大阪教育条例NO!

2012年、大阪で成立した教育関連条例の具体化と、「君が代」不起立処分に反対する運動の交流ブログ

井前さんへのデッチ上げ処分策動を府教委は直ちにやめろ!6/17府庁別館前集会に結集を!!

2014-06-13 20:57:23 | 大阪 卒・入学式2014
井前さんへのデッチ上げ処分策動を府教委は直ちにやめろ!
6/17(火)(17時半より)府庁別館前集会に結集を!!


 今春入学式の「君が代」斉唱の際、不起立だったとされる一府立学校教職員(井前さん)に、府教委教職員人事課は、まったく不当な懲戒処分を加えようとしています。処分がいかに不当かを暴露し、中原教育長、府教委教職員人事課に反対の声をぶつけるべく、府庁別館前で集会を開催します。多くの皆さんの参加を訴えます。

 出されていない職務命令で「職務命令違反」

 今春入学式に先立ち、井前さんの勤務する府立A高校の校長は、教職員に対して「平成24年1月17日の教育長通達のとおり、入学式においては、式場内の教職員は起立し斉唱するようお願いします。」と発言し、あえて「職務命令」という言葉を使いませんでした。また「職務命令」にあたる文書も出されていません。「職務命令」が発せられていないのに「職務命令違反」での処分などあり得ません。

 事情聴取に応ずるといっているのに、事情聴取不出席の「職務命令違反」

 井前さんは、被処分者となりかねない側の権利であり、意見表明の機会の場としての「事情聴取」について「弁護士立ち会い」の上でいつでも応ずるとしています。ところが府教委は「弁護士立ち会いを認める法的根拠はない」と難癖をつけ、あろうことか弁護士と共に府教委の指定時間通りに出向いた井前さんと何時間も押し問答したあげく、事情聴取不出席の「職務命令違反」との捨て台詞で追い返したのです。

 人事監察委員会は当事者・関係者の意見を聞け

 人事監察委員会教職員分限懲戒部会は、懲戒処分を下す任命権者(府教委)に対し、「公正・中立」な立場から「意見」を述べる場とされていますが、委員長の名前以外全く公表もされず、教職員部会の事務方を教職員人事課(処分を下す当事者)が勤めるなど、ブラックボックス化しています。当事者・関係者からの声は届かぬシステムになっているのです。「公正・中立」は空文化されています。とはいえ、監察委員会規則第8条では、「当事者又は関係者」の「説明又は意見」を聞くことができるとなっています。井前さんの件に関して強くこれを要望します。

 中原教育長と教職員人事課は、虚構の「職務命令違反」に基づく不起立処分を行うな!
                            
2014年6月12日
「日の丸・君が代」強制反対・不起立処分を撤回させる大阪ネットワーク

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