今年は9月18日が敬老の日です
もともと9月15日が「としよりの日」として古くから定着し、昭和41年に祝日である「敬老の日」として制定されました。
今でもこの日の方が敬老の日として馴染みがある方が多くいるはずです
そしてこの9月15日を消してはいけないということで、平成13年に「敬老の日」とは別に老人福祉法によって、9月15日が「老人の日」となりました。
祝日の「敬老の日」は、国民の祝日に関する法律の改正で平成15年から今の9月第3月曜日と改正されたわけですが、9月15日は老人の日として残ったのです。
敬老の日が「敬愛し、長寿を祝う」という高齢者にとっては受け身の主旨に対して、老人の日は高齢者も積極的に参加できる長寿社会の実現や老人福祉の発展を進めていこうという目的を持っています。
老人ん日の元気が出るポスターです。
⇒全国社会福祉協議会
現在は65歳以上が「高齢者」、75歳以上が「後期高齢者」と呼ばれています
実際にそうした年齢に該当している方が、自らを高齢者と思っているかどうかは別の問題ですが・・・。
ところで総務省が発表した最新統計によると、65歳以上の総人口は3623万人、総人口に占める割合が29.1%と過去最高に達したとあります。
男性が1572万人、女性は2051万人
やはり女性の方が長生きなんですね
2023年の高齢者数が昨年と比べると1万人減少したとあります
第1次ベビーブーム(1947~49年)世代が70歳代半ばを迎え、死亡者が増えていることなどが要因とされています
コロナの流行あるいは災害の被害者に高齢者が多いのかとも個人的には感じましたが・・・
いずれにしても少子高齢化社会は継続していきます
長寿が実現できる社会はなによりです。
ただ、問題はそのことによって、地方の過疎化、都市部の高齢化や高齢者の孤立、生産人口の減少、社会保障のアンバランスなどが生じてくることです。
今までと同じでは、きっと行き詰りますね・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます