大寒に入り
ようやく冬らしい寒さを少し感じるようになり
いつしか普段の落ち着いた生活が
戻って参りました
今日は
令和二年第一回目のお稽古をいたしました
猶有斎宗匠短冊「打出百千宝」
「打出の小槌」と言えば大黒様
そして
大黒天のお使いと言われているのは
ねずみさんです
さりげなく
今年の干支に因んだ
このお目出度い短冊は
実は先日の
家元初釜にて
社中のNさんが
籤当たりでいただかれたものです
「福が社中の皆さんにも届きますように・・」と
仰って
少しの間
稽古場に貸して下さいました
言葉の意味を調べましたら
『一槌打出百千宝』
「打出の小槌をいちど振れば
百千もの宝が飛び出す。
悟りの妙なるはたらき。」
と茶席の禅語大辞典に書かれていました
本日
Nさんにご了解を得て
お床に掛けさせていただき
ブログへのアップも快諾していただきました
これを拝見されている
社中の方々の
本当に嬉しそうなお顔を見ていたら
我が稽古場にとって
「百千の宝」は
間違いなくこのお弟子さん達だな。。。と
思いました
紹鴎棚 薄茶点前
主菓子 あけぼの椿