『プライム1スタジオ』さんが出展する!という事で、それのみを目的に7月24日、千葉の幕張メッセで開催された『ワンダーフェスティバル2016 夏』へ行って参りました。
画像枚数がどう絞っても70枚を超えてしまい、遊びに来て下さる方にはスクロールでご面倒をおかけする事と思いますが、管理人のアルバムも兼ねているという事で✨どうかご容赦を。
夏のワンフェスは前回の「2016冬」よりも人が多かったのでしょうか、友人と共に昼頃を狙ってゆっくり行ったというのにゲートはまだ待機列で塞がっていました。
今期も【
プライム1スタジオ】さんでは多くの新作スタチューを発表しており、期待に胸膨らませながらも、しかし会場に何が展示されているかは不明だったため、ブースに到着するまでのドキドキが半端なかった管理人。
なので、「ジョシュ氏デザインのコンボイ(オプティマス)とメガトロン」そして「ジャズ」が居なくても泣かないぞ!ぐらいの気持ちでブースに向かったわけです。
さて!ブースに到着してまず目に入ったのが【ビーストウォーズ超生命体 オプティマス プライマル( 1/4スケール)】
(ゴリラです!ゴリラコンボイです!)←もちろん褒め言葉。
着色前の監修中という事でしたが、毛の1本1本までがまるで生きてるようなそのビジュアルに震えると共に、足元の ワスピーターに思わず「www」と目が点になった管理人。
しかも ワスピーターの再現力半端なし!
(友人に押されたので白状しますと、ゴリラ司令官をカッコいいと心から思ったのはこれが初めてです!)
そして!
ありました!初めて目にする『プライム1スタジオ&ジョシュ氏コラボデザイン』!
【トランスフォーマージェネレーションズ オプティマス プライム ポリストーンスタチュー1/4スケールEX版】
「おぉぉぉーーー」と心の中で叫びながら、まずは周りをグルグル回ります。どこまでもじっくり拝見させていただきました。
昨年展示されていたデザイン画のポスターから、あらゆる試行錯誤と打ち合わせを重ね、今のビジュアルとしてお披露目になったわけですが、まだこれでも監修中という事で「今後も少しずつデザインは変わる可能性がある」との事でした。
もちろん、完全に完成してからの発売となるわけですが、残念な事に日本での発売はまだ未定。
又、販売となった際は「ウェポンなどの仕様も変更となるかもしれません」との事。
G1のコンボイを元としてるとはいえ、これは完全に「プライム1スタジオ」のオリジナルデザインとなります。
新たな司令官が世界に生みだされたわけです!
「足」や「腕」、そしてパーツ的な細かい個所大好きです。
非常に凝ったカラーリングと、どこまでも細かなディテール、そして憎いまでのシチュエーション再現!
足元が砂で汚れているところなど、たまりません。
いいですね(涙)非常にいいですね!
装甲カラーがいぶし銀です。
どっしりとした色合いを見つめていると心臓がバクバクします。
そしてこの「赤」!!
実写版のオプティマスとはまた違った、少しノスタルジックな色合い…なのに透き通るような輝きと重厚感!
この背中部分から腰、そして脇などの各関節やボルトなど好きです。
どういう構造なのだろうかと、あれこれ想像するのが楽しくてなりません。
6月中旬、サンディエゴで【コミコン2016】が行われましたが、その際に出展した「プライム1スタジオ・ブース」の記事が「豆魚雷」さんのブログで閲覧できますので、ご興味のある方はぜひ!
豆魚雷「豆blog」:『
年に一度の夢の祭典開幕!サンディエゴ・コミコン2016の展示された最新アイテムをご紹介!プライム1スタジオ編』
サンディエゴお披露目となったのは「オプティマス プライム(コンボイ)」のみ。
メガトロンと、ネメシスプライムは、
このワンフェスでの展示が世界初だそうです!
この新たなスタチューを目当てに、この日来場されたTFファンの方も多いと思います。
日本での発売が叶いますように!
ジョシュ氏のデザインしたスタチューはもう2体も展示されていました…が!
なんと!驚いたのが「ネメシスプライム」です…本体デザインは上のオプティマスと同じですが、カラーリングが違うだけでこの存在感!
そしてお話を伺ったのですが、オプティマス プライムとは装備するウェポンが違うようですね。
この辺りも相当打ち合わせを重ねたとの事です。
(そしてここだけの話(でもないのですが)、今後ファンの方からの声によってウェポンや仕様などは大きく変わる事もあると仰っていました。「これだけは!」というこだわりをお持ちの方は、プライム1スタジオさんにぜひその思いを発信してみてください!※もちろんマナーを守っての発言を♪)
こちらは変わって「黒」のカラーリングがいぶし銀ですね。(当ブログ比)
画像で見ると分かりづらいかもしれませんが、本当にパーツごとの切り替え部分などちょっとした色の変化がすごいです!
そして同じくジョシュ氏コラボ デザイン『メガトロン ポリストーンスタチュー 1/4スケール』
後ろ姿の迫力がもう 『メガトロン様』(褒め言葉)
(スタースクリームはよく背後から撃つ気になったな、と。恐ろしい…)
そして!その横にですね!スゴイの居ました!
とにかくでかい!!
【ダークサイドムーン ショックウェーブ ポリストーンスタチュー」!驚異の迫力です!
トランスフォーマー ブースは、常に撮影の人で溢れていましたが、特にこのショックウェーブの前はすごかったですね。
トランスフォーマーをよく知らない感じの道行く人も「うわ何これかっけぇー!」とカメラを向けていたのが印象的でした。
(そして一組のカップルが、女性「これなんだっけ?」 男性「あれじゃね?メガトロンとかいうやつ」 これも印象的でした)
プライム1スタジオさんだからこそ!なのですが、この背面!
実写版スクリーンでもそうそうお目にかかれない、そんな細部までがこうして目に出来るこのスタチューは、ファンにとって大きな喜びなのです。
単眼のショックウェーブですが、LEDライト部分が多いのも嬉しいですね。
そして「横から見たらこうなってたのか」「腕はこんなだったのか!」という驚きと興奮の叫び!
この緻密さ!! このクオリティ!!
実は、この日ここに展示された「ショックウェーブ」は、
世界でただ1体の『原型』 品でした。
お聞きした話では、スタッフさん総出で組み立てたとか!
お疲れ様でした(感涙)
現在も商品化に向けて、実写により近づけるために監修を繰り返しているとの事でしたが…「もう完成してるじゃないですか!」と叫びたくなるほど、そのクオリティは半端ないものです。
今後、このショックウェーブにどのようなカラーが施され、どう完成していくのかが本当に楽しみでなりません。
カラー担当の木村さんに詳しいお話を伺ったのですが、色合いはもちろん、詳細な部分に関しては今後も検討を重ね「デザインは少しずつ変化しての完成品となります」との事でした。
既にこの時点で相当な完成度の高さだと思って感激していましたが、「監修中」という表示のある物は、全てがまだまだこれからも気の遠くなる様な作業と打ち合わせを繰り返して制作されるというお話に、もう……言葉が出ませんでした。
そしてーーー!!!!!! なんと!展示されてました!
ジャズです!まさかのジャズです!!
Newデザインとして昨年6月、プライム1スタジオさんのFacebookにチラッとその姿を見てから、1年以上の時を経て、まさかこの日に目に出来るとは!感激です!
実写版1にて、その雄々しいスパークを閉じる事となったジャズではありますが、無論!世界のTFファンからは原作共々深く愛され続けたトランスフォーマーであり、実写版でもその存在の大きさは計り知れないものがありました。
スクリーンでの描写が短いという事もあり、背面や側面など詳細なデザインが本当に入手しにくいジャズを、360度あらゆる角度から見る事ができるのも 【PRIME1STUDIO】 プレゼンツだからこそ!ではないでしょうか(涙)
あまりの感激に、周りにはご迷惑にならない程度の叫びを発しながらの撮影となりました。
クレッセントキャノンの裏側やジョイント部分など、かなり嬉しいですね。
そしてこれです……!
羽!ではありませんが、これこそが実写版ジャズならではのデザイン。
トイでは再現し切れない箇所でもあります。感動です!
さらにジャズは首からバストへの箇所が広く、そこにも注目すべき視点が多くあります。
ので、上から激写です。
そしてこれは最初気付かなかったのですが、ジャズの足元に何かのカバー的な部品が置いてありました。
友人と「これはジャズのどこかではないだろうか?」と話してるうちに、その箇所を発見。
スタッフさんに来て頂くと、即座に応急処置が施されましたが、とてもレアな場面でしたので1枚撮らせていただきました。
ありがとうございます。
(触ってる…いいな、触ってる、という言葉を脳内で連呼する管理人)
ジャズも今後デザインは少しずつ変わっていくとの事です。
もちろん、急にポーズが大きく変更するという事ではなく、あらゆる角度やちょっとしたバランスなどを、何度も見直して検討を重ね、より高い完成度を目指すとの事でした。
スタッフさんの気迫と情熱が凄すぎます(涙)
さて、驚いたのはこれだけではありませんでした。
全く予想だにしなかった、しかし管理人はいつも心から希望していた「ラチェット」が!横に!!
「えぇ?!!!」と本当に驚きました。
ラチェットに関しては、これまで記憶してる中で、その名前をどのネット上でも目にした事が無かったからです。
そして何を隠そう、管理人が司令官の次に愛するトランスフォーマーでもあります。
あ~背面の素晴しさよ!
大型のハマーである幅広い特徴がそこかしこに!
とうとう実写版1のオートボットチームが揃いましたね!
スゴイ事だと思います。初めてプライム1スタジオさんのスタチューを見てから、まさかこんな日が訪れるとは(涙)
本当にありがとうございます!
トランスフォーマーのいちファンとして感謝の言葉しかありません。
今回の展示で「プレミアムバスト」と呼ばれる、バストアップスタチューは今までにない展示方法でした。
こうしてクリアボックスに入って全員が並ぶと壮観です!
『このケース欲しい』と思った方も多いのではないでしょうか?
管理人も同意見です(勝手に)。
それぞれのプレミアムバストに合ったサイズのクリアボックスがあったらいいな~と思わずにはいられません。
器用な方なら自作してしまいそうですね…、管理人はショップを探索してみようかと考え中です。
この日、ワンフェス会場での先行販売として、
「トランスフォーマー/ロストエイジ オプティマスプライム プレミアムバスト ゴールド版」
「トランスフォーマー/ロストエイジ ガルバトロン プレミアムバスト ゴールド版」
が、ブースに並びました。
ゴールド版、画像で見るのと生で見るのとでは、全く違った感動があります。
前回の
ワンフェスでも同じことを思ったのですが、なんと言えばぴったり来るのか~と悩みつつも、言葉の表現力に乏しい管理人には難しく(汗)
…神々しく、そして恐さすら感じる!これです。
(ほぼ前回と同じ表現で申し訳ない)
今回は他にも販売しているものがありました。
なんと!Tシャツです!プライム1スタジオ オリジナルのTシャツです!
お話を聞くと、今回は試しにという事でブースに置いてみたとの事。
反響が良ければ、今後製品として生産するかもしれないと仰っていました。
本当はブルーも欲しかったのですが、そこはまあ司令官でまとめた管理人。
とりあえずSサイズとMサイズの2枚を買ってみました。
もちろん両方とも自分用です。
このシャツがですね、思った以上にサラサラした生地で出来ていまして…何というか、以前当ブログでも紹介した、アスリートが着用する「
コンプレッションウェア」にも似た風合いです。
(機能的にはもちろんノーマルなTシャツかと思いますが、サラリとして軽く着心地はナイスな上、何といってもプライム1スタジオのデザイン画です。司令官です!
(管理人には至福の1枚)
サイズはユニセックス(男女兼用)という事で、男性メインと考えた方がよさそうです。
例えば、Sサイズでも成人女性には少しゆとり※があるかもしれません。
(※個人差がありますので、心配ならMでも良いかと)
それにしてもクールなデザインですね!この緻密なデザイン画は「プレミアムバスト」のBOXに施されているデザインでしょうか?
「トランスフォーマー博」の「
プロジェクションマッピング」も少し彷彿とさせる迫力です。
ぜひ、プライム1スタジオさんの販売ラインに加えて頂きたいと希望します。
後ろにもイラストがあります(↓)
さて、ここまでは撮影した画像を元に自己満足なレポートさせて頂きましたが、今回はプライム1スタジオの代表取締役である松本様のご厚意により、
プライム1スタジオさんでトランスフォーマー スタチューのカラー(着色・ペイント)担当をされている木村さんにお会いし、詳しいお話を伺う事が出来ました。
今回は新作のスタチューが多く展示された事、各トランスフォーマーの作成に関する流れなど、聞きたい事が山盛りで、木村さんには本当にお手数をおかけする事になりましたが、スタチューの制作過程や、詳細な部分に至るまで最初から最後まで貴重なお話を伺う事が出来ました事、心より感謝しています。本当にありがとうございました。
これまで多くのスタチューを拝見してきて一番知りたかったのは、スクリーンでは見る事の出来ない詳細なパーツについて「どうしているのか?」という事です。
一番根っこの部分は企業秘密との事でしたが、お話を聞いて驚いたのが、まさに「実写版トランスフォーマー」と「プライム1スタジオ」の技が集結している!という事でしょうか。
ここに記載しても大丈夫な部分だけ抜粋して書かせて頂きますと、例えば映画で実際に動いているトランスフォーマー(CG)をそのままスタチューにした場合、やはりキャラクターによってはどうしても 「上半身の質量を、この腰のパーツでは支えきれない」 となる事があるそうです。
それは、スタチューとして制作した場合、という事になりますが、しかしそれによって「置いた際にバランスが崩れやすい」「少しの衝撃ですぐに倒れてしまう」という事では大きな問題となります。
かといって、安定するからといきなり腰や足首を太くするのではなく 「質量に耐えうるようなパーツの強化を図る」との事でした。
それは、膝や足首、パーツの薄い部分全てに共通する事で、こまかなパーツを実写の物よりも若干太く、強くするなどの調整がされ、その上で「デザインに支障が無いか」「ビジュアル的におかしくないか」等の話し合いが何度も何度もスタチューを前に行われるそうです。
又、実写ではパーツとパーツの合間に黒い影(見えない部分)が時折ありますが、そうした抜けている部分をも補いながら、映画のビジュアルと変わらぬようにし、最終的には版権元の厳しいチェックを何度も行って生産ラインに乗せるとのお話でした。
「デザインを起こしてから販売ラインに乗るまでは大変なんだろうな~」とは思っていたものの、それこそ自分の考えがあまりにも軽かった!というのが正直なところで、気の遠くなるような行程を繰り返して行うことで、この精巧で緻密なディテールとデザインが、多くのファンの前に姿を現しているという事に驚きを隠せず、土下座したい気持ちになった管理人です。
「とにかく、とことん映画に忠実に作る」
木村さんのこの一言には、スタチュー制作への情熱と気迫がこもっていました。
本当に素晴らしい!!
又、ジョシュ氏デザインの新しいオプティマス&メガトロンですが、先のコトブキヤさんで行われた『
プライム1スタジオ エキシビション2』に展示されていたデザイン画のポスターとは、少し印象が違う事についても質問させて頂きました。
まず、ジョシュ氏のデザインが元である事はもちろんで、その後、何度も打ち合わせを行い、少しずつ今の形態になったとの事。
特にペイント(カラーリング)に関しては、例えばメガトロンですと、ほぼ初期のイメージを色濃く残しつつ、映画でのメガトロンのカラーも加えているそうです。
又、ネメシス(黒いオプティマス)などは、一見普通の「ブラック」に見えますが、実はただの「黒」ではなく「光るパープル」との事。
皆様もぜひ機会がありましたら、近くでじっくりとご覧になって下さい。
「着色」のこだわりも並外れている上、プライム1さんの「より忠実に良い物を」と言う情熱が溢れまくっています。
その一つ一つが、まずは全て手作業である事、完成してからも更に話し合いを行い、長い時間をかけて製品化へと繋がっていく……、ただただ感動するばかりです。
そして更に貴重なお話を伺う事が出来ました。
会場のクリアボックスに飾られたプレミアムバストの中に、たった一点、ぺインター担当である木村さんが自ら5日間かけて筆で着色したというモデルがあったのです。
それがこの「トランスフォーマー/ロストエイジ オプティマスプライム プレミアムバスト」です。
3年前のワンフェスにて「デコレーションマスター(通称:デコマス)」として展示したものだそうです。
これだけ本当に本当に!色合いの質が違うのです、存在感が違うのです!
このカラーリングの全てが木村さんによる手描きだと伺って、ちょっと涙ぐんでしまいました。
あまりにも重厚で、そして美しい……、特にファイヤーパターン部分の着色過程など詳しくお聞きする事が出来、心から感動し胸がいっぱいになりました。
ほぼ管理人の質問攻めとなってしまったにも関わらず、最後までお付き合い下さいました心優しい木村様、そして代表取締役をはじめとするプライム1スタジオ スタッフの皆様、また今回の為にお時間を割いて下さったライセンスマネージャーの小幡様、本当にありがとうございました。
心から御礼申し上げるとともに、今後のプライム1スタジオ様の更なる更なるご発展をお祈り申し上げます。
管理人:nyako.
◎ 今回『タカラトミー』様のブース・レポートは、相互リンクサイトである【
超偏見超変形リベンジ 】様のページとリンクさせて頂いております。
(hhh様、リンクありがとうございますv)