『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「機械」に相談する、「人間」に相談する 68/100

2021年10月16日 | 考える日々
昨日、逆説的に、
「相談の本質を考えたら、
自分で答えを出すってことだから、
相談相手はパターン化されたAIでもいいやん」
みたいな可能性について考えてみました。
昨日の記事はこちら

そんなこと書いといてナンですが、
今日、「人間」とゆっくりお話ししながら、
ランチをいただきました。マスク会食ってヤツ。
人と会って食事するのって、ホントに楽しい!

AI相手の相談って、たぶん、
こっちが煮詰まった時に、
一方的に、相手の答えを聞く。
そして、気に入らない答えは無視する。
みたいなことになるんだよね、きっと。

だけど、「人間」とのお話では、
相手が聞いてくれる、という力を借りて、
自分の中まで入って考えを汲み出し、
お互いの経験を聞き合って共鳴する、
みたいなことが起こる。

それは、
心から安心して話ができる時に起こる。
相手への信頼と尊敬がベースになっている。

改めてお話の時間を持つ、というのでなくても、
先週みたいに、大きな公園に行って寝そべって、
空と木漏れ日の下、サンドイッチとコーヒーで、
ぼ~~~~っとしゃべったり黙ったりしてたのも、
めちゃくちゃいい!

AIと違って、人間との生身の会話は、
展開があってもなくてもいい。
「あなたがそこにいる」
「私もここにいる」ということ自体を楽しむ。

評価したり、優劣をつけるのではなく、
最近、どうしてるの?
その出来事をどう感じたの?
それって、何だろうね?
今は、どういうこと考えてるの?
みたいなことを暖める時間。

ただ、「今は、そこで、そうしてるんだね」
「そういう事がしたいんだね」ということを、
確かめ、認め、相手が幸せであれと祈る時間。

…とか言うと、
なんか高尚すぎてニュアンスが違ってくるけど、
何なら、相変わらずのアホさ加減もコミで、
受け入れてもらって、相手のことも応援する。

それが、どんなに自分を励まし、
力を与えてくれるかを実感する!!
話が乗ってくるまでは、多少緊張もするけど、
やっぱし、人間すごい~~!
ありがたい~~~~~!

昨日は、ただのアルゴリズムとして、
相談者に機械的に答え続ける「モノ」相手でも、
結局は自分が答えを出すという意味では、
可能性はある、と思ったんだけどね。

機械って言葉「だけ」だけど、
人間の言葉には、
その人の経験の重さがあるし、
痛みも喜びも、それなりに共有できる。

機械と「人間」との違いって、もしかして、
話していて「相手が幸せを祈ってくれる」
「なんだかんだ言いつつ応援してくれてる」
みたいなことを感じられるかどうか、かもな~。

逆に言うと、そういうことを感じられずに
お役所仕事(←比喩です)や事務手続き系みたいに、
機械的に対応されちゃう時は、とほほ…になる。

いや、仕方ないんだけどね。
手続きや判断にブレがあったらマズイから。

ただ、仕方ないし、結果は変わらないとしても、
「申し訳ない」感が見えるだけで満足できるのは、
人間と人間で話をしたら、当然存在する
「情」をちゃんと交換できたから、ってことかな。

結果だけが大事だなんて思わない。


▼本日のフォルメン 68/100

昨日(下)が外向きだったので、
今日(上)は内向き。
同じアイテムで、その逆を動いてみた。

開いている感じ(外)と、閉じている感じ(内)。
エッジが効いた感じ(外)と、柔らかく孕めそうな感じ(内)。

外向き(下)の時、方向転換は、
いつでも立ち止まって逆方向。
内向き(上)の時、方向転換は、
同じ動きの応用を繰り返しながら進む。


※「何コレ?おもしろそー」という方は、
コチラをどうぞ。
私にとっては、
心を整えるヨガであり、瞑想の時間です。



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