恵 子 の 写 真 庫

 Slow  Camera  life ~

工場の月

2010年10月27日 | 風景
こうじょう の つき

土井晩翠 作詞 滝廉太郎 作曲の 「荒城の月」 ならぬ  工場の月 


10月23日 ちょうど月は満月  お天気も良好~
日の入り時刻と月の出時刻も巧く合致し 居合わせた場所も絶好なタイミングとなった日でした

当地は鉄鋼産業や石油精製などが基幹産業のマチでもあり それらを象徴するように工場地帯に出るまんまるお月さま



お月さまをしばし眺めた後 そのまま目線をスライドさせると 白鳥大橋を取り囲む夜景が一望~
しかし この光景を眼下に見下ろすには 高層ビルなどがない当地では 少々根性と体力を要します
急勾配で人気も灯りもない山道を登ろうが ヤブ蚊にいっぱい刺されようとも此処に至れば満足・(自己)満足!!

 

そんな海と港に囲まれた住環境の中では  木々の紅葉との出合いもあまりありませんが
意外にも 身近な神社境内でモミジ葉の遅い色づきと秋を感じてきました


桜の木の紅葉
 

  


と。。ここまでは つい3日前の光景

昨日26日 ついに当地でも 冷たい雨に混じって 初雪 が降りました


秋の夜長

2010年10月19日 | スナップ写真
《10月行事  秋の夜長。。。》

読書や趣味に興じる事もなく 肌寒くなってくるこの季節は ついつい早めに暖かい布団へともぐってしまう
秋の夜長に やる気と元気の無い我が身はさて置いて・・・

ちょっとしたロビーや空きスペースにも 各分野の作品展示が催されている芸術の秋
写真展以外に ちょっと覗いてみたくなる発表も多々ある中 プラモデル展が目を引きました

壊さないように~ 触れないように~ 

写した事のないミニチュアの世界に 被写体としても新たな視野が広がります  




おじ様達が 夜な夜な 細かいパーツを繋ぎ合わせているのが目に浮かびますネ




一方
白樺によく似たダケカンバの白い幹と黄葉は 北海道では馴染みの晩秋の光景
紅葉が例年より遅いものの ひと雨毎に 秋は深まっていきます 



雨降るニセコ町神仙沼にて 


これまた
北海道特有の20m以上もありそうなエゾ松やトド松のテッペンまで絡まるアジサイのような花。。。(名前は不明)
アイヌ伝説にもある”サビタの花”とも違うのでしょうか???・・・

サビタの花
別名ノリウツギと言うそうですが  

老親の面倒を看ている美しい女性に求婚をした男性は
「サビタの花が枯れ落ちた頃に 嫁ぎましょう~」との返事を貰い じーっと花が散るのを待ったが
秋・冬と季節が幾度も通り過ぎても この花が枯れ落ちる事がなかった   =アイヌ伝説より=
男性の失恋物語にも思えますが 
歳老いた親を介護していて なかなかお嫁にも行けなかった女性側の悲話にも解釈できます

サビタの花は 枯れても落ちる事のない花なのです


    



地デジ化の功罪

2010年10月08日 | スナップ写真
我が家の居間と各部屋に 現役バリバリのアナログTVが 威風堂々と鎮座している
家電エコポイント期限が来年3月まで延長!!と知ってからは  年内も買い替える気がなかったが
そのポイントが12月から半減するらしい・・・・

キーボードの文字がすっかり磨り減り 
通常の指圧では入力が出来ないほどの 年季もののPCを騙し騙し使っているのから比べたら
まだまだこの先 数年は観られそうな頑強なTVであるが
エコポイント還元が半減!!と聞いただけで 
主婦感覚の”買わなきゃ~損をする~”と 動揺が抑えられない。。。。


市内にある199メートルほどの山に TV電波中継塔7基を含む鉄塔が建っていて
不況のマチに元気と希望の明かりを~と
市民からの寄付金で毎夜 ライトアップ

白鳥大橋や不夜城の工場群の夜景とも馴染んで 当地のシンボルともなっているのだが
デジタル放送完全移行のため 電波塔の半数ほどが撤去になる様子
今後の動向が 気になる 





白鳥を模した噴水がある公園から 電波塔のライトアップ方向が垣間見える
こんな光景が もう見られなくなるのか。。。。






記事は 9月の行事に遡るが
毎年行なわれるツールド・北海道のコースが 今年は ”いつもの海岸”傍を 通り抜けていった
あまりにも 一瞬すぎて 連写で数枚シャッターを押しただけでした~



9月19日 イタンキ浜にて