「熊本いんげん」
【生産地】熊本市西区池上町
【特徴】平莢(ひらさや)のいんげん。長さは25㎝になる少し幅広ないんげん。春と秋の年2回栽培できる。秋は一瞬、春はぼちぼちと言い、秋には一気に大きくなり、春は少しずつ成長する。最盛期には大量にできる。
【食味】スジが少なく莢も柔らかで、ほんのり甘みもある。
【料理】胡麻和えなど和え物、炒め物、サラダ、スープ、てんぷら、混ぜご飯、彩野菜など
【来歴】江戸時代に渡来(原産地:中南米(メキシコ南部)。自家採種の平ざやものの「熊本いんげん」は、現在、貴重な種を親子代々受け継いできた数軒の農家でしか生産されていない希少価値を持つ野菜。熊本弁で「あくしゃうつごつ取れる」(途方にくれるほど取れる)ので「あくしゃまめ」とも呼ばれる。「ひご野菜」に認定されている。
【時期】春は5月中旬~6月。秋は10月上旬。
*https://tradveggie.or.jp/43-kumamoto/#i-14 より