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奈良の東大寺で天平勝宝四年(752)に「大仏開眼供養会」が行われています。
日は4月9日とされていて、その日は大仏の日となっています。
絵巻に描かれた大仏開眼供養の様子
⇒東大寺
開眼(かいがん)は、文字通り目を開く、目が見えるようにすることです。
また、何かその道で真理や極致を見極めることという意味でも使いますね。
(なかなかそんな境地には至りませんが・・・・)
仏教では読みかたが変わります。
開眼は「かいげん」となります。
「仏像や仏画に新しく魂を入れる」という意味になります。
新しくお墓を建てたり、お仏壇を入れたりするときに
お墓では墓石に、お仏壇ではその本尊(仏像や仏画、掛軸)に魂を入れることです。
その際に、お供え物も致しますので開眼供養となります。
また、僧侶にお経をあげてもラうことになるので、開眼法要となります。
朝起きて目を開ける度に開眼(かいがん)して、気合を入れる開眼(かいげん)を行う。
新しい一日を魂の力で元気で過ごす。
といいながら、最近の状況では本当に元気が出ない日もありますね・・・・。
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