絵本ができるまで

画家・絵本作家 大野芳弘(オオノヨシヒロ)のブログです。

これがパパ流

2007年08月29日 | Weblog
オオノが子供たちの絵の宿題を見てくれました。

チューブから絵の具をチロチロ出していた子供たちの前に、
オオノがデーンと置いたのは、ケチャップのような容器。

ここから直接、画用紙に絵の具を落とし、塗りたくらせていました。
(こ、子供の絵に、下地はいるんやろうか…)
とも思いましたが、できてくると、サマになっていました。

そんなオオノ、毎日新聞の『読んであげて』11月号の
挿絵を描かせて頂くことが決まりました。
今から原稿が届くのをとても楽しみにしているようです。

出産のような

2007年08月10日 | Weblog
つい先ほどまで、追い込み真っ最中だったのは、
『パーソナル絵本』の原画です。

はたで見ていると、出産を見守っているような気がします。
絵を描くのは、生命力にあふれた作業。
新しい作品を産み落とすには、大変な労力が必要ですが、
本人でないとできない作業です。
まわりは、見守るしかありません。
難産だったりすると、こちらまで苦しくなってきます。

なので、「できた!」と産声!?を聞いたときには、
大きな安堵感が押し寄せます。

先ほどやっと産み落とされ、オオノが自転車で
産婆さん(編集者さん)に届けに行きました。
無事にスクスクと育ちますように…。