国の重要文化財に指定されているルネサンス様式の京都府庁旧本館が一般公開され
4月1日には来館者数が1万人を突破したそうです
中庭には6本の桜が咲いています
その中央にひときわ艶やかなのが
円山公園の「祇園枝垂れ桜」の種から育てた実生木のシダレザクラです
その中に、ヤマザクラとオオシマザクラの両方の性質を持つ珍しい桜があり
発見者で桜守の佐野藤右衛門さんが、
幕末に府庁がある場所に屋敷を構えた京都守護職の松平容保(まつだいらかたもり)にちなみ、「容保桜」と命名されました
通常のヤマザクラよりも花がやや大きく、「花梗(かこう)」と呼ばれる花を支える枝も長目で
多くの桜を見てきた経験から「これはヤマザクラの突然変異や」と確信されたそうです
来年はこの「容保桜」をお目当てに行こうと今から楽しみにしています
5枚
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