
立体モデルを作る3Dプリンターは、生まれて40年になります。
製造業のみならず医療用としてもその利用範囲は広がり、クォリティーも向上し日々進化しています。
ここに3Dプリンターのさらなる可能性が期待される利用法が出現しています。
模型ではなく実際に住める家を3プリンターで作る、というより建てるのです。
イタリアの3DプリンターメーカーのWASP(World's Advanced Saving Project)
家の建設現場
⇒WASP
2016年に行われたWASPによるテスト
アームの先のノズルから材料を押し出し、コンピューターで設計管理された通り積み重ねることで家を建てていきます。
材料は、地元の再利用可能な土やわらなどの原材料を用いています。
⇒INHABITAT
今回の家が完成するのに200時間、約10日です。
内部の完成予想図
⇒WASP
WASPは「すべての人々に家を提供する」という目標から3Dプリンターによる家の建設というアイデアが生まれたといいます。
しかも完全な再生利用可能な材料で建てるエコハウジングを目指しています。
短時間で地元の材料を使用するとなれば、開発途上国で大いに需要があるように思います。
月やほかの星でも将来利用されそうです。
さらに進化して、車載型のクレーン3Dプリンターなどができれば、街中でも実現されるかもしれませんね。
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