恵 子 の 写 真 庫

 Slow  Camera  life ~

北海道ガーデン

2009年07月15日 | プチ旅
昨秋 北海道富良野市でロケをした「風のガーデン」というTVドラマがありました
そのロケで使用された庭を 今年の春より一般公開をしていますが
お花の時季の短い北海道ではちょうど見ごろなのと 倉本聰脚本の人気もあってか
”ドラマ「風のガーデン」の庭を巡る日帰りバスツアー”は どの便も満席 
キャンセル待ちで申し込みをしていたところ 雨のち曇りの悪天候の日でしたが 運良く行く事が出来ました



≪行き止まり≫ 線路の行き止まり終着駅には 寂しい反面 なぜか郷愁も~

          バツスアーの途中で立ち寄った 財政破綻と夕張メロンで有名な夕張市の夕張駅は
          JR支線の終着駅で 単式ホーム1面1線で無人駅 ホームに入ってきた電車は数分後に 先頭を変え出発していきます
          石炭の積み出しで大賑わいだった明治創業の夕張駅も その後3度も移転を重ね
          今では真新しい駅舎屋根の風見鶏が 市の将来を模索しているかのように風に揺れています
 
 

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≪北海道ガーデン≫ 富良野市に作られたその庭は 英国風ともターシャの庭とも雰囲気が違い 
              造成を手がけたガーデナー上野さんによると 「上野砂由紀さんについて
              身の丈ほどの植物が無造作・ダイナミックに風になびく様子を北海道ガーデンと呼んでいるそうです

              観光バスが次々と到着し 自然たっぷりな庭も東京の表参道並みの混みようで
              人の頭や傘がごっそりと入り込んだ写真ばかりになり 雰囲気だけでもご覧いただけたらと数枚を載せておきます  






お花を手入れをするのは 黒木メイサ!?  



≪森と憩い≫ この周辺には 富良野リゾートの提案する自然がいっぱいあります




しかと(確と)。。。。。

2009年05月11日 | プチ旅
道東ドライブの一番の感動は 春に生まれたばかりのような蝦夷鹿がひょっこり顔を出したのを ”写せた” 事!!
2007年に登録された世界自然遺産 知床のフトコロで 野生鹿に出会えたのは幸運でした
この鹿(シカ)を 確か(シカ)と 思い出として心に刻みます!! 
このダジャレが言いたいだけのタイトルです・・・・





水平線からの朝陽は見慣れているはずでも この日本一早く昇る地で 太陽を拝めたのも格別な感動がありました 
日の出は いつもの地元で見るより25分ほど早いはずですが 
水平線の厚い雲に阻まれて 朝陽が顔を出したのは 遅れる事4時15分過ぎ~ でも3時に起きた甲斐がありました

思いがけない ドライブを強行してくれた夫に感謝しながら
今度はお花の季節に 是非 再訪を~ との懇願に対し 「こんな遠くまでは もう 来れないぞ!!」 あれれぇ~  
尚の事 しかと朝陽も目に焼きつけておかなくては!!


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そんなこんなで 咲き始めた桜を尻目に出かけていたGWの間に 
身近なエゾヤマザクラはすっかり満開だったようです 
その後も 桜を写す機会がないまま 唯一 写せたのがこの地元にある 「牧草地にポッンとある1本の桜」
北海道らしくって好きな桜の風景です 
私有地で立入禁止の場所とも聞きましたが 3枚目写真にあるようにカメラを持った人影がいたお陰で 桜の大きさが解るかと。。。。

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mouse on   &   click で3枚の写真があります  市内崎守町にて


男脳と女脳

2009年05月06日 | プチ旅
連休の前日まで 何処へ行くともなかなか言い出さないでいた夫
道南方面は桜が満開なはず!!  桜を見に行きたいなぁ~ と女心
だが お花の名所などには まったく興味のない夫の頭の中は 
高速道料金一律1000円を利用すると どこまで遠くに行けるか!!
どうもこの一点が 気になっていたようだ
かくして 春爛漫な南を背にして 雪が残る道東へドライブと相成った次第
そして 目的はあくまでも ”1000円 ”を実感する事  笑



≪知床峠≫ 車体よりも高く雪がまだ残る知床横断道路は 昨年より7日遅れて5月2日にやっと開通 

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≪オンネトー≫ 知床まで直行の予定を 唯一 懇願してオンネトーに寄ってもらったが
          この湖も 水辺から2~3mほど 氷が融け出した程度で まだまだ春は遠い風景であった オンネトー 







知床までは 高速道路1本で行けるのではなく 2箇所ある高速道路を乗り継ぎ利用して時間を短縮しても
なお 山を越え・長いトンネルをいくつも通過で 休憩を入れて片道約8時間前後の行程となる
こんなにも遠くまで来ても 高速道料金が 片道4750円分もお得だったのを実感はしたが
雪渓の合間に咲く水芭蕉に脇目もふらず 名産品の美味しいものも横目に ただ一路 
北海道の東の端まで 来てはみたけれど
車の性能やリッター走行距離の数値・分析が楽しい男脳には 女には理解し難いロマンがあるようだ

支笏湖ブルー 「氷濤まつり」

2009年02月06日 | プチ旅
薄い雪雲が 夕陽をレースカーテンのようにさえぎってしまった支笏湖を一望



湖畔には樽前山(たるまえざん) 風不死岳(ふっぷしだけ) 恵庭岳(えにわだけ) 1000m前後の峰々が連なる(写真左より順に)



透明で清冽な湖水の水が生み出す 氷のオブジェ「千歳・支笏湖氷濤まつり」のプレオープンの日でした 



常に気になるのが 上空の白く淡い輝き。。。。ぼんやりと見え隠れするこんな月を おぼろ月と言うのでしょうか






すっかり冷えきった身体を 「お帰り~」 の言葉で出迎えてくれたYH
この日の観光客は シーズンオフの平日という事もあり 結局 私 ひとり。。。笑
ペアレントさんや他のスタッフの方と ご一緒の夕食後は
あの学生時代に泊まった時と同様に 今日一日体験した旅の興奮のほてりを
ペアレントさん(親)と歓談する事で やんわり解きほぐしてくれる暖かな雰囲気は変わってはいませんでした
翌朝 「いってらっしゃい~」との見送りを受けて 家路へと戻ってきましたが 観光というより「旅」をしたという余韻が残ります

※ YHは 鍵付きの個室もあり 家族でも泊まれるようになっています  支笏湖YHのお風呂は温泉です

旅の原点

2009年02月02日 | プチ旅
宿泊の手続きをしようと声を掛けると 「お帰りなさい~」とペアレントさんが出迎えてくれた
もう記憶に薄れそうな 学生時代のあの時がよみがえってくる
ここは 千歳空港から車でも40分ほど 我が家からでも3時間もあると来ることの出来る支笏湖(しこつこ)
主婦業をしなくてもいい日が2日ほど空いたので 急遽ユースホステルを利用しての一泊プチ旅行とあいなった



支笏湖ユースホステル(YH)は 日本YHの第1号として昭和30年に 「旅は人を育てる」を理念に宿泊施設として開業し
以後 日本各地にYHが立地していき 予算の少ない学生の旅を随分応援してくれたものだ
その創業当時のままの名物三角屋根が現存し 当初より父親の手伝いでヘルパーをしていたという方が 
今尚現役でペアレントをしているのには驚いた その方を撮らせていただきました



≪冬の湖畔≫
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mouse on   1月30日撮影


火山活動で凹んだところに出来た支笏湖は 琵琶湖の九分の一ほどの面積ではあるが 水深があるため透明度と不凍湖でも名高い
この湖岸にもうひとつ 北海道最古のものがある
一度解体修理をし 今では千歳川に架かる鉄橋です「山線鉄橋



学生時代は学業もせず YHを起点に日本の各地をよく旅したものだが 消灯時間まで 自分のベットにも戻らず 
いつまでも旅談話をしたり フォークソングを歌ったりしたあの交流は今でも続いているのだろうか・・・
今夜の 夕食後は はたして。。。。