45禁:オジサンのためのカラーコーディネイト

アラ還の筆者が45歳以上のオジサンを対象に、カラーコーデを図版入りで解説するという前代未聞のおためごかしサイトです。

ライトベージュジャケットと白パンツの着こなし その2

2013-05-11 07:26:22 | ライトベージュジャケットの着こなし
 淡い色のジャケットに暗い色のパンツを合わせる。いわゆる「上淡下濃」の着こなしがバランスがいいと思い込んでいる方が多いと思われます。しかし見かける限りにおいて、上淡下濃の着こなしが似合っている人は少ないです。縦方向の線が上下で二分されて、身長の低さを強調するだけの結果に終わっている場合が多いのではないでしょうか。
 身長に自信のない方はジャケットとパンツの明暗の差をつけない着こなし、それもできたらパンツとインナーの色は類似色ににして、縦の線を上まで通す、腰のラインが曖昧になる着こなしが有利だと思います。その意味では、カジュアルではタックアウトの着こなしがいいし、パンツを色的にも素材的にも目立たせない着こなしがよろしいかと思うのですがいかがでしょう。
 それじゃ、白パンなんて派手なものはそれだけで下半身が目立って短足を強調するようなものじゃないかと反論がでるでしょう。しかしそれは、着こなしの色合わせ次第でなんとでもなります。インナーに白いブロードクロスのレギュラーカラーのシャツを持ってきて、白パンツを穿き、ライトベージュのジャケット。これならもうパンツもシャツもジャケットの背景のような位置づけになっています。
 ジャケットのボタンを留めないと全体の白っぽさが気になるとお感じになるならニットタイを締めるという手があります。まさにニットタイとはこのような場面でしか使い道がないくらいのアクセサリーですが、無造作で簡素なコーデに花をそえる感じのものなのですね。
 これはどういう場面の着こなしなんでしょうか。5月から6月のフレンチレストラン、高級リストランテでよく冷えたスプマンテを飲むのもいいですね。
この、白シャツ+白パンは、プロのスタイリストにとっても魔法のコーデのようで、ベージュに限らずチェックのジャケット、ビビッドカラーのジャケットのコーデの際の救いの神的存在ですね。「迷ったら白パン」そういう格言が業界にあるかどうかしりませんが、我々素人も、出かけるまえにまず白パンを穿いてそれからジャケットを選ぶようにしたら日ごろ着ない服も着る頻度がたかまるかもしれません。それより、何より、いつもと違った気分で休日が過ごせること請け合いですよ。

 


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