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シングルバーナー「マナスル121」のメンテナンス

2011-06-18 20:01:31 | Outdoor Goods:野外活動用具
灯油を燃料とするシングルバーナー「マナスル121」の初めての本格的なメンテナンスです。
しばらく使っていなかったマナスル121を久しぶりに使ってみたところ、
あちこちから燃料の灯油が漏れてきて、まともに使えない状態になっていました。
購入から25年もたっているので、パッキン類がダメになってしまったようです。
この際、すべてのパッキンを交換することにしました。

マナスルのパッキンは全部で5種類です。
1)バーナーセットの点火カップの上下にある「石綿パッキン」
2)バーナーとタンクの接続部分の「鉛パッキン」
3)注油口キャップの「ゴムパッキン」
4)加圧するためのポンプの先の「革パッキン」
5)タンクからバーナーを取りはずした時の蓋となるセンターキャップの「ゴムパッキン」
この内、「1」だけは2個必要となります。

amazonでの購入価格は
1) 525円×2個=1,050円(名称は「ジョイントパッキン」)
2) 473円
3) 368円
4) 630円
5) 263円
合計2,784円(送料・消費税込み)でした。



交換の手順はとても簡単で、古いパッキンを取り除いて新しいものに交換するだけ。
ゴムのパッキンはカチカチに硬化していて、ピックツールで引っかくとポロポロと取れました。
鉛パッキンはピックツールで根気良く引っかくと最終的にポロッと取れました。
交換の中では、ポンプの革パッキンが少し面倒で、
最初にポンプの軸の先についているナットをゆるめて、革パッキンのユニットを抜き、
スパナとドライバーを使って革パッキンのユニットを分解します。
パッキンをスムーズに交換するためには、
古いパッキンを事前にすべてきれいに取っておく事が大切だと思います。
自分は、古いパッキンを取り除いた後、
金属を磨く時によく使っている「ネバダル」で磨いてきれいにしました。
新しいパッキンの取り付けは、古いパッキンを取り除いた部分に取り付けるだけなので
とても簡単で数分で済みました。
パッキンの交換後は、早速試運転をして状態を確認。
メンテナンスは無事終了です。



今回使用した工具・その他は次のとおりでした。

●17mmのスパナ(バーナーを分解する際に使用)
●PBのピックツール(古いパッキンの除去)
●KTCのプライヤー(ポンプの先のナットを緩める時に軸をはさむため使用)
●7mmのソケット又はスパナ(ポンプの先のナットを緩めるため使用)
●ベッセルのマイナスドライバー(革パッキンのユニットを分解する時に使用)
●11mmのソケット(革パッキンのユニットをばらす時に使用)
●ネバダル(古いパッキンを取り除いた後のクリーニング)
●コールマンのリュブリカント(革パッキンの塗布用)

結構色々と使うものです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お邪魔します (Ally)
2011-06-25 14:15:15
大樹の満月食堂さんを探していて、最初にこちらに行き当たりました^^もう少ししたら、大樹辺りに行くもので★

アウトドア系?のこのようなバーナーには無縁です^^;ちょっと憧れはあるのですが☆
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「満月食堂」は・・・ (oldtimer)
2011-06-25 21:03:25
「満月食堂」には今でも時々おじゃましています。
素朴なお店とお店を営むご主人、そして素朴なもてなし。
訪れるたびに「ほっ」とさせてくれるお蕎麦屋さん。
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