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最初のイルミネーションは

2019-11-06 19:57:37 | ◇ 景色

イルミネーションの始まりは、クリスマスツリーのライトアップから始まります。

かつてクリスマスツリーはろうそくによって照らされていました。


⇒LIBRARY

ほのぼのとした灯りで儀式としての厳粛さもあったでしょうね。
でもこれはやはり火災につながることが多く危険でした。

ろうそくに代わって初めて電球を使いツリーを照らしたのは、トーマス・エジソンです。
1880年でした。
それはそうなりますね。
なんといっても白熱電球の発明者ですから(この説には色々ありますが・・・)

その後エジソンの友人が赤や青などの電球をつなげてクリスマスツリーに巻き付けることを始めました。
しかし、今ほど電力事情が発達していませんから、これが世間的に広まることはありませんでした。

本格的に現在のような照明が普及し始めたのは、エジソンのライトアップから約40年後、1923年アメリカの第30代大統領カルビン・クーリッジがホワイトハウスのクリスマスツリーに3000個の電球を使ったライトアップを行ってからのことのようです。


⇒whitehouse history

この頃すでにジェネラルエレクトリック社が商業的に電飾の飾りを扱っていて、当初は随分高価なもののようでしたが徐々に一般に普及していきました。

1903年に発売された最初のクリスマス照明器具

⇒old christmas tree lights

現在の華やかで鮮烈なイルミネーションとは比べ物になりませんが、最初に始め実行するのことに対しては、いつも感心します。
何事もゼロからイチへといくのが大変ですからね。

人類が自分たちの努力で切り開いてきた文明を享受するのは当然ですし大いに喜ばしいことですが、それにしても最近明るすぎやしないかと、多少心配なところもあります。




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