ビザンチン～オスマン帝国時代にかけて１５００年以上もの長きに渡って首都として栄えた街イスタンブール。みなさんはこの街にどんなイメージをお持ちになるでしょうか。
もしはじめてこの街を訪れたなら、迷わずここへ上ってみることをお勧めします。ゴミゴミした旧市街からガラタ橋を渡った先の新市街に建つ、ガラタ塔。もともとは灯台として建設されたものですが、今では新市街のランドマーク的存在です。
エレベーターと階段を利用してテラスへ出ればこのとおり。イスタンブールの街を一望できますよ。こうして見ると実感できるんです。この街がまさにヨーロッパとアジアにまたがって存在する街であるってことが。
ボスポラス海峡が隔てる両大陸にまたがる街は古くから東西交易の重要な拠点としてたくさんの人やものを迎え入れて来ました。ヨーロッパ文化とアジア文化が深く入り交じるイスタンブールがひと言では言い表せない魅力に満ちているのはそんな歴史があってこそでしょう。
それでも決して古い歴史に埋もれることなく、胡坐をかくことなく、今も常に動き続ける街イスタンブール。これから先も目が離せない魅力的な街です。
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