大阪教育条例NO!

2012年、大阪で成立した教育関連条例の具体化と、「君が代」不起立処分に反対する運動の交流ブログ

大阪府立高校を「精査」し、統廃合を進める「府立高等学校再編整備方針(素案)」

2013-01-24 21:10:27 | 大阪で始まる教育条例の具体化
大阪府教委は、「府立高等学校再編整備方針(素案)」に対する府民意見等の募集を始めました。
2013年1月16日(水曜日)から2013年2月15日(金曜日)までです。
素案は、今後の府立高校への志願状況などを見ながら、高校の再編、統廃合を一気に進める計画です。

大阪府・市教委は、「教育条例」の具体化を2月議会で承認させ、4月から実働化するために、次から次に具体的方針を出してきています。

できる限り、その一つ一つに対して反対の声を届けていきたいと思います。
各地から反対の声を届けてください。

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■ 「府立高等学校再編整備方針(素案)」 pdf
http://www.pref.osaka.jp/attach/18705/00000000/saihenseibihoushin_soan.pdf

■意見応募の方法

□郵送の場合
 〒540-8570 大阪市中央区大手前2丁目
 大阪府教育委員会事務局 教育振興室高等学校課 高校改革グループ あて

 ファクシミリの場合 FAX 06-6944-6888
大阪府教育委員会事務局 教育振興室高等学校課 高校改革グループ あて

 意見提出用紙
http://www.pref.osaka.jp/attach/18705/00000000/ikenteishutuyoushi.pdf

□メールの場合
https://www.shinsei.pref.osaka.jp/ers/input.do?tetudukiId=2013010005

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■素案には、「個別学校の精査」の項目があり、以下3点の精査の視点を提示し、再編と統廃合を進めようとしています。

(2) 個別校についての精査
個別校の精査にあたっては、活力ある学校づくりをめざして府立高校の再編整備を推進するという観点から、すべての高校を対象に、学校の特色や地域の特性、志願状況を踏まえて配置のあり方を検討する。
学校配置の地域バランスについては、現在の通学区域を参考にするなど、一定の地域単位で検討する。

① 学校の特色
各学校の特色については、教育課程や教育活動の特色とあわせて、その学校の役割・使命が十分に果たせているかどうかを精査する。

② 地域の特性
地域の特性については、公共交通機関の整備状況や、高校の設置状況、地域振興における高校の位置づけ等を勘案する。

③ 志願状況
「大阪府立学校条例」第2条第2項の「入学を志願する者の数が三年連続して定員に満たない高等学校で、その後も改善する見込みがないと認められるものは、再編整備の対象とする。」との規定に基づき、3年連続で志願者数が定員に満たない高校については、改善の見込みを踏まえて精査する。
なお、改善の見込みを判断する指標や基準については、対象校が生じる可能性のある平成27年度に向けて検討していく。

■「今後の進め方」では、「全日制普通科における募集学級数については、6~8学級を基本」とし、
「再編整備の年次計画」を2013年度中に策定するとしています。

5.今後の進め方

 (1) 学校数の精査
公立高校の総募集定員の試算を踏まえ、今後、府立高校の学校数を精査するが、その際には、設置する学科や教育課程、教育活動、施設条件等を勘案し、学校・学級の規模を定める必要がある。全日制普通科における募集学級数については、6~8学級を基本としながら、学校や地域の実情等に応じて柔軟に設定する。

 (2) 年次計画の策定
本方針を踏まえ、平成26年度から平成30年度までの5年間に行う教育内容の充実と学校の配置に係る再編整備の年次計画を、平成25年度中を目途に策定する。
再編整備の対象校については、受検者に与える影響を考慮し、実施予定の前々年度に公表する。

 (3) 方針の見直し
再編整備の年次計画策定以降、志願動向の大きな変化や、選抜環境に影響する施策の変更等があった場合については、必要に応じて、本方針を改定する。

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