小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

槍ケ岳(1) 2006,9,2~9,4

2006年11月08日 | 山登り

2006,9,2~9,4

槍ケ岳(1)

1日目コース:上高地⇒明神⇒徳沢⇒横尾⇒槍沢ロッヂ(泊)

山登りをしている人にとって、必ずと言っていい程憧れる山

「槍ケ岳」

私にとっては、特に穂高ではなく槍ケ岳。

今までに登った、北アルプスの山々は、

いろいろな角度から槍ケ岳を見たいから登ったといっても過言ではない。

その「槍ケ岳」に2泊3日で登ってきました。

ルートは、それこそ東西南北から可能ですが、

予定では、新穂高の無料駐車場に車を止め、路線バスで

上高地へ。でグルリップで、新穂高という予定で

岡山を出発。

6時52分出発のバスに間に合うよう新穂高の無料駐車場に6時40分到着。

我ながらすばらしいと自画自賛。

駐車スペースが・・・・・・・・ない。

昨年、ガラガラだったので、全く心配していなかったのですが、

想定外。

いきなり、計画が頓挫です。

仕方が無いので平湯温泉のアカンダナ駐車場へ移動し、バスで上高地へ。

 ■上高地 7:53(1504m)

 

▲上高地バスターミナル

上高地食堂で、朝からカツ丼を食べ充電完了。

登山カードを提出し、いざ出発。

 ■河童橋付近

▲奥穂高岳、つり尾根、前穂高岳

今日は、天気がすこぶるいい!

穂高、前穂が丸見え。槍の穂先も期待十分です。

 ■徳沢への道より

▲明神岳

横尾までの3時間の平行移動は得意ではありません。

なぜかと言うと、足の付根が痛くなるんです。

運動不足と言われれば、そうなんですけど。

誰かがレンタサイクルをすれば儲かると言ってましたが、

その意見に一票。あまり、展望も利きませんしね。

今日は、明神岳もきれいに見えます。

しかし、誰が木の上に帽子を掛けたんだろう。

考えると、寝れそうにないので、あまり考えないようにします。

そんなこんなで歩いていると後ろから、

「すいません」

との声。いつの間にか早い人に追いつかれていたのかと、

道を譲ると、追い越していったのは

MTB

平たく言えば、自転車に乗ったお姉さん。

レンタサイクルが始まったかと思いましたが、どうやら違うようです。

でも、すこしうらやましかったです。

で、徳沢到着。

 ■徳沢 10:17(1562m)

▲氷壁の宿「徳沢園」

ここで、小休止。徳沢は広々していて、結構お気に入りのスポットです。

今日は槍沢ロッヂ泊まりなので時間に余裕があります。

おにぎりで充電し、水も補給して出発です。 

 ■横尾 11:25(1620m)

横尾です。前回、北穂に行った帰りに泊まったんですが、夕食の豪華さが忘れられません。

しかし、横尾山荘の、昼食メニューはラーメンのみです。

メニュー豊富にすればもっと売れると思うんですが・・・・・。

ちょうどここで半分。槍に行っても、上高地に行っても11Kmあります。

標高差は除きますが。

一昨年は、横尾大橋を渡って涸沢に行きましたが、今回は北へ進みます。

これらの道は初めてで、少しワクワクします。

でも、あまり変わらず、しばらく平坦な道が続きます。

 ■槍見河原 12:32

ここでやっと槍の穂先が見えました。

いや~見える時はあっさり見えるもんですね。

ここを越えると、やっと山道らしくなります。

 ■槍沢ロッヂ 13:25(1826m)

山道らしくなったと思ったら槍沢ロッヂ到着です。

 ■槍沢ロッヂベンチにて

生ビールで乾杯。

小屋に着いた時の定番です。

ひとしきり、まったりした後、お部屋へ。

部屋は蚕棚になっていまして2段ベットの向かい合わせ。

同室のご夫婦に挨拶をしますと。

ご主人:「大きいザックですね。」

KON:「10キロちょっとですよ。」

ご主人:「へ~そりゃ重いですね。」

私のは、55L~75Lのザックなので、小屋泊にすれば大きいですが、

アルプスでは、普通かなと思うんです。

でも、ご夫婦んぽザックを見てビックリ。

約20L~25Lの小さいザック。

それも大きく、

「adidas」の文字。

「adios」よりかはましだが、あきらかにアルプスに持ってくるものでは無い。

まあ、「山は自己責任」だし、とか

いやもしかしたら、すごいエキスパートかもしれないし。とか、

頭の中でぐるぐるめぐる、KONでありました。

しかし、この後正体があきらかに。

部屋に2組のご夫婦が増え、前述のご夫婦とのトークが炸裂。

A:「南岳から氷河公園をへて来ました。」

前述婦人:「南岳ってどこですか。」

A:「槍ケ岳の南です。」

前述婦人:「槍ケ岳以外に山があるんですか?

よくわかりませんし、山小屋に泊まるのも初めてなんです。」

えっ。初めての小屋泊で、槍に登るってか。

聞けば、三点確保もわからない。とにかく、槍ケ岳というきれいな山を写真で見たから

登りに来たと言う。

結局、槍の肩から上は自分で判断してください。ということでお話終了です。

ん~槍に登りたくて、3年間色々な山で修行した私は何?

有名な山に来るとビギナーからベテランまで色々な人がいます。

夕方、外に出ると、望遠鏡が。

見ると、槍の頂上に人が見えます。

夕方でもすばらしい天気です。

ちょうど隣にいたご婦人と会話がはずみました。

宇都宮から来て、明日「南岳小屋」に泊まり、大キレットへ行くとのこと。

ん~私の計画には全く入っていないエリアです。

そう、岩場が苦手なんです。

西日本には、いい練習場所ないんです。

聞くと、いつも妙義で練習しているとか。

岩場は楽しくてしようがないそうです。

まだまだ、修行が足りないKONです。

明日は、槍の穂先です。

 

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