恵 子 の 写 真 庫

 Slow  Camera  life ~

留守を守るもの

2010年06月29日 | スナップ写真
最近は 何かと泊りがけで家を留守にする事が多い
花鉢にたっぷり水をかけては出かけるが 当地も霧が落ち着いて好天が続いてきた様で 
2~3日後戻ってくると土が乾ききっていたり・・・蕾だったものが一気に満開だったりする

1mにも満たない鉢植えの若木ライラックは ゆっくり~ゆっくり~と蕾を付けた後 《通常は6月上旬が花期》
なかなか咲こうとしてはくれなかったが 今回の帰宅を やっと甘い香りと共に出迎えてくれた




狭い庭先にも 植えた覚えのない可愛い鮮やかオレンジの花が2輪咲いてお出迎え!!かと ほくそ笑んでみたが



これは もしかして 外来種のタンポポが北国で大繁殖をしているという
あの 紅輪タンポポ???
yoccoさんのブログ記事≪コウリンタンポポ≫で 見比べてみると やはりそうだった
近くの雑草地を見やってみると いるわ!!いるわ!! 何処かしこに見事なまでにオレンジ色の花に染まっている

増殖しない内に 庭の2本は抜いてしまったものの なにやら可愛い花姿でもあった・・





このように
周辺のお花は 僅かな期間にも目が離せないほどドンドン咲き急いでいるようですが

当ブログは    

しばらくの間 緒事情により今以上に ブログの更新と皆様へのお伺いがゆっくりになりそうです 
ご承知のほどを頂き 変わらぬお付き合いのほどをよろしくお願い申し上げます


6月行事 父の背中

2010年06月20日 | 風景
私は父を 12年前に亡くしている
高度成長期時代の働き蜂として ビルの谷間で長年激務の連日だったのであろうか
父子として 一緒にどこかへ出かけた記憶がほとんど無い 
父は 退職後の人生を 日がな一日 太公望として過ごすのが唯一のユメだったようで 
とある海辺が一望出来る高台に強引に土地を購入した為 生涯 一度きりの口論を母としたようだ

結局 そこに釣り専用の小さなセカンドハウスを建てる準備半ばで 父はこの世を去った。。。

 

 父と並んで歩きたかった。。と思う風景が 今 ここにある≪6月20日父の日≫



相変わらず霧発生の毎日が続いていて 崖全貌がぼやけた光景だが この浜は むしろ 霧が似合うのかもしれない




2段目のハマナスの花名以降順番に 野生種のノハナショウブ(だと思うのですが・・・)   オオハナウド ≪オオハナウドの花≫
ハマヒルガオ   浜エンドウ~  

全体的に 昨年より開花が遅かったが 今日浜辺を歩いただけでも これだけのお花が出迎えてくれた   20日撮影 







五里霧中

2010年06月15日 | 好きです サッポロ
6月に入ってからまだ15日しか経っていないのに 実に10日も日中 霧が発生している
これは もう 例年の倍の多さ・・・
当地は 海水温と気温の差で霧が多発しやすい地形ではあるが 今年の霧は一段と”濃霧”である

いつもの海岸は 何度行って見てもご覧のような光景
mouse onの写真で 晴れた時の同じ場所を載せてでもおかないと判別が付かないほど・・

ちなみに 海岸の波などは 右の崖の上より見下ろして写しています        
                          

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mouse on で2枚の写真があります  イタンキ浜にて


 霧雨 

雨でもない空気中の細かい霧が 植物に水滴をつけてはくれますが 土には何のお湿りにもなりません

浜辺には ハマナスの花も咲き始めていると云うのに あまりにも濃霧で まだカメラには収めておらず。。。



タイツリ草


そんな霧中の当地から車で2時間ほど先の札幌市へ 所用の為出向いてきました
折りしも全国的なイベント ”よさこいソーラン”が開催中で こちらは真夏日の好天気

早く用事を済ませてソーラン祭りを見たい!!と。。バックにカメラを忍ばせてはいるものの
事は 一向にはかどらない・・・

今年は 結局
出番前の練習に余念がない踊り子達の光景を ワンカット写せただけに止まってしまい
これもまた
予定行動に見極めが立たなかった意味合いでは 五里霧中な1日であった



北海道大学講内にて  12日撮影


 好きです サッポロ!! 

豊かな新緑に囲まれた都会の一角は 思いのほか静かな佇まい~

生まれ育ち 住み慣れた愛着のあるこの街の光景にカメラを向け 
数枚だけでもシャッターを押せて 慌しい1日の中にも懐かしく幸せ気分な一時に浸り 
また霧中のマチへと戻ってきた



北海道大学内 イチョウ並木にて 12日撮影



たんぽぽの草原にて

2010年06月09日 | スナップ写真
近郊にある一面タンポポの草原のような場所で 2歳前後の男の子がママの携帯を借りて写メを~
そして その姿をまた写すパパ~ 若い親子の家族光景がほほ笑ましかったので さらにパチリ~
そもそも何を写していたのかと言うと ”うさぎ” でした


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mouse on   &  clickで3枚の写真があります





うさぎさんと同じ構図で カイ君を写したいのですが じーっとしてくれないので強制ポーズ

混合ワクチンを受けたカイ君は 3日ほど微熱をだしたので 
八重桜を写しに外出する暇もないまま 今年も桜の季節は終わってしまいましたが
カイ君が 元気を取り戻してくれたので それで充分!!








タンポポも綿毛と化した後は 
海岸地形特有の海霧の季節が巡ってきます  日中も太陽が顔を出さないままマチ全体を霧が包むのです

そんな天候が不安定な中でも 
この花の仲間はこれ以上はないという珍しい植物 1科1属1種の ”シラネアオイ”が咲き出します
大きな4枚の淡い薄紫の花びらに見えるのは柔らかいガク片で 僅かな風にゆれて 色香を漂わせ初夏を告げてくれるのです


<シラネアオイ

Sakuraさんのmouse on & click で元に戻るソースをお借りし 2枚の写真があります



ハトの故郷

2010年06月03日 | 風景
地元に 全国の鉄子・鉄男(鉄道マニア)を唸らせる造形美がある
”鉄の竜”と呼ばせるに価する 石油タンクの連結車だ 

走行時には 23両編成全長320メートルほどにもなるという 
多い時には300両近くも停車して並ぶ光景があると言うが この日は出払っていて その圧巻さには少々欠けるが・・・

長い竜のような貨車を力強く牽引する赤い列車「DD51」が また 貴重~とマニアが集う 








鉄の竜を生み出した大規模な石油製油所やがある一方で
海岸美が平行して同居する珍しい地方工業都市でもある

日本古来の貴重な在来種 日本タンポポが咲き乱れる自然豊かな所だが
年々 西洋タンポポに占拠され 日本タンポポの咲く範囲が狭められてきている
こちらもご覧いただけると嬉しいです 過去の記事 ≪崖っぷち 日本タンポポ≫




タンポポの蜜を吸うのは 蝶!? それとも 蛾!?
蛾だとすれば その羽のなんと美しい事か・・・

※ 記載後 yoccoさんより ”キアゲハ”と教えて頂きました ありがとうございます




日本タンポポの見分け方



左が 日本タンポポ  右が 西洋タンポポ  ≪ガクの部分で見分ける≫


そんな いち地方都市が 別の一面でも一躍脚光を浴びたのが 8ヶ月ほど前の事でした

が・・・・

昨日 6月2日

今回も ”I am 総理” が ”I am sorry ごめんね” と いとも簡単に責務を辞してしまった

地元選挙区から首相誕生に湧いたあの興奮と期待感は 今や何処へ・・
飛べないハトの苦悩を見たヒヨドリが”戻っておいで”と 云ったとか・・云わなかったとか

退陣の記録のため 予定していたタイトルを敢えて「ハトの故郷・・」と変更しておく事にします・・