一口馬主はビョーキです!

一口馬主に興味のある方に自分の経験をベースにいろいろお伝えできたらなあ、と思います。

ロマン重視か経済性重視か

2006-05-07 07:56:48 | 競馬
クラブの数は10以上あります。それぞれのクラブは募集している馬だけでなく、
サービス内容等かなりの違いがあります。
入ってみて「ここの方針は自分とは合わない」という場合だってあります。

自分に合う合わない、というのは馬をいつまで現役続行させるか、というクラブの
方針が一番大きいと思います。これに比べたら情報提供サービスのよしあしなんて
些細なことです。なぜなら、現役続行か否かはもろお金に関わる部分だからです。

たとえば、未勝利の馬をどこで見切りをつけるかは、クラブによって大違い。
詳細は後日、いくつかのクラブごとの特徴も書こうと思いますが、3歳未勝利戦が
なくなっても延々と使いつづけるクラブもあれば、まだまだ未勝利戦が残っていて
もあっさりあきらめるクラブもあります。
つまり、延々と使うとその分の維持費も延々とかかります。
維持費を払いつづけてでもその馬を愛し続けるか、投資に見合わないならとっとと
引退してもらうか。どちらがよいかは人それぞれだし、どちらがよい、悪いという
ことでもありません。結局自分の考え方とクラブの方針が合うか合わないかだけ、
です。

ここで一口馬主用語解説。
「引っ張り」とは。
もう勝てる見込みがないと出資者たちですら思っている馬の引退を延々と延ばすこ
と。
例1)未勝利の馬を未勝利戦がなくなった後も、500万下、障害レースで使いつづ
   ける。(ある程度の素質がないと障害レースだって勝てるわけないのに)
例2)新馬戦で1勝後、故障した馬をふつうでは再起不能の重症なのにその後
   2~3年も引退させなかった。
「引っ張り」というのは現役続行を願わない人たちのネガティヴな言い方なので、
なるべく現役でいて欲しい人たちは使いません。
コメント
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