おもいや

線香と数珠のお店

成人式 もうすぐ18歳で

2020-01-13 17:50:05 | ◇ 行事

成人は、法律で決められています。
民法 (成年) 第四条 年齢20歳をもって、成年とする。

この法律、2022年4月1日からはこう変わります。
(成年) 第四条 年齢18歳をもって、成年とする。

選挙権はすでに満18歳からとなっています。
公職選挙法 (選挙権)第九条 日本国民で年齢満十八年以上の者は、衆議院議員及び参議院議員の選挙権を有する。

ただ、飲酒や喫煙、ギャンブルなどは20歳未満は禁止のままです。

各地で昨日あたりから成人式が行われていますが、成年が18歳となっと時に成人式はどうなるのでしょうか。
20歳のままか、18歳とするのかは自治体にゆだねられているようです。
18歳の1月と言えば受験の直前
このことを考慮して、成人式の対象は現行の20歳という自治体が多いようですが、実際になってみないとまだわかりませんね。
18歳ですでに成人と法律で認められているわけなので、成人式という名前が合わなくなります。
できれば18歳の方が一貫性があっていいとは思いますが、受験は大切なことですから、難しいですね。
参加する人も減るでしょうしね。

日本では昔から、成人式と同じ趣旨の行事元服式がありました。
年齢は11歳から17歳ぐらいまでで特に一定してなかったようです。
大人の服を着て、大人の髪形に変えて、冠を載せる、というものです。
テレビの時代劇でときどき見かけますね。
現在でも、この式を引き継いでいる地域があります。
今でも残っている元服式


⇒本巣市

ただし、この元服式に参加しているのは20歳ではありません。
中学3年生と言いますから15歳ですね。


新成人の数は、122万人
昭和45年に246万人、20年前平成12年(2000年)で164万人と減少傾向で、最近は120万人前後で推移しています。
総務省の予想では、2025年(令和7年)には106万人との推計が出ています。


⇒ガベージニュース

人はそれぞれが個性的ですから、18歳か20歳かという問題は、一括的に決断するしかないですね。
法律で決められているのは成年(成る年)ですから、18歳で成年、20歳までが大人への移行期間とすれば、20歳に成人(成る人)と考えていいんじゃないでしょうか。
だから成人式は20歳の時

何はともあれ、新成人の方、おめでとうございます。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿