OKERUのひとりごと

2012年10月にアメリカ・ケンタッキーから帰国。
ジャックラッセルのももちゃんと日々の生活について
綴っています。

今年のKing Cake

2012年02月22日 | アメリカ風物 in KY
2月21日(火) のち  

今日は、Mardi Gras(またはFat Tuseday,Shrove Tuseday)です。
Easter(復活祭)までの40日間のLentが始まるAsh Wednesday(明日)の前日の火曜日をこう呼びます。

このMardi Gras(Fat Tuseday)、Ash Wednesday、Lent、Easterの関係は、昨年の記事<コチラ>を参考にしてください。

要は世界中のカトリック教徒をはじめとするキリスト教信者にとって、とても大切な宗教行事の一つだそうです。

そしてその慣習のひとつに「King Cake」を皆で食べるというものがあります。



これは、今日のESLの先生がみんなのために用意してくれたものです。
ケーキの上に載っている3色のビーズのネックレスは、Mardi Grasのお祭りに、投げられるものです。
アイシングと派手な色の砂糖がかかっています。
シナモン味のデニッシュ系の生地で、見た目ほどは甘くありません。

この派手な3色には、Gold(Power)、Green(Faith)、Purple(Justice)と、それぞれに意味があります。
そして、ケーキの中にはBaby Jesusを象徴したプラスティックのBaby Doolやコインなどが仕込んであります。

 ちょっと、怖いです

そして、切り分けたケーキでこのBaby Jesusにあたった人は1か月後にパーティーを開くというのが、慣習だそうです。


ところで、ちょっと調べてみたのですが、King cakeもお国によってその形は全く違います。
これは、Spain ↓
 画像お借りしました

そしてこれが、France ↓ です。
 画像お借りしました


ちなみにイギリスでは、この日は別名「Pancake Day」と呼び、パンケーキを食べるそうで、そのパンケーキは、日本人がイメージするパンケーキよりも薄くって、クレープの様だそうです。
お国が違うと、微妙にその祝い方も違うんですね。