『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

心理学+スピリチュアル=「トランスパーソナル心理学」

2022年12月28日 | 考える日々
勉強家のY先輩が、以前、
「これおもしろいよ」と紹介してくださった
「トランスパーソナル心理学」。

「トランスパーソナル心理学」って何?
って聞いたら、
「心理学にはいろんな流れがあって、
これまでの心理学との最大の違いは、
魂とかスピリチュアリティと言われる視点を
体系的に取り込んだ心理学」なのだそうです。

読んでみたら、確かに、
個としてのエゴの満足とか、
ユングとかフロイトとか
そういう話も取り込んだ、
さらに新たな切り口。

内なる私の成長と
外側の世界の成長の同時進行。
’’個を越えたつながり’’を説いている。
おお、これって
ミクロコスモスとマクロコスモスの話じゃん。

精神界に関することが、
きちんと体系立って学問に取り入れられるなんて、
なんか、時代は変わってきたな~。

シュタイナー界隈の人にも
自然科学系の界隈の人にも、
どちらにも、すんなり受け入れられると思う。
というか、私はめっちゃおもしろかった。

だから、この系統の本って、
他にどんな本があるのかと、
NDC分類(日本の図書館の棚は、
ほとんどこの順番で並んでる)の
棚番号を調べてみた。

今度図書館行った時、
どの棚を探したらいいのかな?と思って。

ら、なんとなんと!!!!!!!

「1 哲学、心理学、倫理学、宗教」 の中の(そこは納得)
「14 心理学」の中の(ここも納得)
「147 超心理学・心霊研究」だって!!

マジか~~!
心霊研究って、だいぶん違くない???
その棚に、最新の心理学動向の本を探しに来る人、
あんましいないと思う。

NDC分類って、「この本はココ」って、
誰が決めるんだろ?
出版社にいたころに、
申請した覚えもないんだけど。

ともあれ、
ずいぶんズレた棚にあるな~と
とほほ、なのでした。

シュタイナー本もそうだよね。
教育だったり、スピ系だったり、
歴史系だったり、宗教系だったり、
医学系だったり、アート系だったr…、

言及範囲が幅広いだけに、
既存のひとつの枠には当てはまらなくて、
どれもこれも、
なんかワケのわからん棚に散逸している。

まぁ、それだけ、新しい動きなんだ、
と思えば、ワクワクするけど。

それらが全部つながっていることに
壮大なものに包まれていることに、
今、自分が生きていることに、
ほんとうに驚きを禁じ得ないのよ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿