奥様は海外添乗員〜メモリアル

遅い夏休み後記~ラマザン月のお楽しみ

    

夜のとばりが下りる頃、スルタンアフメット周辺は昼間とは様変わり。ライトアップされて幻想的に浮かび上がったブルーモスクやアヤソフィアを取り囲むように立つ屋台は「ラマザン・シェンリックレリ」と呼ばれる、まさにラマザン中ならではのお楽しみ。

          

イスラム教徒にとっての5行のひとつである断食(ラマザン)。日が昇ってる間の飲食を断つ約1ヶ月の間(毎年日が変わるので要注意)、日暮れと同時にあっちからこっちからたくさんの人がやって来る。人が増えてくるのと同時に活気みなぎる屋台はとっても気になるけど、まずは美しくライトアップされたブルーモスクへ行ってみよう。

          

昼間は外国人観光客ばかりが目立つモスクの中庭にも屋台が出てる。とはいえ、こちらは宗教関係の本や音楽が中心で、のぞいてるのはやっぱり地元の人たち。

          

地方からやって来たとおぼしきトルコ人たちもいっぱい。中にはモスクの外でお祈りしてる人の姿も。さすが大御所ブルーモスク、彼らにとっては神聖なる場所だ。

          

さて、大御所に挨拶を済ませたらいよいよ屋台めぐりへGO!あぁ、それにしても向かい合わせに建つアヤソフィアのキレイなこと…まるでブルーモスクの奥方のよう。

    

ところでまず目にとまったトルコではかなりポピュラーなトルコ版コーラの風船屋台。もちろん普通のコカ・コーラも売られてるけどお味の違いは?

    

こちらは日本でもおなじみのび~るアイス、ドンドルマの屋台。おにいちゃん、頑張ってこねてますなぁ。でもこのアイス、トルコ人にはあんまりウケてないみたいね。だって美味しくないし? 

    

それよりとっても甘そうなお菓子や水飴を売る屋台はどこも人気。トルコ人も甘いもの大好きだからね。でもこんな様子は日本の縁日そっくり!

    

ところで同じように地元の人たちで大盛況の屋台を発見。トルコ版B級グルメの代表であるKumpir(クンピル)だ。

    

これ、とどのつまりがベイクト・ポテト。日本のじゃがいもの実に倍はありそうなボリュームでしょ。これに好みのトッピングをしてもらうわけ。ちなみに私はオリーブとパプリカのピクルス、それにハイダリ(ヨーグルト入りペースト)。これがめちゃうまで、ひとつで十分夕食になっちゃった。

    

さて、腹ごなしできたところで屋台めぐり再開。観光客向けのお土産品を売る店もあるけど、あくまで地元の人たちがお客さんの中心だから、圧倒的に飲食関係の屋台が多いのね。では、続きは動画でどうぞ♪



    

ちなみにラマザン中のトルコ旅行は私もはじめてだったけど、こんなお楽しみがあったなんて実にラッキー。スカーフを被る女の子たちのはしゃぎっぷりに、昔々の自分の姿を見たような。これだけ異文化の中で生きてたって同じなんだなぁ~って…


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