おおののにっき

演劇人・大野裕明の日々

稽古場生活。

2008年08月26日 02時18分29秒 | Weblog
花組芝居「牡丹燈籠」の稽古も残す所、あと1週間。
いやー、今回はいつもに増して、すんごく稽古場にいる。
真夜中まで。朝まで。稽古開始時間まで。
やってもやっても片付かない仕事。
疲れ果て、逃亡するかのようにソファーや稽古場の床に倒れこむ。
当然いつも一人きりの真夜中の稽古場。
仕事⇔ストレス発散。その繰り返しである。

一人で何するの?

○音楽鑑賞・・・偶然ジャケ借りした【たむらぱん】『ブタベスト』が泣ける
○野球・・・壁あて、素振り、シャドーゴロ
○唄う・・・俺が作るテキトーな歌
○ダンス&舞踏・・・俺が創るよくわかんない踊り

とても楽しいが、誰にも見られたくない瞬間である。

先日、こんな僕のお楽しみ空間に、
同じく仕事が片付かない舞台監督と小道具チーフも泊まった。
朝3時にみんなで脳内メーカーをやり、
朝6時にみんなでラジコンヘリを飛ばした。
みんな頭がちょっとおかしくなってきている。

まぁ本番は役者の方が大変だから、今は俺の番か。

それにしても監禁生活。
7割で止まってる『朔太郎』が恋しくなってきたよー。

オカンからのメール

2008年08月16日 02時36分10秒 | Weblog
『たまには電話しなさい』

そんなメールを7時間にも及ぶ
花組芝居『牡丹燈籠』衣装&小道具あわせの最中に送ってこないで欲しい・・・。
しかも絵文字で。

思い起こせば昨年夏の『ザ・漱石』の時も、
下北の街に
『大野裕明さんへ 大野家一同』
というデッカイ花輪を送ってきた母親である。
が、とても愉快な人なのだ。

久々ーに。

2008年08月15日 01時01分56秒 | Weblog
今日は稽古休み。
いやー久々の休みだーと思っていたが、結局稽古場に行き、お仕事。
夜は劇団M.O.P.を観た。久々の観劇。
MOPらしい芝居だった。
ラストまであと、2回。
最後までお付き合いしたいものだ。
そんな劇団に10年ぶりに入った新人の後輩も、はや4年かぁ。
いい具合にのし上がってきている。
そろそろ一緒に芝居を創ろうと決めた、来年。
8年振り2回目かな、ガチンコでやるの。
楽しみだ。

誰もいない稽古場

2008年08月12日 03時09分53秒 | Weblog
「牡丹燈籠」稽古真っ最中。
連日連夜、日が変わる仕事。
今宵は一人『壁あて』をしてみた。
ドン、ドン、ドン。
一球一球、なんか見えてくる。
気晴らしで投げてるんだけど、なにかある感じ。
一人きりの稽古場。
学生時代に波に相談してたみたいに、
稽古場が答えてくれる・・・ような気がする。

プロレスな日。

2008年08月08日 01時55分25秒 | Weblog
今日は大日本プロレス×「リア王」の日。
実はこの企画、立ち上げ当初から絡んでいたのです。
企画者の意向で、プロレスも好きで演劇も好きな人という事もあり、
去年の「漱石」気に入ってくれたこともあり、
で、白羽の矢があたり、
ここのシーンは?とか、
ここの台詞は?と言いながら企画を練っていたのだが、
いかんせん忙しすぎた。
4、5本決まっていた仕事があったので、さすがに事務所からNGが出ました。
今思えば当然の事で・・・。
けど、途中棄権ってすごく嫌じゃないですか?
ほぼ泣きながら、この仕事を降りたのを記憶しています。
けど、ずーーーとやりたい気持ちで満載だったし、
当日何とか行きたかったし。
幸い、スケジュール上うまく稽古休みに出来たので、
今日は一日中、大日本!
内容は知っているし、選手の顔も特徴もプロレスファンなのでわかるので、
やりやすかったし、
ラストのデスマッチ以外ずっーと働いてたなぁー、俺。
レスラーの登場の扉開けるのも、普段やってる舞台とは違うから興奮しますね。
いやー、いと楽しい。

一夜限りの夢物語。

これで、俺のストレスは1週間はもつでしょう。
その先は、その先で不安だけど・・・。
まぁそれは、また考えればいいか。何かあるかもしれないし。

ホント楽しかった。

さぁ、これで「ぼたん」と「朔太郎」。
逃げ道はなくなりましたね、おおのさん。

次のこういう機会はがっつり行きたいものです。

遅ればすながら・・・

2008年08月07日 10時36分47秒 | Weblog
中日・山本昌投手におめでとう!
4日の巨人戦に、史上最年長にて200勝を達成した。
御歳42歳と11ヶ月。
しかも、史上最年長の完投勝利付きだ。
山本昌は140㎞前後のストレート、カーブ、スクリューと制球力が魅力な投手だ。
ストレートなんて、年々速くなっているらしい(笑)
僕も昌が米留学後の23の時から、ずーと見ている。
今の時代、投手は週一のローテーション、中継ぎ、抑えの分業制。
試合数の多い大リーグにでも行かない限り、もう200勝投手は現れないかもしれない。
それぐらい価値のある記録だ。
昌が200勝できた理由として手記に、
「継続力」と「観察力」をあげていた。
むむむ、成る程。

とにもかくにも、おめでとう!
そして、まだまだ投げ続けて欲しいものである。