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迷ってしまう暖房器具

2007年10月25日 | 暖房

2007.10.25     Hare1

私事ですが、今週の日曜日で娘が生後1ヶ月を迎えます。

そこで、今年は家の暖房について今思案中です。

昨年までは、居室のみの暖房(石油ファンヒーター+こたつ)で済ませていましたが、今年は娘のためにお風呂・洗面所・キッチン・居間と広い範囲での暖房にしないとかわいそうかなと思っています。

暖房方法にはいろいろありますが、既存住宅で最も多いのが石油ファンヒーターです。

L361154015 手軽で価格も比較的安く移動が簡単、使用しない時期は邪魔にならないように仕舞って置けるなどメリットは多いようです。しかし、部屋の中で燃焼させる為定期的に換気をしなければなりません。また、最近の住宅では気密性が高い為、酸欠から不完全燃焼による一酸化中毒の危険性があり使用しないように言われています。

Dsfk1201w_246969 同じくガス式のファンヒーターも同様に気密性の高い住宅には合いません。また、ガスは設置場所が限られガス管の施工にも手間がかかりランニングコストもやや石油に比べ高くなります。

3601l 電気の遠赤外線ヒータやセラミックヒーター、オイルヒーターなどは一時の電気ヒーターに比べ省エネ設計になってきましたが、石油やガスに比べ暖房能力は低く極所的または気密の取れた比較的小さな部屋向きといえます。

エアコンは夏は冷房にも使え場所も頭上に設置出来ので邪魔になりません。しかし、暖房時は上下の温度差がどうしてもでやすくなりますので、ダイニングや洋室などの椅子で生活する部屋に適します。と言っても足元の寒さはやはり感じてしまいます。和室など床に直に腰を下ろす場所にはあまり適さないでしょう。

Ph_3_3  新築や造・改築の場合には広さに応じて暖房効率が計算できますので、効率的によい場所を選び最初から設置のできるFF式のファンヒーター(主に石油)やパネルヒーター(石油・電気)、床暖房(石油・ガス・電気)、オール電化での蓄熱式電気暖房機などの設備が室内の空気を汚さず高気密・高断熱の住宅に合うと思います。

一般暖房機に比べ、設備や配管・配線のコストはかかりますが、新築、造・改築でこれからの将来的なことを考えれば決して高価なものではないようです。

Wp0007 特に電気の蓄熱式のパネルヒーター、床暖房、電気暖房機では即暖性はありませんが、気密・断熱性を活かした24時間全室暖房の快適さと深夜電力使用による経済性が魅力の一つになっています。ただし、給湯設備や調理器具などをトータル電化とする必要があります。

前回触れましたが、薪ストーブは雰囲気を楽しみながら暖が取れる暖房器具です。

またまた時間がなくなりました「薪ストーブ」の効果は次回へ

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