〈リバイバル・アーカイブス〉2023.9.11~9.25
原本:2022年9月19日
誉田八幡宮 拝殿
先日9月15日に秋季大祭の神輿渡御が夜間に粛々と行われました。そして9月17日、18日には地車曳行が行なわれています。南河内では一番早い秋祭りのだんじりです。
誉田八幡宮 本殿 拝殿とも慶長11年(1606)に豊臣秀頼により再建。
周辺の4町、王水町・西之口町・馬場町・鍛冶町のだんじりをご紹介します。
2022年9月17日 11:26 羽曳野市誉田三丁目
【王水町】平成13年(2001)に大阪市平野区の河合工務店で製作。
そろそろ彼岸花が咲き始めるころ、誉田八幡宮のだんじり祭りが南河内の秋祭りの中では最初に開催されます。
王水町と西之口のだんじり
子供らを乗せて、町内を巡ります。
国道170号(旧道)で他町のだんじりがやり回しする中、ゆったりと回します。
【鍛治町】緊張の一瞬、やりまわし。
近鉄 南大阪線の踏切 近鉄の担当の方の監視の元、踏切を渡る鍛治町のだんじり
ここは電車の通過が多いので、緊張します。
前梃子なしのやりまわし ブレーキは付いているようです。
「地車名鑑」HPによると、明治28年の堺市上石津より大正3年和泉市唐国へ、平成12年鍛治町へとあります。
住吉のだんじり大工「大佐」によるものと思われます。
【馬場町】東高野街道をゆく馬場町のだんじり
珍しいのは誉田八幡宮の氏子だんじりの地車庫は4町とも八幡宮の境内にあります。
平成元年岸和田 大下工務店により和泉市上伯太のだんじりとして新調。平成18年誉田馬場町へ。
みごとな細かい彫り物。各町とも彫り物がすごいですね。
【西之口町】 住吉のだんじり大工「大佐」によるものと思われます。明治20年頃大和高田方面で新調。堺市深井沢町へ。大正10年堺市北王子へ。平成8年西之口町へ。(「地車名鑑」より)
大通りに出る前の待機時間
前梃子、ブレーキなしで、一発で決める。
一発で決めて疾走、駆け巡る。気持ちいい!岸和田っぽいですが、上地車。
写真撮影:2022年9月17日
2022年9月19日(HN:アブラコウモリH )
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