毎年、子供たちの絵の宿題は、オオノが見てくれるんですが、
今年は忙しくて、なかなか見てもらう機会がありませんでした。
今年は、母が画用紙をならべ、長女に絵の具を借りて、
三姉妹、描き始めました。
けれど、10分もたたないまに、絵の具の出し方が汚いだの、
色を混ぜただの、筆を取っただのと、ワーキャー、けんか!
仕方ないので、オオノの仕事場から、テキトーに筆を何本かと、
絵の具やパレットも借りてきました。
ぶじ、ケンカもおさまり、おとなしく描いていたのですが…。
夜遅く帰ってきたオオノ。
「もうびっくりしたわぁ…。子供ら、ぼくのだいじな筆、使ってるねん。
1本3千円もするねんで! テンの毛! テン!
ぼく、まだ1回も使ったことないのにぃ!!」
「・・・そうなんやぁ、どこから持って来たんやろう…」
家庭円満のため!? 本当のことはいえませんでした。
今年は忙しくて、なかなか見てもらう機会がありませんでした。
今年は、母が画用紙をならべ、長女に絵の具を借りて、
三姉妹、描き始めました。
けれど、10分もたたないまに、絵の具の出し方が汚いだの、
色を混ぜただの、筆を取っただのと、ワーキャー、けんか!
仕方ないので、オオノの仕事場から、テキトーに筆を何本かと、
絵の具やパレットも借りてきました。
ぶじ、ケンカもおさまり、おとなしく描いていたのですが…。
夜遅く帰ってきたオオノ。
「もうびっくりしたわぁ…。子供ら、ぼくのだいじな筆、使ってるねん。
1本3千円もするねんで! テンの毛! テン!
ぼく、まだ1回も使ったことないのにぃ!!」
「・・・そうなんやぁ、どこから持って来たんやろう…」
家庭円満のため!? 本当のことはいえませんでした。