おおののにっき

演劇人・大野裕明の日々

同期

2009年01月28日 00時35分01秒 | Weblog
僕にはたった一人の同期がいます。
短い間でしたが、苦楽を共にした友が。
今日兵庫で久々に会いました。
なんと楽しく、嬉しかった事でしょう。
彼が辞めて、一人になったときに、
正直不安でいっぱいでしたが、
まァともにいつまでも戦ってるんだ!
という気持ちで今日まで来ています。
それが再確認できた夜でした。
頑張ろうなー。

と、なんか嬉しくてたまらない地方の夜です。
さ、お仕事お仕事。

「せりふの時代」

2009年01月21日 01時15分56秒 | Weblog
演劇季刊誌「せりふの時代」に『朔太郎』の劇評が掲載されちゃいました。
関西の演劇界の女番長・わかぎゑふ氏がご自身のコーナー、
「せりふの広場」で書いてくださいました。
お話をいただいた時はすごく嬉しかった。
また、ふっこさんがいいこと書いてくれてます。
もう、涙が出てくるくらい。
全身全霊、朔太郎に接した8ヶ月余りだったので、
ホント、嬉しいし、朔太郎も喜んでくれる事でしょう。

僕のお芝居にはどうやら、僕の人間性やら愛が見えてくるそうです。
残念ながら僕にはさっぱりわかりません。
けど、その題材とした作家、出演してくれた役者、STAFFを
とても愛おしく思うのは事実です。
それがいいのかわるいのかわかりませんが、
僕にとっては大切な事なのです。

今、『朔太郎』を見返していますが、
愛おしいですね。
夏や一年後の太宰。
僕はどんな愛を見せるのでしょうか?

僕自身楽しみです。

天地会

2009年01月19日 01時49分18秒 | Weblog
いやー久々に舞台に立った。
まァ、前説なりアフターでお客さんの前に立つことはあるが、
7、8年ぶりかな。
楽しかったー。
そして役者はホント大変な職業である。
が、こちらもそんな気持ちが分かったところで妥協できない。

けど、舞台に立つということは気持ちい事で、
恵まれている事なんだなーと思う。

夜叉ケ池、開幕

2009年01月14日 02時40分00秒 | Weblog
無事に両組とも幕を開けました。
もう中日を迎えた気分です。
先人達が築いてきた夜又ケ池、
去年見たSPACで見た夜叉ケ池もよかったのですが、
やはり『花組芝居の夜叉ケ池』ですね。
どんなに新作をうとうとも、再演をしようとも、
代表作と呼ばれる戻ってこれる場所があるのは、
いい事であり、また悪い事かもしれません。
でも、今回は素敵な気がしてなりません。

こんな場所を作らねば!と思う今日この頃。
最近飲み過ぎです。
さすがに不安になってきました、自分の体に。

写真はホンモノの夜叉ケ池。
行ってみたいのもです。

あ、浅田よりこがゲスト出演するのは21日昼でした。
ごめんなさい。


まもなく夜叉ケ池

2009年01月10日 11時52分35秒 | Weblog
昨日いよいよ小屋入りしました。
花組にとって、グローブ座も含め4回目の夜叉ケ池。
飽きないように、新鮮な気持ちで、ほどよく稽古を進行できたように思えます。
12月に色んな芝居観ましたが、やっぱウチの芝居は面白いなァと思います。
お時間がありましたら、是非観に来てくださいまし。

さァ、今夜から場当たりです。
大野の脳みそフル回転の日。
よし、やるぞー。

花組芝居「泉鏡花の 夜叉ケ池」

原作:泉鏡花 構成・演出:加納幸和

☆が那河岸屋組、★が武蔵屋組のダブルキャストです。

【東京】@こどもの城 青山円形劇場
2009/1/12~22

12(月・祝)=☆14:00
13(火)=★19:00
14(水)=☆14:00 ★19:00
15(木)=☆19:00
16(金)=★14:00 ☆19:00
17(土)=☆13:00 ★18:00
18(日)=★13:00 18:00(天地会)
19(月)=☆14:00 ★19:00
20(火)=☆19:00
21(水)=★14:00 ☆19:00
22(木)=★14:00

平日価格/4800円(21日の夜・22日の回を覗く)
土・日・祝・楽日価格/5800円
平日昼夜通し券/9000円
学生券/4000円

【兵庫】@伊丹市立演劇ホール AI・HALL
2009/1/30~31
30(金)=★14:00 ☆19:00
31(土)=☆13:00 ★18:00

一般/5800円
学生/4000円

<配役>

☆那河岸屋組
萩原晃  小林大介
百合   二瓶拓也
山沢学円 秋葉陽司
白雪姫  加納幸和

★武蔵屋組
萩原晃  水下きよし
百合   堀越涼
山沢学円 桂憲一
白雪姫  山下禎啓

両組共同キャスト

湯尾峠の万年姥 谷山知宏
白男の鯉七   美斉津恵友
大蟹五郎    大井靖彦
木の芽峠の山椿 嶋倉雷象
黒和尚鯰入   丸川敬之
与十 ※日替わりゲスト
鹿見宅膳    北沢洋
権藤管八    横道毅
斎田初雄    各務立基
畑上嘉伝次   磯村智彦
伝吉 ※日替わりゲスト
穴隈鉱蔵    溝口健二

※当日券は東京・兵庫共に各400円増し

昨年「朔太郎」に出演してくれた双数姉妹の浅田よりこも22日の昼にゲスト出演しまーす。

花組芝居 2009年1月公演「泉鏡花の夜叉ケ池」

おのでらん

2009年01月04日 01時29分07秒 | Weblog
新年早々早速いい出会いだ。

水と油の小野寺修二さんに会う。
http://www.onoderan.jp/website/

ちょっとしたお願いで稽古場に来ていただいた。
いや、贅沢なお願いだ。
STAFFさんのご縁で来ていただいたのだが、
去年の「空白に落ちた男」以来ずーと会いたかった人。
初めてお会いしたのにいっぱいおしゃべりした。
みんな僕が紹介したと思ってたらしい。
楽しかったよー。

フランス人に対しての共通の思いや、
演劇とパフォーマンスとのあり方やら。

面白い。

いい年になりそう。な予感。

小野寺さんは3月に青山円形で新作を発表するのだが、
お時間があれば観に行ってくださいまし。
面白いものがきっと観れますよ。

あけましておめでとうございます。

2009年01月03日 00時15分39秒 | Weblog
正月は強行スケで実家に帰っておりました。
家族ですごく正月はのんびりしていいものです。
今年から妹の旦那もメンバーに加わり新鮮でした。
なぜか妹の結婚式のDVDを見ることに。
義弟の心くんにはとんだ新年だ。
さすがにかわいそう・・・。
親は親で自分のスピーチを真剣に見たりしている。
ああ・・・愛しき家族よ。

さ、明日からは稽古再開。
今年も色んな仕事があるもんだ。

【おおのの】も二年目。
今年のテーマは≪太宰治≫
7月初旬に音楽朗読劇『太宰治のオンナの小説』を、
2010年1月中旬には『走れダザイ』を下北沢・小劇場楽園でやります。
出演者も老若男女様々。
中には、え?こんな人も。という布陣です。
おたのしみにー。

そんなこんなで、みなさん頑張って行きましょう!
そして、よろしゅう。

画は今年のイメージキャラクター・ダザイくんでーす!