味噌ジンギスカン

2005年9月にツーリングで道東の屈斜路湖を目指した。
途中、北海道を旅するライダーの間では有名な
「大阪屋食堂」で昼食をとることにした。
食べたのは人気メニューの「味噌ジンギスカン」。
丸い皿状の鉄板に冷凍のジンギスカンのスライスと
白菜がのっていて、その上に秘伝の味噌ダレがかかっている。
これにどんぶり飯と漬物が付いて、1人前800円。
肉と白菜に熱が通り、水分が蒸発して
タレにとろみが出てきたら食べごろとなる。
肉や白菜に付いた味噌ダレを
ご飯にちょんちょんと付けて食べると、
後から食べるご飯のうまさも格別。
肉の柔らかさとか、肉のうまみとか、
そういうことを求めたり期待してはいけない。
決してそういう部分で勝負をしていない事は、
肉を一口食べればすぐに理解できる。
でも食べた後には不思議と満足感がある。
店の雰囲気、切り盛りする寡黙なご主人と話し好きの奥さん。
焼き始めてから食べる終わるまでの行程など
それぞれが混ざり合い、絶妙なスパイスとなって
満足させてくれるのです。