概念設計による、新しいデザインの発想と新技術が結集したトランスフォーマーの映像。
な～んて感じのタイトルをつけようと考えてましたが、難しくなると自分でもこんがらながるのでやめておきますｖ
【コンセプトデザイン】ー概念設計
簡単に言うと、新しいデザインを考える初期の段階で、目的や方法など基本的なアイデアの全体の構想設計を行うことです。※
（※それに対し詳細設計とは、細部形状をつめるなど具体的な内容が伴う作業になります。 ）
メイキングやマイケル・ベイ監督の話の中では、初期段階に入る前に数十名のイラストレーターが各トランスフォーマーのキャラクターデザインのラフ画を提出したが、満足のいくものが少なく特に司令官であるオプティマスなどのデザインは難航。
その場にいた唯一の日本人が「自分がやる！」と奮起し最初のコンセプト段階に至ったとありました。
原作であるアニメのイメージが損なわれてしまったトランスフォーマーも多々あり監督に対して生粋のファンより多大なクレームが巻起こった事は周知の事実ですが、ファンの中には「実写は実写」「アニメはアニメ」と割り切って楽しむことも大事だという人も多く、トランスフォーマーのファンの愛と歴史の長さを感じ得ずにはおれません（*＾＾*）
出来上がったデザイン画を基に、肉付けし各パーツの描画や設定を施したうえ、全てのパーツが迷うことなくトランスフォームするかなどの検証を行いながら映像へと創造したのが
Industrial Light & Magic（インダストリアル・ライト&マジック）略してI.L.M.でありますｖ
1975年『スター・ウォーズ』のCG制作からスタートしたILMはルーカスフィルムに所有される小さなスタジオでした。
それが2005年にはVFX/CGIの専門のスタジオになり、2009年現在1500人の社員が働く世界のスタジオとなったのですｖ
1987年にCGI部門を設立。
以後、CGI、デジタル合成、デジタルリムーバル、モーフィングなどその後のデジタルVFXの研究、開発、発展に大きく貢献しています。
Industrial Light & Magic (ILM)のSABREチームが作成した3Dアニメーション及びビジュアルエフェクトの数々は、これまでのどのCGI映画をも凌駕すると言われ、その革新はなお今日も新しい道を模索し進化しているはずです。
きっと、数年後、数十年後のスクリーンでも、観客を「あっ！」っと驚かせてくれる事でしょう。
今回の記事を作成するにあたり、私個人の趣味も手伝ってどのようなソフトが使用されたのかもちょっと調べてみました。
この記事に関心を寄せてくださるTFファンの方で【Autodesk Maya】をご存じの方がどれぐらいいるかは不明ですが、このソフトツールが今世界中をうならせる映画の多くを生みだしていることは間違いありません。
マヤによって作られたCGI,CG,３D作品は「ハリーポッター」をはじめ「ＧＩジョー」「ターミネーター」など近年多くのビジュアルエフェクト制作で使用されています。
2007年のトランスフォーマーでも、30人強のデジタルアーティストチームが、「Autodesk Inferno」と「Autodesk Maya」ソフトウェアを相互に活用し、どれひとつを取っても単純でない460以上のショットをトランスフォーマーのために作成しました。
《以下、MAYA制作会社さまのTF映画制作コメントより抜粋》
「トランスフォーマーでは、一つとして簡単なショットはありませんでした。」と、ILMでの経験が2年を越すMaya Lead ArtistのScott Benza氏は話します。
「オープニングシーケンスに取り掛かる前に、アニメーターが扱う複雑なモデルを作成しなくてはなりませんでした。複雑なプレビズは、Mayaを使ってBay Filmで作成されました。14種類全て（2007年実写版）のトランスフォームする以前の形態と、トランスフォーム後の変形態モデルとリグ作成はMayaで行われました。
キャラクタにリグが組込めたら、すぐにアニメーション作成に取り掛かります。この映画のキャラクタアニメーションは、フェイシャルも含め、100% Mayaで行いました。」
間違いなく、一つとして平凡なキャラクタはありません。Autobotの英雄的リーダーOptimus Primeには、10,108もの動くパーツがあります
処理スピードを上げるために、リファレンスをMayaでするように変更しました。これで、シーン作成には低解像度バージョンのキャラクタを使うことができました。オリジナルのモデルを使った時の約半分に、アニメーション時間を削減することができたのです。Mayaのおかげで、生産性が大きく向上しました。”
– Mark Casey氏 Industrial Light & Magic、「トランスフォーマー」Lead Inferno Artist‐
【以下 デザイン画から起こした３D立体モデル画像など】
（同画像 メガトロンはこちらｖ スタースクリームはこちらｖ）
(c) 2009 Dreamworks LLC. and Paramount Pictures.
All rights reserved. Photo Credit: Industrial Light & Magic
・３度にわたる追加更新にお付き合いくださいましてありがとうございました。
最後までお付き合いくださった方々、途中外部よりメールなど下しました方々とても励みになりました！本当にありがとうございます（TT)
細々とやっておりますので、引き続き見守ってくださると嬉しい限り
な～んて感じのタイトルをつけようと考えてましたが、難しくなると自分でもこんがらながるのでやめておきますｖ
【コンセプトデザイン】ー概念設計
簡単に言うと、新しいデザインを考える初期の段階で、目的や方法など基本的なアイデアの全体の構想設計を行うことです。※
（※それに対し詳細設計とは、細部形状をつめるなど具体的な内容が伴う作業になります。 ）
メイキングやマイケル・ベイ監督の話の中では、初期段階に入る前に数十名のイラストレーターが各トランスフォーマーのキャラクターデザインのラフ画を提出したが、満足のいくものが少なく特に司令官であるオプティマスなどのデザインは難航。
その場にいた唯一の日本人が「自分がやる！」と奮起し最初のコンセプト段階に至ったとありました。
原作であるアニメのイメージが損なわれてしまったトランスフォーマーも多々あり監督に対して生粋のファンより多大なクレームが巻起こった事は周知の事実ですが、ファンの中には「実写は実写」「アニメはアニメ」と割り切って楽しむことも大事だという人も多く、トランスフォーマーのファンの愛と歴史の長さを感じ得ずにはおれません（*＾＾*）
出来上がったデザイン画を基に、肉付けし各パーツの描画や設定を施したうえ、全てのパーツが迷うことなくトランスフォームするかなどの検証を行いながら映像へと創造したのが
Industrial Light & Magic（インダストリアル・ライト&マジック）略してI.L.M.でありますｖ
1975年『スター・ウォーズ』のCG制作からスタートしたILMはルーカスフィルムに所有される小さなスタジオでした。
それが2005年にはVFX/CGIの専門のスタジオになり、2009年現在1500人の社員が働く世界のスタジオとなったのですｖ
1987年にCGI部門を設立。
以後、CGI、デジタル合成、デジタルリムーバル、モーフィングなどその後のデジタルVFXの研究、開発、発展に大きく貢献しています。
Industrial Light & Magic (ILM)のSABREチームが作成した3Dアニメーション及びビジュアルエフェクトの数々は、これまでのどのCGI映画をも凌駕すると言われ、その革新はなお今日も新しい道を模索し進化しているはずです。
きっと、数年後、数十年後のスクリーンでも、観客を「あっ！」っと驚かせてくれる事でしょう。
今回の記事を作成するにあたり、私個人の趣味も手伝ってどのようなソフトが使用されたのかもちょっと調べてみました。
この記事に関心を寄せてくださるTFファンの方で【Autodesk Maya】をご存じの方がどれぐらいいるかは不明ですが、このソフトツールが今世界中をうならせる映画の多くを生みだしていることは間違いありません。
マヤによって作られたCGI,CG,３D作品は「ハリーポッター」をはじめ「ＧＩジョー」「ターミネーター」など近年多くのビジュアルエフェクト制作で使用されています。
2007年のトランスフォーマーでも、30人強のデジタルアーティストチームが、「Autodesk Inferno」と「Autodesk Maya」ソフトウェアを相互に活用し、どれひとつを取っても単純でない460以上のショットをトランスフォーマーのために作成しました。
《以下、MAYA制作会社さまのTF映画制作コメントより抜粋》
「トランスフォーマーでは、一つとして簡単なショットはありませんでした。」と、ILMでの経験が2年を越すMaya Lead ArtistのScott Benza氏は話します。
「オープニングシーケンスに取り掛かる前に、アニメーターが扱う複雑なモデルを作成しなくてはなりませんでした。複雑なプレビズは、Mayaを使ってBay Filmで作成されました。14種類全て（2007年実写版）のトランスフォームする以前の形態と、トランスフォーム後の変形態モデルとリグ作成はMayaで行われました。
キャラクタにリグが組込めたら、すぐにアニメーション作成に取り掛かります。この映画のキャラクタアニメーションは、フェイシャルも含め、100% Mayaで行いました。」
間違いなく、一つとして平凡なキャラクタはありません。Autobotの英雄的リーダーOptimus Primeには、10,108もの動くパーツがあります
処理スピードを上げるために、リファレンスをMayaでするように変更しました。これで、シーン作成には低解像度バージョンのキャラクタを使うことができました。オリジナルのモデルを使った時の約半分に、アニメーション時間を削減することができたのです。Mayaのおかげで、生産性が大きく向上しました。”
– Mark Casey氏 Industrial Light & Magic、「トランスフォーマー」Lead Inferno Artist‐
【以下 デザイン画から起こした３D立体モデル画像など】
（同画像 メガトロンはこちらｖ スタースクリームはこちらｖ）
(c) 2009 Dreamworks LLC. and Paramount Pictures.
All rights reserved. Photo Credit: Industrial Light & Magic
・３度にわたる追加更新にお付き合いくださいましてありがとうございました。
最後までお付き合いくださった方々、途中外部よりメールなど下しました方々とても励みになりました！本当にありがとうございます（TT)
細々とやっておりますので、引き続き見守ってくださると嬉しい限り
少しでも楽しんで頂けましたらばブログ冥利に尽きます(*^^*)
はい！またぜひ遊びにいらしてくださいｖ
心よりお待ちしております♪
内容も濃くて何度も読み返しました。
またお邪魔します。
（↑でも、読めなかったヤツｗ）
長い記事になってしまい、しかも内容的にも制作サイド側ということでご興味の無い方には痛い記事かもしれませんが・・・画像の方で少しでも楽しんでいただければー(*´ー｀*）
期間限定は、友人からもクレームが来てるので（というか意味のない事してますねｗ管理人）気が向いたら上のブログ説明から削除しようかとも思っていますが・・・まだ分かりませんｖ
要は、家事・趣味・仕事・他もろもろと折り合いがつくかな～と思って期間限定にしよう!と思っていたのですが・・・なんとかなりそうです(///ω///)テレテレ
コメントありがとうございましたｍ（－－）ｍ
とても励みになりますｖ
また遊びにきてください～♪
とても嬉しいお言葉とご丁寧なコメントをありがとうございました！
わざわざmixから来てくださったとのこと嬉しいです(*^^*)
画像の方も、よく見てくださったようで重ねて感謝いたします
とにかくトランスフォーマーが好きで好きで・・・原作やコミックも好きなんですが、実写は本当いツボにはまってしまい！・・・でも、実写メインのサイト様ってアチコチ探しましたがなかなか無くて（TT)
・・・で！おもいきって自分で作ってしまったのがこのブログですｖｖｖ
あとは、まぁ♪自分もここに来れば好きなトランスフォーマー達の画像をいつでも眺める事ができるので、ぶちゃけ自分のための癒しブログですねｗ
実写版の資料やデータですが、できるだけ自分のツボとなるものを探して自分の解釈で文章にするようにしています。
国内はもとより、海外のアチコチへ検索で飛来しますが、英語圏だけでなくフランスやエジプトなどでネタを見つけることもあり翻訳には苦労しますし、その話がどこまで確証できるかなどの検証もできるだけするようにしているので、もう少し語学ができればな～と、いっつも頭を抱えているんですよ♪
画像はできるだけ公式に近い場所や、国内外で既に出回っているもの・・・あとは自分で作ってしまったモノなどをUPするようにしています。
（個人様っぽいサイトの場合は、必ず転載許可を求めOKならUPさせて頂いております。）
管理人もWeb上で仕事をしているので、そのあたりは十分配慮してやってるつもりなんですが・・ｖ（怒られないように
あと、画像ですが気づいてくださって嬉しいです！
せっかく絵面の良いものがあっても、UPできるほどの解像度とは限らない・・ぼけてる感じの物も多いし、暗くて見ずらいモノもあります。なので、元画像はできるだけいじらずに、必ず明るさやトーンを補正しサイズのみ調整してここへ出すようにしています。
すべては来てくださる方が少しでも見やすいように！・・・との思いからですが、元々画像を扱うのが大好きなのでほとんど趣味の世界ですねｖ
コンセプトデザインについては、Web上でも色んな呼び方で記載されていますよね。
グラフィックを扱う者であれば、よく使う言葉ですがその広さは無限。デザインというよく耳にする言葉なのに内容の詳細について聞かると答えにくい・・・本当にアバウトであり、クリエイターにしてみれば難儀な言葉ですが、全てはここから始まる最高の言葉だと私は思うわけで・・ｖ
ソフトツールは全くの偶然でした(〃゜∇゜〃) テレテレww
なんと、制作会社様の場所にダイレクトに入ってしまいトランスフォーマーの事がとても詳しく書かれていたので思わず！ですｖ
それからずっと、その事を記事にしたくて今回やっと願いがかないましたが・・長かったですね(アセ）
期間限定についてですが・・・多分、外します（笑）
自分の中では劇場版３の公開後までと決めたいたのですが、あと3年近くって・・・「限定」になりませんよね（爆）
なので外しますｗｗｗバカでした(*￣▽￣*)
コメントをあまりなさらないとされているのに、たくさんのお言葉をかけて頂き本当にありがとうございました！
これからも、大好きなTFについて語っていきたい思います！
副司令さまも（←この呼び名いいですね・・・(〃ω〃) ポッ ）どうか、お体にお気を付けくださいませ。
コメントありがとうございましたｖｖｖ
またまたすごい画像と内容の記事に驚きです！
すごいー
映像革命です！トランスフォーマー万歳！
これからもにゃこさんのことを応援してますので、期間限定とかない方向でー
それでは、また遊びに来ます！
とても興味深い記事が満載で、最初から最後まで全て目を通させていただきました。
（で、こんなに遅い時間の投稿となりましたｗ）
まずは画像が本当に多く、てそれだけでも見ごたえがあります！
管理人様のトランスフォーマーへの愛が読む者にとってもズシンとくるブログです。
トランスフォーマー達の紹介欄なども興味深く拝見しましたが、資料の多さや裏話など…もちろんファンであれば知っている事も多いのですが、よくもここまで！というほどのネタなんかも揃っていて脱帽です。
いったい、どこからここまで集めてくる事ができるのか！と、恐れ入りました。
また扱う画像が綺麗ですね。
よく、画像検索などで観るものもありますが、こちらの画像の方が明るく綺麗な感じがします。
どこで見つけたんだろう？と思いましたが、先ほどやっと一番最初のブログ案内日記（記事）を読んで納得しました。管理人様が画像を補正しているとのこと・・さすがです！
mixの友人が「すごい」と言っていたのが分かります。
「実写版寄り」とのことですが、フィギア・元作派にしても十分面白いブログです。
これからも、時々お邪魔すると思いますが、小生コメントなどは普段は苦手でして。（申し訳ないです）
書き出すとウザいほどに長くなったり、それで管理人様の機嫌を損ねた事もあるぐらいでできるだけ遠慮するようにしています。
しかし、今回の一番新しい記事を拝見して、思わず唸ってしまいました！
そこで思い切り、感謝と称賛の意味もこめて思い切ってバカ長いコメントを打っております。
「概念設計」とは、世で言うとアバウトな言葉でもありますが、それをこうもビシッ！とTFにあてはめる潔さ。
そして画像も素敵ですが、よくソフトツールについてまで調べたものだ！と感心いたしました。
当たりえですが映画情報など漁っていてもまだまだ知られていないトランスフォーマーがあるんですよね。
今回は本当に勉強になりました。
期間限定とのことですが、いつぐらいまで・・・とか決まっていらっしゃいますか？
これだけのブログ、急に閉鎖となると残念です。お仕事もあるようなのでお忙しいとは思いますが、一ファンとして少しでも長く運営してもらえるように願います。
初めてのコメントが（やはり）こんなにウザ長くなってしまい本当にすみませんでした。
これからも、こちらのブログを楽しみにしています！
お身体など壊さないようにお気を付け下さい。
副司令 拝。
はじめまして(*＾＾*)
オプティマスのデザイン画とそれを動かすCGIの凄さには定評がありますが、その基本的な概念よりも、私は線や色の美しさ、それを絵にする技術にも惚れこんでいるわけで・・ｖ
画像、少しでも喜んでいただけたなら幸いです。
コメントありがとうございました！
（*＾＾*）コメントありがとうございます！
TFのデザインやLIMについて語るには恐れ多くて今まで我慢していましたが、司令官の美し過ぎるデザイン画を手に入れてしまい、とうとう記事をスタートしてしまいました（＾＾；）
今夜は仕事も立て込んでいて、まだこの記事の資料整理にまで着手できておりませんが、コソっとUPしますので、その時は何とぞ笑ってやってください(〃ω〃) ポッ
TFは美しいですね本当に！！・・・(すべてが！）
大学でロボット工学をかじり、そのまま趣味まっしぐらです。
TFは映像とはいえこういった内容がすごい！
画像うｐ感謝ですｂｂｂ
実写のデザインはアニメと違った凄さがありますね！
緻密な設計やそれをCGで動かして映画にするまでに至る膨大な作業を思うと、やはり好きだけじゃできないのではと思います。
記事がまだ途中との事ですが、最後まで楽しみにしています(^ー^)
途中コメ失礼しました。画像の美しさについです☆