突然の疑問

わが社にはハト時計がある。

最近とても微妙な時間に鳴いたり、
出っ放しだったりしているのでちょっと拍子抜け。

さっきも「パッ！」と鳴いたきり、戻っていかない。



その様子が、宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のカッコウみたいだなあ・・・
と思って気付いた。

このハト時計のハトって、
カッコウって鳴いてない！？

勝手に「パッポー！」って言ってると思い込んでいたけど、
この旋律は絶対「カッコウ！」だ！！
ハトは「ボーボー」だろ！！なんでだ！？突然の疑問だ！！


・・・と、私が事務所で叫んでいたら、
みーちゃんが調べてくれた。

そしたらやっぱり！！
ハト時計がドイツで誕生した時は、これは「カッコウ時計」だった！！
だから中のアイツもハトじゃなくてカッコウ！

でも日本では、カッコウは別名「閑古鳥」と呼ばれているため、
縁起が悪いのでハトになったらしい。


って、全然ハトじゃないじゃんっ！！


おりえ