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気がつかぬ 名医は此処に おりました

2010年06月29日 | 僕…
一週間以上…咳が止まりません。
寝ていても…咳で目覚めてしまいます。
収録中に咳を止めていて…苦しいのです。

仕事帰りに…医者に行きます。
掛かり付けの病院まで…戻れません。
そこでネットで…近場の内科医を探します。

その病院は…古いビルの中にあります。
扉を開けると…カランカランとベルが鳴ります。
そして14時半なのに…患者さんが一人も居ません。

まず受付で…保険証を出します。
僕は…芸能人健康保険証と云うモノです。
しかし看護婦さんは…それを持って立ち尽します。

誰も居ない待合室で…数分待ちます。
診療室の扉は開いたまま…人気がないです。
この時点で…ここを出て違う病院に行き直す事を思います。

「どうぞ~~!」と…診察室から聞こえます。
当然僕一人ですから…「小野さん~」とは言いません。
恐々と診察室に入り扉を閉めて…お医者さんを探します。

歳の頃は…70歳以上です。
痩せこけて…折れそうな身体です。
そして顔に…なんとアザが沢山あります。

そのアザは…真紫です。
「どうしました?」と…聞かれます。
でも『どうしました』は…僕が言いたい気分です。

咳が止まらない事を…打ち明けます。
するとお医者さんは…僕をジッと見ます。
そして喉を見て…「赤いじゃないか」と笑顔です。

「タバコを吸うか」…聞いてきます。
「タバコを吸う人が居るか」…聞いてきます。
「タバコの煙の中に居たのか」…聞いてきます。

もし僕がタバコを吸ったら…それが原因です。
そして聴診器をあて…息を吸ったり吐いたりさせます。
その呼吸スピードは一回で一秒間隔で…数十回も続きます。

カルテに何か書いてる…お医者さんです。
「薬を出すから飲んで」と云う…お医者さんです。
咳の原因は肺に病原菌がついたと…お医者さんです。

そして診察が終わり…薬を貰います。
看護師さんの薬の説明は…細かく怖いです。
「これを直ぐ飲め」「これは今日は飲むな」…注意されます。

逃げるようにして…病院を出ます。
そして急いで…指示通り薬を飲みます。
すると約1時間で…咳はピタッと止まってしまいます。

ネットで…その病院を調べます。
そのお医者さんは…なんと名医です。
有名な病気の治療を…発見したそうです。

名医は…違います。
名医は…直ぐに治します。
名医は…顔にアザが沢山あります。

もしかしてあのアザは…何かの治療の実験結果かもしれません。

コメント (1)
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