本日の裁判です。
平成30(ワ)39432
徳永先生と、狩野先生、選定当事者の方が出廷しています。
選定当事者の方は調査嘱託申立を、残る先生お二人も、それぞれ準備書面を提出しました。
徳永先生は、既に損害は訴外の和解金によって補填されている、と主張しているようです。
原告側は、不当な懲戒請求を出したのは、個別の行為である、
だから損害も被告の人数分発生していると主張しました。
一方被告側は、行為は個別の行為であっても、損害は請求の数だけ発生した訳ではない、
つまり一通であれ千通であれ損害は大して変わりませんよ、と反論しています。
実際、綱紀委員会では複数の懲戒請求も同一案件なら一件として扱っています。
被調査人も弁明書を一通出すだけなのです。
そこで、裁判長は次回期日までの宿題を出しました。
論点は原告の言う個別の不法行為であるのか、被告の言う行為は別であっても損害が
一体的として捉えられるのかということで準備してください
次回は11月5日です・・・
審理が長引きそうですね。
判決がどうなるかまだ分かりませんが、北、佐々木組原告の他のグループにも影響及ぼすかもしれません。
レポお疲れ様でした。
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