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「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

テレビを見せる? 見せない?赤ちゃんとテレビの上手な付き合い方

2013年09月04日 | 保育のヒント

    赤ちゃんにテレビを見せていいかどうか迷ってるママはいませんか?

 “ 子どもがとても喜んでいる?!”  “育児雑誌のビデオ教材はため

   になると思う?!”とプラス思考に考えているママが多いのでは?

   それは危険大変な勘違いかもしれません。テレビが

  赤ちゃんにどのような影響を及ぼすかこれから大切なことをお知らせ

  したいと思いますので一緒に考えてみましょう。      

                  テレビはどんな影響を及ぼすか?

  赤ちゃんがテレビを見ることによる影響がいろいろ言われています。

  1歳頃までの乳児期に限って言えば、テレビを見せるメリットは 全くない

  とされてます。できるだけ赤ちゃんとの時間を大切に持ち 授乳やおむつ替え

  などの要求に応えてあげたり、抱っこや、一緒に遊んであげたりして

  ごく普通のことをしてあげることが大切とされています。こうしたことが

  ママに対する信頼感を育て 言葉をはじめ 知的な発達の基礎になるからです

  小児科学会の調査では、テレビ・DVDの視聴時間が 4時間以上になると 

  4時間未満の子に比べ、1才6ヶ月の時点で出てくる意味のある言葉が、

  2分の1になることが分かったそうです。

  また、赤ちゃんが一人でテレビを長時間みていると“親子の関わりが少

  なくなる” “ 外で遊ぶ時間が短くなる” ということから

  “社会性”“ 運動能力”  の発達の遅れも指摘されています。

   1日 30分~1時間を目安に 番組やDVDを見終わったらテレビを消して

  違う遊びに誘うなど 赤ちゃんが長時間テレビを見ないよう配慮しましょう

  

 

           テレビ、DVDのお約束 

    テレビは つけっぱなしにせず、見たら消しましょう。

           テレビを見せるときは、画面に近づきすぎないように。

    一人で見せるのではなく、見せるときはなるべく 親子で

      親も一緒に歌ったり、子どもの問いかけに応えることが大切です。

    授乳中や食事中は、テレビを付けないようにしましょう。

       ビデオの場合は まき戻して 繰り返し見せることはやめましょう。

      子どもの注意力が落ちて、ぼ~っとするような目をしたり、

      思考力が落ちてしまいます。                

    赤ちゃんの生活習慣に活用する。

      歯磨きや、着替えなどの生活習慣を身につけるための

      きっかけとして 

   さあ~  これでテレビとの付き合い方もカンペキ赤ちゃんと

   コミュニケーションをたくさんとって、ママ自身も楽しく子育てして下さいね 

                              保育室のようす    

                             

        何して遊ぼうかな?               「もしもしママですか?電話で

        アンパンマンにしよう              お話ししてるの!!」

                            

 

 


赤ちゃんのよだれ

2012年08月16日 | 保育のヒント

赤ちゃんはどうしてよだれが多いの?

それは一言でいうと、赤ちゃんはまだ口を閉じて唾液を飲み込むのが下手だから。

唾液の元となる唾液の分泌は、大人でも寝ている時より起きている時の方が

多いそうです。 

横になっている時は自然にのどの奥に流れていく唾液も、

体を起こした姿勢だと大人は無意識に飲み込めていますが

赤ちゃんはその機能が未熟。

そして、舐めたり、物をかんだりして、歯やあごを使うことによる

刺激によって、分泌量が更に増えるそうです。

            

そしてよだれとなって口からあふれてくるのです

ちなみに・・・唾液は食べ物の嚥下、消化を助けるだけでなく、

口の中の環境を清潔にする大切な働きをしています。

 

よだれかぶれ

よだれには、塩分や消化酵素などが含まれ、肌についたままにしておくと

肌荒れの原因になってしまいます 

あまり神経質にならない程度に、気づいた時に濡らしたガーゼ等で優しく

押さえるように拭き取ってあげて下さいね

(乾いた布でゴシゴシ・・はデリケート肌の赤ちゃんにはです。)

よだれが気になり始めたら、よだれかけをしてあげて下さい。

多いときは一日5~6枚必要かも・・・

          

 

おむすびの講座で・・・

わらべ歌講座では

 ‘あっぷっぷ’や‘れろれろ’などを紹介しています。

 ‘あっぷっぷ’でほっぺをふくらませ、唇を閉じる動作は

  筋肉を鍛えてくれるのに一役かっています。

 頬や口の周りの筋肉が発達しないと口を閉じていられないそうです。

 ‘れろれろ’は口の筋肉を鍛え、舌を動かす訓練になります。

 舌の動きがよくなると唾液が多く分泌され離乳食も進み

 言葉の発音もよくなります

 

  ベビーマッサージ講座で悩み相談 

 「離乳食の時に口をブーとして唾を吐きだして困るんです

 汚いからやめて!と口をふさいでいるけどやめてくれない時もあって・・

 「お店でブーっとするから困る

 というママからの相談がありました。

 講師の先生が「これは赤ちゃんにはふつうの様子、健全な発達ですよ

 「歯が生え始めると口のかゆみや唾液の量が多くなり、ブーと唾を出すのは

 普通なこと」と伝えると、ママはほっとして帰られました

 

6~7か月くらいの赤ちゃんは、よくブーブーと唇を震わせ唾を飛ばします。

これは唇の使い方が上手になったからこそ出来る技

赤ちゃんにとっては楽しい遊びのひとつなんです

 

おおらかにいこう

赤ちゃんの何気ない動きや遊びも一つ一つが発達の表れ、成長の証しなんですね。

家にいるときはたっぷりさせてあげて、見守ってあげて下さいね。

ただ、お店や人のお宅など、人目が気になる所では、

ママがさり気なく違う遊びに誘ったり、

ブーブーが始まったら「あわわ・・」とママの手を口に添えてみたり

別の場所へ行き、気分を変えてあげて、うまくかわしていってみて下さい。

 

    

 

まだまだ暑い日が続きそうですね

赤ちゃんはよだれに加え汗もだらだら

でも、汗をかくことは体温調節のための大事な機能。

きちんと汗をかける体にしてあげたいですね。

よだれも汗も出たらきれいにしてあげながら、

  水遊び お祭り  花火・・・     

赤ちゃんと楽しい夏を過ごしてください


赤ちゃんのポイポイブーム

2012年03月19日 | 保育のヒント

     7~8ヶ月頃になると、何でもポイポイと物を落とす

     赤ちゃんのポイポイブーム

     「もうやめて~」「だめよぉ」とつい言ってしまうと思いますが

     でも、これって、赤ちゃんの成長の上で、とても大きな役割を

     はたしているって、ご存知でしたか

 

         物を自分の方へ引き寄せ

              それをつかみ

                  それをポイッと落とす

 

      この落とすというのは、自分の体の機能を楽しみながら

     で見ると同時に、つかむことで感触(質・温度・重さ・形など)を確かめ

     落とすことで距離感や落ちた時の音、状態、様子などを観察しているのです。

                   

     その物がどんな物で、この高さから下まで落とすとどういう風になるのか

     転がっていく様子などを、興味深く観察し、わかるまで何度も何度も繰り返し

     確認して、上と下(高さの感覚)も学んでいきます。

     

     拾っても拾っても、どんどん落とす赤ちゃんに、

     ついつい、ため息や文句が出てしまうこともあるかもしれませんが

     大人は拾い役に徹し、どんどん赤ちゃんが納得いくまで

     落とさせてあげましょう

 

     わらべうた講座の永田先生も講座でおっしゃっていますが、

     これも可愛い赤ちゃんの成長に大切な行動の一つで、

     納得すれば、やらなくなります。(その日までが長いかもしれませんが)

     たっぷりやらせてあげて、優しく見守ってあげて下さい。

      

     ただし、落とされては困るものは手の届かないところによけ、

     落としても危険のないように落とすものの素材や場所等は

     十分配慮して下さいね。

 

     落とすことが赤ちゃんの学びの行為だという視点から

     赤ちゃんを観察してみてみると、面白いかもしれませんね

 

     ちなみに・・・

     1歳を過ぎると、物に対する興味ではなく、

     相手の反応を面白がってやることもあります

     子どもがママ達を遊びに誘ってくるのですね 

 

     2歳くらいになると、遊びの一つとして≪落とす⇒拾う≫ということを

     楽しむケースもあります

     また、『だめ!』と言ったことにわざと反応して落としたりすることも

     自我の芽生えの時期ですね

 

     いずれにしろ、赤ちゃんのやっている行動には、

     ちゃんと、立派な理由があったのです

     赤ちゃんは日々、成長しているのです

 

 

 

 

 

 


 完璧なんて親なんていないんです

2012年01月05日 | 保育のヒント

 

あるママが、赤ちゃんが産まれたばかりで家事を

うまくこなせず保健師さんの「新生児訪問」を受けた時の話です。

  ママ:「すみません こんなに家が散らかっていて・・・・」

   保健師:「いいんですよ。赤ちゃんがいるのに

                   綺麗すぎる家の方が心配なんですよ」

この言葉に新米ママは、どんなに救われたことかわかりません

と話していました。

 

 誰だって、赤ちゃんが生まれて

      「いいママになりたい!」  

                   「家事もしっかりやりたい!」と思うことでしょう。

 けど、頑張らなくては!我慢しなきゃあ! と

1人で頑張れば頑張るほど、ストレスや不安が募ることも珍しくはありません。

                         

  カナダには、1987年に始まった「ノーバディズ・パーフェクト」という

プログラムがあるそうです。

これは、0歳~5歳までの子どもをもつ親のための教育・支援プログラムで、

時には人に助けてもらうことも必要だといっています。

 

「自分のために時間を作っていますか?」 

 赤ちゃんがいるからって何でも我慢する必要はありません。

時には、「おむすび」や「パパ」に預けて、自分の為に時間を使うことが

大切なんです。

 おむすびを利用して下さるママには、美容院や友達とランチなど

ご自身のリフレッシュで赤ちゃんを預ける方がたくさんいらっしゃいます。

 みなさん、自分がリフレッシュすることで、

        より優しく赤ちゃんに接することができた

          赤ちゃんをより可愛く思うことができた

と、おっしゃいます。

 赤ちゃんにとっても、ママ以外の人と接することはとても刺激になり

コミュニケーションづくりの基礎となっていきます。

 

「それ、本当に今日しないといけないこと?」 

  赤ちゃんの世話をしていると「ご飯作ってない」「掃除していない」など

時間が足りなく感じることが多いですよね

けど、本当に今日やらないといけないことでしょうか

ノーバディズ・パーフェクトの考えでは、家事には2種類あるそうです

  <必ずしなくてはいけないこと>

       赤ちゃんにミルクや離乳食をあげる

      休息をとる

 

  <できればしたほうがよいこと>

      床をそうじする(赤ちゃんの誤飲やケガを防ぐため)

 

だそうです。

 赤ちゃんとしっかり目を合わせて遊ぶことは重要なことで、

時には家事に優先順位をつけることや

家事を省くことも大切だそうです

 

「だれだってストレスはあります!」  

おむすびで開催している「わらべ唄講座」の講師である 

永田陽子先生(臨床心理士)が相談を受けたママの中には、

パートナーに対するストレスや自分の親に対するストレスを抱えている

ママが多くいらっしゃったそうです。

 以前、おむすびで取ったアンケート結果でも、生まれて1年位は協力的だった

夫も子どもが大きくなるにつれ、非協力的になったという結果が得られた

ことがありました。

 話し合って、協力してもらえることはやってもらう

 一時保育に預けるファミリーサポートセンターに家事を頼む・・・などなど

 ストレスを我慢するのではなく、ストレスを解消するための方法を

見つけることも大切です。

 

「誰だって、初めから親になれるのでなく、赤ちゃんと同じように

いろんな経験をして失敗を重ねて親になっていくのです。

完璧な親もいません。今、自分にできる最善なことをやること、

それが一番大切だと「ノーバディーズ・パーフェクト」は言っています。

 

けど、どうしてもストレスや不安を取り除けない時には、

周りに相談することも大切ですよ

 

おむすびでは、いつも頑張っているママを応援しています

大切に大切にみなさんの赤ちゃんをお預かりさせていただきます 

   

     スタッフ一同ご利用お待ちしております    


人見知り

2011年11月22日 | 保育のヒント

  だんだん寒くなってきましたね。

    

      おむすびの装飾も秋ふかし・・・くまさんは、焼き芋を焼いています。

 

  外は、落ち葉、どんぐり、紅葉もきれいですね。

 空気が冷たくなってきてもう秋から冬に向かってますね。

 お天気の日は外に出るのが気持ちいい

 でもでも、「人見知りがひどくて・・・」「最近はパパでも泣くから

 どこにも行けない」なんて、赤ちゃんから離れられず

 困っているママも多いのでは・・・

 

 赤ちゃんの人見知りは一般的には生後5~6ヶ月、

 早い子は4ヶ月位から始まります。

 原因はよくわかっていませんが、一過性のもので

 医学的には決して心配いらないとのことです。

 

 知らない人を見つめて泣き出すのは

 喜び・不快・好き・嫌い・恐れや怒り

  といった感情が育ってきたという時期的な

 心の成長なので、人見知りが始まったら

 「この子はまた一つ進歩したのね」と思ってよいのです。

 

 人見知りをすごくする子もいれば、

 中には全くしない子もいます。

 ないのが逆に心配というママもいると思いますが、

 泣くだけが人見しりではありません。

 じっと凝視するなど実は小さな変化が

 起きているはずです。

 反応の出方は、持って生まれた性格と

 環境の差もあるのでしょうね。

 

 人見知りを直そうと、わざと色々な人に抱かせたりして、

 人に慣らす訓練をしても逆効果

 結果的に怖がらせ、他人に対する警戒心が

 強くなってしまいます。

 赤ちゃんを怖がらせない為に、顔を覗き込んだり

 急に声をかけたりしないようにお願いしておくのも一つです。

 赤ちゃんが不安がっていたら先ずは

 ぎゅっと抱きしめてあげて下さい。

 

 赤ちゃんはママの顔をじっと観察しています。

 「この子、泣くんじゃないかしら」とママが

 不安顔になると、赤ちゃんに不安が伝わって

 しまいます

 ママが赤ちゃんを抱っこしながら、相手と笑顔で仲良く

 リラックスして接していれば、赤ちゃんも安心します。

 

 人見知りは成長と共にだんだん解消していくので

 この時期はた~っぷり赤ちゃんを抱きしめ

 愛情を注ぎ込んであげて下さいね。

 

 そうは言っても、この頃になると、ママも精神的にも

 体力的にも、疲れてくる時期ですよね。

 「ちょっとだけでも、赤ちゃんから離れてリフレッシュしたい

 「泣いちゃうけど、出かけないといけないの

 などなど、ママにも事情があります。

 大丈夫出かけて良いのです

 

 ここ、おむすびを利用されるママ達も

 人見知りを心配される方がいらっしゃいます。

 赤ちゃんが泣くことは悪いことではありません。

 感情表現の一つで、別れ際にわーっと泣いても

 泣いて発散した後すっきりして

 その後は楽しく過ごす赤ちゃんも大勢います。

 たっぷりと愛情を充電してあげて、ママは安心して

 お出かけ下さい。 そして、戻った時に

 「ただいま」「お留守番ありがとう」「会いたかったよ

 とまた、いっぱい抱きしめてあげて下さい。

 出かけても、ちゃんと戻って来るよ、ということを

 伝えてあげて下さい。

 少しの間離れていても、また帰って来ることがわかれば、

 赤ちゃんは不安で泣くこともなくなってきます

 そして、ママにとっても、赤ちゃんと時間・距離

 おくことで、リフレッシュされ、元気がでて

 赤ちゃんへのいとおしさも増してくるのです。

 

 人見知りの時期だからって、一人で抱え込まず、

 困った時は、ご両親でも友達でもご近所でも…

 甘えていいのです。

 

 ここ、おむすびもいつでもお待ちしています

 

    

 初めて同志でも、ここに来ればみんな仲良し・お友達

 

 

 

 


イクメンとは生活人のこと!

2011年10月21日 | 保育のヒント

父親の育児支援を行うNPO法人の代表の方が

新聞に「パパ力」を磨くためのアドバイスを書いていました。

どれも、説得力のある内容で、親になり、

育児を楽しむ生き方をすることが、

パパ自身を高めて、自立した生活人となることに役立ち、

人間として成長できるかが、わかりました。

アドバイスは、父親に対して書かれていますが、

ママにとっても、パパやパートナ―との関係を違う角度から

見ることが出来るかもしれないので、

ちょっと紹介してみたいと思います。

 

ひとつめは・・・頭のOS(基本ソフト)を入れ替える

子どもが出来たら、まずOS(基本ソフト)を入れ変えること。

女性は、妊娠、出産という圧倒的な実感を持って

「親になる」という事実を受け入れるが、父親はなかなか

「父親スイッチ」が入らない。

ライフスタイルや仕事への取り組みを見直すことが必要になります。

親になるということは、その人の在り方を変えるくらいの大きな

出来事なのです。

 

   ふたつめは・・・ こどもと向き合って育てよう

子どもを「育てる」ことは「向き合う」こと。

出産と母乳をあげること以外の育児は、男性にもできます。

父親が、積極的に子育てや家庭生活に関わると、

子どもの健全な成長は、もちろん夫婦の絆が強まったり、

父親自身の生活力が磨かれます。

平日は、忙しくて育児に関われないと思っている

父親がいますが、大事なのは、毎日10分でもいいから

自分に出来ることを見つけ、時間は少なくても

子供と向き合い続けていくことです。

そうすると、わずかな変化や成長に気づき、

感動が深まっていきます。

 

    みっつめは・・・自分のことは自分で

育児を通して培われる力は仕事にも生きます。 

1.タイムマネージメント能力

共働きのママが、子どもをお迎えに行くのに定時に

退社するため、日時間をやりくりして仕事を片付けるには、

タイムマネージメント能力に当たります。

2. コミニュケーション能力

ママは、子どもの成長のために失敗を数多く

経験させてあげますが、これは部下を育成する際の

コミニュケーション能力にも通じます。

3 リスクマネージメント能力

子どもが風邪ぎみの時に厚着をさせたり、

外遊びをやめさせて症状の悪化を防ぐことは、

職場のリスクマネージメントに通じます。

こうしたことは、ワーキングマザーであれば

、誰でもがやっていることです。

男性にできないはずがありません。

世間で言われる「イクメン」も特殊な人種ではありません。

自分のことが自分でできる「生活人」のことです。

日本では、妻に依存して自立していない夫が多い。

育児に関わることで生活力や、自活力、人間力や

ネットワーク力を高めることが出来るのです。

 

       よっつめは・・・世界を広げる一歩を

自家完結せず、他の家族とコミニュケーションしよう。

子育てに熱心なパパは増えているが、ほとんどの人はシャイで、

他の家族とコミニュケーションしようとしません。

でも近所に同じ年の子どもがいる家族とつながると、

お互いに支えあっていけるようになり、子育ても楽になります。

僕の地域デビューのきっかけは、子どもの保育園入園でした。

送り迎えを通して父母のつながりが増え、行事に関わる中で、

「保育園は、子どもをあずかってもらうだけでなく

自分も学べる場」と気付きました。

小学校でPTAに携わる中で、子どもに関わる社会問題を

自分の問題として捉えるようになりました。

子どもは、地域とのつながりを開く”プレミアチケット”。

地域とつながれば、パパの世界も広がり人生も豊かになります。

 

       いつつめは・・・ママとハッピーな関係に

多くの男性は、女性は、誰でも子育てが完璧にできると

錯覚しています。

自分が父親一年生であれば、ママも母親一年生。

育児の悩みから「産後うつ」になる人も増えています。

僕は3人の子育てを通して、ママが皿を置く音を

聞いただけで、ママの精神状態がわかるようになりました。

「カチャ」が「ガチャ」になったらストレスが高まっている証拠。

自分から進んで家事を手伝います。

時には黙ってママのぐちを聞き、

「頑張っているね。」「ありがとう」と感謝を伝えます。

ふたりっきりの時間を持ち、話し合うことも心がけています。

子育ては、いろんな感情を二人でシェア(共有)しやすい。

夫婦でシェアできればしんどさは、2分の1で済み、

楽しさは2倍以上になります。

夫婦は、「子ども」を共通項として、つらいことも、

楽しいことも共感し

支えあって生きていくことができます。

そしてその経験が夫婦の絆をより強くしてくれるのです。

        

 

このアドバイスを読んで、「そうだそうだ」とか、

「うちのパパもこんなふうに考えてくれたら・・・」と

思ったママも多いと思います。

世間で言われている「イクメン」は理想だけど、

なかなかすぐには難しそう、

ただ、ママがどんな気持ちでいるのかは、

気づいて欲しいし わかっていてほしいですよね。

ついついイライラしたり、カッカしているときに、

怒りの感情とともに不満をパパにぶつけてしまったり

するけれど、それでは、相手は、

しっかり受け止められないものです。

冷静に自分はこう思っていると伝え、パパにも

思っていることを話してもらえるといいですね。

うまく言えないなら、

手紙を書くのもいいかもしれません。

実際にいろいろ手伝いができなくてもママの

子育ての大変さを理解しようとするのも立派なイクメンです!

そして、子どもと向き合えるパパを目指して少しずつ

我が家の「オリジナルイクメン」に成長してもらえば

いいと思いますよ。

                             

 


赤ちゃんの寝かしつけ

2011年08月25日 | 保育のヒント

 ようやく秋らしくなってきましたね

        暑い日が続くと赤ちゃんもぐっすり寝れなくて

            ご機嫌ナナメなんてことはありませんでしたか?

 

                               

     

赤ちゃんを頑張って寝かしつけようと焦れば焦るほどなかなか寝てくれない

やっとのことで寝かしつけた赤ちゃんをそ~っとベッドに置いた瞬間、

目を覚ましてしまうなんてことは良くありますよね

 ママのちょっとしたリズムの取り方や肌の感じを赤ちゃんは感じ取っているからと

いう説もあります

                         

今日は、おむすびでどんな風に赤ちゃんを寝かしつけてるか紹介してみます 

すべての赤ちゃんに効果があるとは言い切れませんが、

     いろいろな方法を試していくうちにその赤ちゃんにあった

         心地良い寝つきの方法を見つけてあげれるといいですね

                                  

 

  まず、赤ちゃんの服装や室温、オムツが濡れてないか確認しましょう

   赤ちゃんは体温調節がまだ未熟です。暑すぎたり寒すぎたりすると寝つけない

  原因になります。

   おむすびでは赤ちゃんが寝つきやすい音楽をかけています   

                      

   今まで遊んでいた赤ちゃんが眠くなってグズグズすると・・・

   子宮内で聞こえる血流や心音の入った音や、ゆったりとしたオルゴールなどの

   子守唄のCDに変えます。そうすることで泣いていた赤ちゃんが音楽の

   変化に気付き、落ち着いて眠りへ入ることができます。

 

  おむすびでは赤ちゃんをお家のバスタオルでくるんであげます   

    実は赤ちゃんは、においに敏感です。お家から持ってきていただいた

   バスタオルには各ご家庭の洗剤のにおいだったり、ママのにおい

   だったり、いつも感じている安らげるにおいを嗅ぐことで安心できます。

    また、くるんでいることでベッドに置いたとき、ママの腕と布団の温度差や

   モロ―反射でびっくりして起きてしまうのを少なくできます。

    中には、タオルにくるまれたままを嫌がる赤ちゃんもいたり、

   タオルが赤ちゃんの顔にかかってしまい呼吸が出来なくなることもあるので

   深く眠りについたことを確認したらそっと取ってあげてくださいね

       (おむすびでは、そっと布団代わりにかけてあげます

              

     お持ちいただくバスタオルの大きさは赤ちゃんをくるむことの

            できる大きさのものをお願いします

 

   ラックや抱っこ、おんぶなどで寝かせます 

   赤ちゃんが落ち着く抱き方(縦抱き・横抱き)で、赤ちゃんの心拍に近い

   リズムで上下に揺らしたり、左右に揺らしたり、保育士が唄を唄って

   あげることもあります  

                        その他・・・

       赤ちゃんの呼吸に合わせて横でわざと寝息をたてる

          赤ちゃんのおでこをナデナデする

                      ラックでゆらゆらする

             足を優しくマッサージする

 

                               などなど・・・・

 

   ママがゆったりとした気持ちで寝かしつけてあげることが一番かも

   しれませんね。

  

   おむすびスタッフはいつも赤ちゃんの寝顔から癒しをいただきながら

     赤ちゃんを大切に大切にお預かりさせていただきます 

           ご利用お待ちしております


赤ちゃんと絵本

2011年08月04日 | 保育のヒント

赤ちゃんはまわり人のぬくもりを感じながら言葉を

かけてもらうのが大好きです

歌ったり手遊びしたり…と同じように絵本も、

見るもの、聞くものすべてを受け止め記憶していきます。

赤ちゃんとの毎日のコミュニケーションの中で言葉の

土台が育つと言われます。

 

    赤ちゃんに読み聞かせ

 

読み聞かせと言っても、初めは大人の読む声や表情や仕草に

注目し、徐々にそれに反応しながら、絵本にも

注目するようになると考えられているそうです。

絵本から言葉が生まれ、イメージがうまれていくのですね。  

ママやパパが一緒になって楽しみ、絵本を読んであげることで

赤ちゃんの心は成長していきます。

読み手であるママやパパの「元気に育ってほしい」という気持ち

そのまま赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんの気持ちに働きかけるのです。

そして、赤ちゃんは読んでくれる大人との関わりがとても

嬉しいのです

 

    読んであげるとき

 

1. 赤ちゃんを膝の上に抱っこして、または並んで読むのが理想的

   ママのぬくもりが鼓動が赤ちゃんの背中に伝わっていきます。

2. 赤ちゃんの目線に合わせて優しくゆっくり丁寧に。

3. 赤ちゃんの反応を見ながら、読んでいる途中で目が合うことが大切

 

    どんな絵本がいい

 

1. 一つのページに絵がひとつのもの

2. 背景のないもの

   (絵柄の周りに色々あると意識が散漫になるので)

3. 単純で線や輪郭がはっきりしたもの

4. 身近な物、見たことのある物(乗り物動物食べ物など)

5. 言葉は擬音語や擬態語、リズムのあるもの

   (コロコロ・ザーザー・ゆらゆら・ニコニコ等)

6. 音や短い言葉の繰り返しの出てくるもの

   (絵本には繰り返しがよく入っていますがそれは

   子どもがものマネや繰り返して行動することによって

   物事を理解していくからだそうです)

 

    語りかけの不思議

 

ママが赤ちゃんに話かける時、自然に声のトーンが

高く抑揚のある口調でゆっくりテンポになり

同じ言葉の繰り返しが多くなるそうです。

これを聞いた時の赤ちゃんは喜んでその声のメロディーを

真似しようとするそうです。

5,6ヶ月になると1つの文節から単語を切り離して

聞けるようになるそうです。

あかちゃんの関心のある言葉を何回も繰り返して

聞かせてあげることで、記憶力も形成されて

いくのだそうです。

  

    おむすびでも

 

 おむすびでも絵本の好きなお友達がいます。

           

                          

 

おむすびには、車電車食べ物動物などの

絵本があります。

触ったり、かじったり、一生懸命ページをめくりながら

みんな、絵本を楽しんでいます。

膝に抱きながら、一緒に絵本を見ていると

なんだかとても温かい平和な気持ちになってきます。

絵本の魔法が赤ちゃんとの素敵な時間を

もたらしてくれるんですね

 

 

 


レスパイトケアのすすめ

2011年07月08日 | 保育のヒント

                             

「レスパイト」という言葉は、聞き慣れない言葉ですが、

「息抜き」や「休息」のことを言うのだそうです。

「レスパイトケア」とは、在宅で介護している人が心身の休息を得るために、

施設などが、一時的にそのケアを代行したり、支援をすることだそうです。

この「レスパイトケア」が現在、子育て中の母親にも、必要ではないかと、

子育て支援の専門家の先生は言っています。

                                      

この先生は、長年行っている母親への聞き取り調査から、

社会の中から居場所を失って、不安を感じたり、自分に自信をなくしている

子育て中の母親が多くいることに気づいたそうです。

 そこで、どんな母親にもサポートが必要と考え、

ある区の子育て支援事業を設立、親子で、自由に遊べる広場と、

どんな理由でもあづけられる一時保育を立ち上げたそうです。

                              

「お母さんがほっとする時間を持てば、心にゆとりができ、

子どもにも笑顔で接することができます。

だから、お母さんが、自分の時間を持つことを心から応援したいんです。」

と、この先生は、一時保育を利用したあるお母さんの例を紹介しています。

 そのお母さんは、育児ストレスを抱えて、一時保育を利用されたのですが、

子どもをあずけて外にでてみると、今までと世界がちがって見えたそうです。

きっと、子育ての重圧をひとりで抱えていて、まわりを見渡す余裕が

なかったのではないでしょうか。

スタッフが、

「いつでもあずけてください。いっしょに育てましょうね。」

と、声をかけ送り出したら、それ以降広場にはたびたび遊びに見えるが

一時保育の利用はされていないとのことです。

どうしてかと言うと、いつでもあずかってもらえるという安心感があるため、

子育てがつらくなくなったそうです。

専業主婦のお母さんは、リフレッシュのために子どもをあずけることに

抵抗感や、罪悪感があるかもしれません。

でもいざと言うときに預け先がある安心感は、

子育てそのものを楽にしてくれるようです。

                                

お母さんのリフレッシュのために、子どもを預けるメリットは、

お母さんが、また明日から子育てをがんばろうと思えることです。

子どもにとっては、母親以外の大人や他のこどもとの関係は、

刺激になるということです。

お母さんが大きなストレスを抱えている場合は、

預けることが親子にとって良い結果となる場合があるそうです。

                                        

しかし、母さんが、子どもを預ける気になっても、立ちはだかる

二つのハードルがあるとのことです。

ひとつは、パートナーの反対です。

それは、子育ての大変さが意外とわかっていないせいでもあります。

最近、育休をとったパパ達の手記をみると、みんな一様に

子育てと、家事をするのが、こんなに大変だとは思わなかったということが

書かれています。

やってもらうと一番よくわかると思いますが、

それはなかなか難しいので、ひとつの方法としては、

お母さんの一日のタイムスケジュールを書き、さりげなくテーブルに

置いておくなど、上手に訴えるのがよいようです。

子どもをあずけるにあたってもしたいことや、あずけることが必要な

理由なども具体的に書き出しておくと説得しやすくなるようです。

また、子どもをあずけて自分の時間を過ごしたお母さんが

とてもやさしい表情で帰ってくることが、パートナーにもわかると

協力してくれるようになるそうです。

                                          

もうひとつのハードルは、お金です。

人にあずけると多少なりともお金がかかるわけですが、

サラリーマンが働きづめより少し休息をとったほうがうまくいくのと

同じように、お母さんが子どもとよりよく向き合うための

必要経費ととらえてもらえるといいですね。

親が自分の時間をもって充実していると、余裕をもって

子育てを楽しめ、それは、子どもにとっても幸せであると言えると思います。

大切なのは、お母さんが自信を持って、

笑顔で子どもと接することができることですよね。

                                           

 

 

 

 


保育士も赤ちゃんの成長が楽しみ

2011年06月09日 | 保育のヒント

6月になり、梅雨の季節となりました。 雨雲の向こうの青空が待ち遠しいきょうこのごろ・・・少しずつ夏も近づいていきます。 

さあ~ おむすびの保育室はどうでしょう  

 

                          

  毎週おむすびをご利用下さるママと赤ちゃんがいて、とても賑やかです。最初はやはり、ママとの結びつきが一番ですから、赤ちゃんも不安そうな顔になってしまうこともあります。

でも、遊びに来る回数が増えると 安心感が芽生え、大好きなオモチャで遊んだり、触れ合う遊び (手あそびや、保育士とスキンシツプ) を楽しんでいます。

 中には、ケラケラ声を出して笑って ‘‘もっとやって~” とお尻をフリフリして要求する赤ちゃんも   保育士も期待にこたえ  コチョコチョ  それが満足できるようになると、人間関係をきずく能力の基礎にもなるようです。

一人あそびだった赤ちゃんも、遊びを通して友達にきづき、相手を意識するようになります。 だんだん一緒に遊べるきっかけになっているようです。

 おむすびには、一緒に遊べるお友達に出会えるチャンスもありますよ   そんな赤ちゃんの様子をママにそっとお知らせ  赤ちゃんをお迎えに来たママに一日の様子をお話します。

中でも、毎週ご利用くださるママは、お迎えに来ると、赤ちゃんの様子を聞くのをとても楽しみにしてくれています。 「またからだが大きくなりましたね。」  「こんなことが出来るようになりました。 」  「もしかしてこんなこと好きですか?」  と今日の赤ちゃんの成長を一緒に喜び共感しています。

       

 保育士は皆、赤ちゃんに毎週会えるのが‘‘楽しみ!!“ ママにとっても、赤ちゃんにとっても、安心の出来る居心地のよいところでありたいと思います。

おむすびスタッフ一同 ママと赤ちゃんを応援していますので沢山ご利用下さいね。

 ちょっと見てみたいおむすびの保育室にようこそ

                赤ちゃんは何をしているのかな??

                     

個々にお気に入りの  電車ごっこしよう!  なかよしになったよ!

おもちゃをみっけ!

 

 ではまたおむすびでお会いしましょう

 

 

 


祖父母にあづかってもらう時のこと

2011年05月27日 | 保育のヒント

                                   

 

 保育士で、講演活動や、本を執筆している人が、全国を回った時、

 お母さんたちの悩みで一番多いのは、「自分の子どもについて」だったのですが、

 次に多いのが、「祖母とのかかわり方」だったそうです。

 おばあちゃん、おじいちゃんが、そばにいてくれるととても心強く、

 子どもをあづかってもらうことも多いですよね。

 多くのお母さんにとって一番安心してあづけられるけれども、

 子育ての価値観のちがいから、ちょっとしたことで意見が衝突し、

 関係がぎくしゃくしてしまうことがけっこうあるようです。

 

                                           

 

 よくママから言われるのが、

  「おばあちゃんが、甘い物を食べさせるので、 困る」という

  内容だそうです。

  おばあちゃんは、孫を虫歯にしたいわけではなく、孫の

  喜ぶ顔が見たいだけなのですが、ママにしてみると、

  子どものためを思って、制限したり、歯磨きをがんばっているのに、

  その努力を無にしてしまうようなことをされてしまう、しかも子どもは、

  好きな甘い物をくれるおばあちゃんの方が、いいと思ってしまったりして・・・

  このような場合は、甘い物なら、何をあげていいのか、

  おいもや、手作りのプリンだったらいいとか、

  事前に情報を伝えておくと良いようです。

 

                                                     

 

  また、泣いてぐずった時の対応の仕方も同様です。

  あづける頻度にもよりますが、子育てのベテランであっても、

  ママがいなくて泣いた時の対応は、難しかったりします。

  子どもが好きなおもちゃや、眠くなった時にいつも持っているタオル、

  おしゃぶりをわたしておくなどの準備も大切とのことです。

  いつも見ているから、わかっていると思っても、

  いざという時思いつかないことがあるので、

  言葉で伝えておくといいですね。

 

                                     

 

  それから、子育ての主役はパパとママで、

  祖父母は、あくまでも、サポーター役なわけですが、

  子どもをあづける時くらいは、自分たちのやり方に任せてほしい

  というのが、祖父母の本音のようです。

  あづかる間の過ごし方をこまごまと指示され、そのとおりに

  しなくてはいけないとなったら、祖父母も疲れてしまうからです。

  事前に伝えるべき点は、伝えておいた上で、基本的には、

  祖父母のやり方に任せるという心づもりで

  あづける方が、祖父母もやりがいを持って孫の面倒が見られるそうです。

  子どもにとっても、いろいろなかかわり方をしてもらうことで、

  刺激になったり、いろいろなやり方があるんだと学ぶいい機会にも

  なるわけです。

  現代は、子育ての伝承がされていないと言われています。

  ママやパパが、祖父母の子育ての知恵や方法にふれることも

  実は大切なことと言えるのではないでしょうか。

 

                                                 

 

  時代によって価値観は、変わります。

 祖母の世代の子育ては、子どもをあづけることをめったにせず、

 ずっと子どもの面倒を見るのが当たり前でした。

 ですから、「もっと子どものために時間を使ってほしい」と、

 考えている祖母が 多いことも理解できることです。

 価値観の違いを感情的でなく、穏やかに話し合う姿を

 子どもに見せる努力をしていくことが大切だし、

 そのこと自体が、子どもの社会性を育てる最高の教育になると、

 この保育士さんは、言っています。

 

 

                                                 

  

  

  

  

  


相談が多い子育て中の3つの悩み

2011年05月09日 | 保育のヒント

                                                   

先日投稿した「保育のヒント」に出てきた都内のある区の

子ども家庭支援センターには、前々年度に約3000件の相談が

寄せられたとのことです。

3歳児までが70パーセントを占めるそうですが、多い相談内容というと、

第1位が、「昼夜の授乳、おむつ交換で眠れない、疲れる」だそうです。

はじめのうちは、赤ちゃんも慣れなくて、母乳やミルクをちょっと飲むと、

疲れて寝てしまい、すぐにおなかが空いてまた泣くの繰り返しだったりして

お母さんは、寝てもすぐ起こされ、ずっと睡眠不足が続きます。

出産前の生活リズムは、当然くずれ、睡眠がとれないと、

イライラしたり不安定になったりします。

 

                                           

 

これに対して保健師さんは、

「産後しばらくは,誰でも心身の不調はあります。

赤ちゃんが成長して寝がえりをするようになれば、今度は、

窒息しないかと心配は絶えません。

心身を休めるために、実家をたよる、ご主人のお母さんに応援を

お願いするなどは、お母さん自身の選択が最優先です。

ほかに子育て支援窓口、保健師さんの相談すれば、解決策は、

必ずあります。」とアドバイスしています。

 

                                            

 

 第2位は、「よその子に比べて体重の増え方が遅い、

 ミルクの飲み方が少ないように思う」という発達に

 関することです。

 発達の悩みについては、

 「首の座りが遅い、オムツがまだとれない、言葉がうまく出ないといった

 相談もある。どれも切実だが、子どもは一人一人タイプがちがうもので、

 一様ではない。どうしても心配なら、私たちや保健師に

相談してほしい。保健師は、数多くのケースを把握しています。

専門の先生が必要と判断すれば適切な指示を示してくれるはずです。」

と言っています。

 

                                            

 

第3位は、「ママ友との付き合いなど人間関係がわずらわしい」です。

「このような悩みは、比較的高齢で出産された方に多いようです。

社会の第一線でバリバリ働いてきた人が、

 出産を機に人間関係ががらりと変わることで、こうした悩みに直面します。

中には、出産しない方が良かったと訴える人もいます。

公園で知り合ったママ友は、年下だが子育ての先輩で、

なかなか相談しづらいといいます。

実は、こういう人のために

相談窓口はあるのです。様々な人との接触から母親としての

本来の力が出てくるのです。高齢化、少子化の今は、

周囲に育児を助けてもらう覚悟も必要です。」と言っています。

 

                            

 

「育児書の知識はざっくりでかまわない。

こどもは、何かあれば泣くし、何もしなくても泣く。

育児は困るもので、困って当たり前。

赤ちゃんは、泣くという面では皆同じでも、個性はちがう。

私達は、いつもあなた達と一緒にい

ると思っている。

気軽に相談してほしい。」

と、相談員は、呼びかけています。

 

                              

 

身近に話す人がいない、いても忙しくてじっくり聞いてもらえない、

話しても、「そのくらいみんなやってきたこと、お母さんになったのだから

がんばりなさい。」と、つらい気持ちを理解してもらえない場合もあります。

育児の悩み、不安をかかえている人は、自分だけではない、

たくさんいます。

「他のお母さんのためにも、自ら発信する勇気を持ってほしい。」

と、記事の最後に結ばれていました。

 

                     

 

 

 

 


大人同士の会話が大切です。

2011年04月15日 | 保育のヒント

                                       

  東京のある区のこども家庭支援センターの育児相談員をしている人の

  お話が、新聞に載っていました。

  夕方、あるお母さんから、

  「子どもが、もう20分近くも泣きやまない。どうしたらいいか。」

  といらだった様子で、電話が入り、

  ミルクをあげてもオムツも替えてもだめ、夕飯の支度も迫ってきて

  パニックになったようだった。

  相談員が、すぐに訪問すると、赤ちゃんは、もう泣きやんでいて、お母さんも

  落ち着きをとりもどしていたのだった。

 

  相談員の一人は、

  「育児を誰にも相談できない、頼れる人もいない。

  思いどうりに行かないストレスを抱えたまま孤独に沈んでいる

  お母さんが多い。」と話します。

  その背景としては、

       少子化で赤ちゃんと直接触れ合う機会が少ない。

       身近に同世代の母親が少ない。

       育児書の知識や、ネットの情報にふりまわされてしまう。

       妊婦さんに、「いつ生まれるの?楽しみね。」など、声をかけられる

       こともなくなったことなど、人間関係の希薄化などが

       あげられるといいます。

 

    相談員さんは、

      「やはり大人は、大人同士の会話が大事」といいます。

      「会話は、孤独をいやし、自分の存在感を強く大きくします。

      逆に会話が不足すると、心の健康を害しかねない。」と、

      強調しています。  

      身近に頼れる人がいなければ、

     市区町村の子育て支援の窓口や、保健師さんに連絡をとり、

      悩み事、不安やつらさを積極的に話してほしいといっています。

 

    大人との会話の大切さは、、おむすびの親育ち講座 《楽々子育て

    子どもと楽しい時間を 作ろう・・・わらべ唄講座》 の講師も言っています。

    「パパは、職場や会社で他の人と話せるけれど、

    お家でひとりで子育てしていると、ママは、誰とも話さないで

    一日が終わってしまう。

    だから、子育てひろばや、赤ちゃんと 一緒に参加できる講座など

      に参加して、他のママと話しをしてもいいし、

      時には、赤ちゃんをあづけて、パパや友達と

      大人同士で会話する機会を持つようにすると良いですよ。」

      と言っています。

 

                                              

   

 

    

   

                

  

 

 

 

      

    

        


おんぶ

2011年03月22日 | 保育のヒント

 

「おんぶって背負うのが難しーい」「胸元がばってんになる紐がイヤ!

そう思って敬遠しているママもおいでかもしれません。

でも、おむすびではおんぶはかかせません

(おむすびのおんぶ紐は思いっきり胸元ばってんタイプです)

 おんぶをしてるところでママがお迎えに戻ってくると

どのママも「きゃあ、おんぶしてもらってる」と笑いながら

お子さんを引き取って行かれるのですが、何故かおんぶって

抱っこよりも親しみ深い印象があるんですね

 

      おんぶのいいところ

 

*なんたって両手があく

*背中密着、ママのぬくもりで赤ちゃん安心

*足元が隠れないし、万が一転んでも赤ちゃんへの直接のケガがすくない。

 

    おんぶ紐のタイプ

 

*ひもタイプ・・・背負うのはちょっとコツが要りますが

                  慣れるとどんな体型でも紐の締め具合で対応出来、

                  手早く誰にでも合うから共用も可

   (おむすびでは数人のスタッフで毎日色んな赤ちゃんを

   お預かりしているので、まさにこれが重宝しています)

*リュックタイプ・・・街で見かけるママ達はこのタイプが多数派。

              ファッショナブルで種類も豊富。ただ、バックルが多かったり

              微調整が難しかったり疲れやすいとも言われてます

 

おむすび利用者ママが使っていたものは

 オーガニックコットン製のもので立て抱き、横抱き、おんぶの3通り。

 幅広い肩ひもとウエストベルトが赤ちゃんの重さをバランスよく

 分散するからとても楽で使い心地も良いとお勧めでした。

  

     紐タイプ派向けグッズ

 紐用スカーフクリップというもの。スカーフをチェーンとクッリップで

 紐にとめてばってんをおしゃれに隠せる優れ物。700円位のようです

 

    ママコート・亀の甲   赤ちゃんが寝てしまったら背中でぬくぬく

         ママワンピというもっとおしゃれな物も

                      色々売っているようですね。   

おんぶをする時の注意点

*生後4~5ヶ月以降首がしっかりすわってきたらOK

*おんぶの時、ママの髪が赤ちゃんにかからないように、

  ヘアピンやヘアアクセサリーにも気をつけてあげて下さい。

*長時間は赤ちゃんもママも疲れるので、30分位したら

  一回休んで体を楽にしてあげましょう。

 

 赤ちゃんはぬくもりが大好き

    抱っこでもおんぶでも、うまく使い分けて

    愛情たっぷり赤ちゃんとの時間を

    過ごして下さいね

 

 

 


赤ちゃんの歯のケア

2010年11月19日 | 保育のヒント

                 

   赤ちゃんの歯が生え始めるのは、およそ生後6ヶ月くらいから・・・

   けど、生える時期や生え方には個人差があります

                          

   歯がまだ生えていない時期は、基本的に歯のケアはまだ必要ないそうです。

   けど、歯が生えたからといって、いきなり歯ブラシでゴシゴシしたら

   赤ちゃんが嫌がる可能性は大ですね

   歯が生え始める前から少しずつ慣らしてあげるといいですね

 

        赤ちゃんが慣れるために、ガーゼで歯ぐきをふいてあげたり、

        赤ちゃん用の指歯ブラシ(指サックのようなもの)で

        歯ぐきをお掃除してあげるものいいそうです

 

    赤ちゃんが握ることができるようになったら、喉をつかないようにできている

    赤ちゃん用の安全プレートつきゴム製歯ブラシを持たせてみてください。

    歯が生える前の月齢の赤ちゃんは口の中に盛んにものを入れて

    確かめる時期です。

    この時期に歯ブラシに似ている形のものを口に入れることで

    その後の歯ブラシへの抵抗感がなくなるそうです。

     ただし、歯ブラシを持たせるときは、事故防止のため、必ず大人がそばに

    つくようにしましょう

 

                        

 

     また、すでにミュータンス菌(虫歯の主な原因菌)を持っているお母さんや

    まわりの大人の唾液を介して赤ちゃんにミュータンス菌が感染してしまうこと

    があります。

           赤ちゃんに口うつしで食べさせる

           大人が味見したスプーンで子どもに食べさせる

           お箸やコップを共有する

    などをやめることも赤ちゃんの虫歯予防につながるそうです

 

                     

 

      日野市では、離乳食教室(中期~完了期)で歯科衛生士さんによる

     歯みがき指導があるそうです。

     また、乳幼児健康相談(生活・保健センターや地域子どもセンター、児童館

     など)でも歯科衛生士さんに相談にのってもらうこともできます。

 

     詳しくは、健康課( 581-4111) や日野市ホームページ、広報ひの、

     日野市子ども家庭支援センターだよりのカレンダーなどをご覧ください。

 

                          

     余談ですが・・・

     日野市では乳幼児だけでなくお母さんを含む「成人歯科予防教室」を

     生活・保健センター(平成22年度)で行っていて、

     同じ会場内で赤ちゃんやお子さんを保育してくれます。(要予約)

     同じ会場内なのでお互いの様子がわかり、

     初めて預けるママにはちょっと安心ですね 

                      

     この健診は虫歯があるかどうかを見つけるものなので

     もし虫歯が見つかって治療が必要な時は、

     ぜひおむすびに赤ちゃんを預けて高幡不動駅周辺の歯医者さんで

     治療するのもおススメです  

 

     お母さんや家族が虫歯をなくすことは、赤ちゃんの虫歯予防につながる

     ということですね