カリフォルニア便り ーFROM OQ STUDIOー

~南カリフォルニアから~
陶芸家の器と料理、時々王様の日々

ひとり旅

2011年03月29日 | Music

生きている限り、誰にでも平等に与えられている時間。

その時間の中でテクテクと目の前に伸びている道を歩き続ける。

願わくば危険な目に遭わず、悲しい風景を眺める事も無く、

どこかに有るはずの目的地にたどり着きたいものだと思いながら。

 

その道の先に何が有るのか解っている場合もあるし

 

 

未知の世界の扉を開ける為に歩く事もある。

 

 

でも、時として平等に与えられているはずの時間の長さが、

歩いている道の険しさや心の状態によって、

ずいぶん短く感じられたり、

果てしなく長いものに感じられたりするのは、

周りの進む速度と自分の歩く速度を比較しているからなのかな。

 

 

この道の先に何かが有る事は解っていても、

立ち止まりたかったり、よそ見をしたかったり。

いっそ今来た道を戻りたくなってみたり。

理想の速度で前を向いて歩く事は中々難しい。

立ち止まるにも、進むにも勇気が必要な時がある。

それでもひとり旅は続けて行かなくちゃ。

 

 

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