45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ライトベージュジャケットの着こなし その1

2013-05-10 05:18:02 | ライトベージュジャケットの着こなし
 ライトベージュのジャケットなど持っていないよという方にこそ、ご覧いただきたいのが今日のコーデ。春夏で、ライトグレージャケットと並んで活躍するのがコレ。
 グレーもそうですが、コーデが簡単。型通り着れば誰でも様になる。ラフにもドレッシーにも着こなせる。これだけ便利なジャケットにもかかわらず、ONでは着られない(着にくい)ことから着ている人が少ない。他人とかぶることが少ない。待てば、セールで必ずでてきてサイズが合ったら買っておくべきというのが大抵はライトベージュ。
 ライトベージュによく似たサンドベージュとオフホワイトという色があります。サンドベージュはグレーの入ったライトベージュ。オフ・ホワイトは白を加えたライトベージュ。それぞれ個別に取り上げる予定です。ライトベージュジャケットの素材はやはりコットン。サージのかちっとした雰囲気からポプリンやピケの一枚仕立てのもの、ハウンドツースとウィンドウ―ペインの重なった柄モノなど素材のバリエーションは豊富です。
 ライトベージュのジャケットの着こなしは、ライトグレーとほぼ同様。でも配色の造りだす雰囲気は全く異なります。ライトグレーが都会的でクールだったのに比べ、リゾート的です。淡い色の常として「白パン」とのコーデがスタート。淡い色の微かな「色味」を引き立て、OFFの雰囲気を盛り立てます。そもそも買ったけどあまり着ていないジャケットというのは「合わせるパンツがない。ジーンズとあわせたら変だった。」という話が多いのではないでしょうか。そういう時は、騙されたと思って白パンを穿く。急にお洒落っぽくなってしまって一体こんな格好してどこにいくんだろう。そう思えても、とにかくそれを着てどこでもいいから出かけましょう。
 インナーは白Tでもいいですが、明るいライトグレーTをもってきて変化をつけるのもいいでしょう。ベルトと靴は赤茶。写真はサンダル。写真のジャケットはマオカラ―、つまり詰襟仕立てですが。普通のテーラードカラーで襟を立てる着方もあります。なぜ、わざわざ、こういう着方をするかというと、シャツの見える部分が多くなると、ラフになりすぎるから。それと、Tシャツをタックインしてベルトをみせているのにも注意。
 これぞ、リゾート向けの着こなしの極意。こういう格好でパートナーと二人でスペイン旅行にでかけるのは如何でしょう。そんな予定はないと仰る方でも、サンダルをスリッポンに履き替えたらそのまま土曜の夜の南欧レストランの食事には最高の装いだし、夏場の空調の効いたリゾートホテルのロビーにTシャツ一枚でなくこういうジャケットが一枚あると便利でしょう?



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