身体ワークショップ

先日、富谷小学校で身体ワークショップをしてきました。
対象は4年生の児童。
ちょっと思春期に入ったはにかみさんもちらほらいましたが、
みんな元気で明るくて、とても気持ちのいい子ども達でした。

普段子ども達と縦割りで接する事が多いから、
一つの学年だけって新鮮！
ワークショップの中でもクラスの中での立場とか葛藤とかが垣間見えて、
そういうのを乗り越えて強調しあっていく過程が面白かったです。

どうしても仲の良い子と組みたがったり、
また、自己主張できなかったり、
でも色んな性格の子がいるからこそ、
こんなコミュニケーション必須のワークショップは意味を成すのです。


さて、その模様を写真に撮る事はできないので、
実はその前日にたまごのレギュラークラスで同じような事をしていました。
その様子をどうぞ！


まずはお互いを感じることから始まります。



相手と自分、両方が伸びあうのです。



人の力も借りつつ、自分の力も人に貸してあげる。



体のバランスは、心のバランスと同じなのです。



ありゃ！小さいあっぴと組んでたまりちゃん、
転んじゃいました。
この体格差は無理があるなあ・・・。

『鏡のエチュード』
まずみーちゃんとベテランのきーちゃんがお手本を見せます。
二人とも息ピッタリ！



それでお互いの呼吸を確認して信頼度を深め、
いよいよ『棒』登場！



棒の先を指一本で押さえあいながら動くのです。
気持ちが合わないと、すぐ棒が落ちちゃいます。



こらこら、何をしてるの！
・・・とここで、棒が2本になりました。



色んな動きを見つける子ども達。



おっ！なかなかアクロバティック！



この二人はこういうのはすごくいいね！
息もピッタリです。



お～！すごいすごい！

次はボールを投入。
手でつかまなければ、体のどの部分で持ち合ってもいいのです。



面白いね～！
どんどん色んな発想が生まれてきます。

音楽に合わせて動いてみたり、
テーマに沿った動きをしてみたりして、
最後にグループに分かれて発表会です。



発表会では、更に色んな道具を使っていいので、
自分達が何を表現するのか、それを何を使ってやるのかを考えて、
いざ発表！



タイトルは『海の中』。
予想もしないような生き物や、トリッキーな動きを次々と見つける子ども達。
そうです。発表はインプロなのです。
打ち合わせなしの面白さを、たくさん見つけることができました。


おむらいすファクトリーでは、こんなワークショップを主に学校向けに行っています。
ぜひみなさんの学校や地域や職場で、いかかですか？（笑）


＜余談＞
この日の感想を子ども達に求めるとさきちゃんが、
「ミニミニ発表会の練習以外のお稽古だったので、とっても楽しかったです！」
・・・さきちゃんは、ミニミニ発表会に向けて、すごくプレッシャーを感じていたのです。
『やらなきゃ』じゃない稽古でよかったね。


おりえ