「一期一会」
紫野大真師
竹台子 一つ飾 薄茶点前
竹台子は
わび茶の祖と言われる村田珠光が
真台子を基本として
桐木地の天板・地板に竹の柱という
簡素な棚として創案したものです
わび茶は
村田珠光以後安土桃山時代に流行し
武野紹鴎を経て
千利休が完成させたと言われますが
珠光と紹鴎は
直接師弟関係があったわけではありません
しかし
珠光が亡くなった1502年
正にその年に
紹鴎が生まれているというのは
なんだか興味深いです
私が
茶道の手ほどきを受けた師匠が
亡くなったのは
平成15年の秋
それは
ゆくりなくも
私が茶道教室を開くことになった
11月のことでした
あれから
早15年の月日がたちました
私は
今も師匠がどこかで
見守り応援して下さっていると
感じています
主菓子 滝もみじ (鼓月製)
蕎麦板 (尾張屋製) 紫野(玉壽軒製)