湾岸ミッドナイトもはや38巻。
昔、大鶴義丹(字合ってる??)氏の小説で「湾岸馬賊」って本がありましたっけ。
書店に注文して入荷したとの連絡が家にアリ。
母親が電話に出たのですが「馬賊」なんて言葉をうちの母親が知らなくて「はぁ?ボロック?!パロック??!!」とか何度も聞きなおしてましたっけ。
挙句僕は「お前何たらパロックとか言う本届いたって電話があったで(怒)おかしな本読まんときや!」て怒られました。
いや、普通に車の本なんです㌔。
いや、そんで湾岸ミッドナイト。
相変わらずのテンションな訳です。
今までで一番好きだったのは80スープラのとランサーエボの話でした。
もう週間は読まなくなってコミック化された時に買うって感じなんです。
今回、驚いたのは僕が随分前(爆炎の魔法使いの時だから10年近く前)にに書いたのと同じ様な事が書いてあった事です。
以下が以前に書いた物。
『よくポルシェ911は大東亜戦争の頃の零式艦上戦闘機に設計思想が似てる
と言われてましたが実は直系はRX-7だよね?(っていうか当たり前なんだ
よね、ポルシェ911はメッサーシュミットME262じゃないかって思う。)
零戦、軽量コンパクト、旋回性が高く巴戦向き。
設計主査の貴島さんは嵐山に現存する零戦を設計全員で見学に行き
「60年前の日本人はすでにこんな素晴らしい仕事をしていたのだから
現代に生きる我々はもっと凄い事をやろうじゃないか。」
と言ったらしい。
軽量故の剛性感のなさ。
この辺は零戦と一緒だね。』
すげ。
同じ事、書いてある。
911のあの鬼の様な剛性。
「何があっても大丈夫」だと思わせる操縦性。
強風に煽られると×だけど一般的に言われる用に超高速域でもさほどナーバスじゃない。
その速度域でも割りと右へ左へ自由自在。
対してRX-7。
これは冗談じゃなく「フロントにGTウイング付けた方がいんじゃないの?」ってぐらいフロントの接地感、緩し。
RRの911がフロントで小石を踏んでも解るぐらいのフィールがあるのとは大違い。
輸入車とはいえ300万円の車と1000万円の車とを比べるのが逆にRX-7に失礼ではありますが。
その代わり低速(とはいえ相当なスピードですが)での自在感は確かにある。
これを自分で書いた時ってまだ911にはちょい乗りしかした事がありませんでした。
ですからME262とか書いてあるんですよね。
人から聞いた話とかじゃ解らない部分がやっぱり多い。
911なんて極悪燃費だと思ってましたから。
実は相当燃費は良いんです。
リッター10km前後走りますから。
街中で荒い運転をしても7kmはなかなか割りませんでしたから。
(とは言え?当然メッサーなんてもっと乗った事は無い訳ですが。)
戦闘機の話に戻すと。
零は大戦末期には既に列強の戦闘機とは相手になりませんでした。
防弾、消火システムさえ省いて軽量化してたんです。
乗員を大切にしてなかったとも言えます。
これがばれてから旋回戦には持ち込ませてもらえなくなり列強各国の戦闘機はどんどんエンジン性能を上げてスピード重視型へ。
一撃離脱戦法を取る様になりました。
零戦も出力を上げて翼端を切り落としスピード重視型へと方向転換を図ったのですがもうすでに基本設計は古く。
対してメッサーシュミットBf109などは大戦末期まで現役(零と比べたらと言うぐらいのレベルだったそうですが。両方、名機である事には変わりないとも思ってます)でした。
車でも何でも基本設計って大事ですよね。
とはいえ今の僕の愛車なんて「基本設計?何、それ。」って感じの車ではありますが。
衝突安全性なんて毛頭も考えてありませんよね。
個人的にスポーツカーが好きなんです。
限りなくレーシングカーに近い。
レーシングカーにはエアコンもオーディオもありません。
なのでこれはこれで正しいとは思ってます。