欲しい」と言わんばかりだとか? 

更に言うならば日本は地震の国でもある。これとて対策は二の次となっている。東日本大災害で少しは 地震対策も論議されてきたようだが・・・? 現状建物の耐震性の対策はまだまだのようである。

我が家のある この地 (三浦半島)でも5本の活断層が走っている。うち一本は我が家から1キロも離れてない。房総沖の地震も 屡々話題になっている きょうこの頃であり、そちらの心配もあるが、もうこの歳である。

私の心境は ケ・セラ・セラ・・というところか?

耐震建築 https://www.youtube.com/watch?v=0lrV0C7rI_s 

 追記 : 中国の上海の地盤沈下が今 話題になっている。人口の増加による地下水の汲み上げが原因だとか?上海の地盤は余りよくなく杭も80m 前後のものを打ち込んでいるとか? このまま放置すれば10年先か?100年先か?判らぬが上海の高層ビルが「ピサの斜塔」になるのも さほど 遠くないと想像できるが???これも素人の心配である。

追記  392歳のサメ

 

 メモ : 鏡 餅   http://yosemi-7.com/post-1317  


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