岡山サッカーサポーティング委員会(OSS委員会)公式ブログ

岡山県内のサッカーの試合・大会の試合運営に関わる(財)岡山県サッカー協会のボランティア組織の公式ブログです。

6月22日:草の根講演会

2007-06-24 | 岡山湯郷ベル
 22日、岡山アークホテルでOSS委員会主催の「草の根講演会」が開催されました。講師は岡山湯郷ベル監督・本田美登里さんです。
           
 参加者は50名弱。メンバー12名、県関係4名、協会関係もある程度の数、メンバー外の方も飛び込み含めて何人か来られました。19時からの開会だったのですが、時間が近づいても講師は来られず、専務理事へ「事情で到着が遅れる」との報。確かにお忙しい方で、練習を抜けられて美作から岡山まで来られるので、無理はないですね。来場者も皆納得顔です。すいません、忙しい時に我々のために岡山まで来ていただいて。

 到着後すぐに開会。さっきまで練習をされていたとは思えないカジュアルというか、お洒落なないでたちです。さすが日頃ベルの選手に女性としての身だしなみを説いておられる方だけの事はあると納得。
 講演は前半はプロジェクターを使用して、湯郷ベル全般の話をまちづくりなどの話も交えて講演。後半はディスカッション形式での質疑応答。これは結構活発に盛り上がりました。メンバーも活発に挙手して質問していました。
    
 M君氏の「岡山(ベル)から離れようと思った事はありませんか?」の質問に、「ない。湯郷ベルの名前も、エンブレムも、ユニフォームもすべて自分が関わってきたし、選手のスカウティングもほとんど自分がやってきた。まさに自分はゼロからベルを作っていった言わば母親のような存在だと自覚している。だが、新しい風も必要と思い、昨年三輪コーチを招聘して、正月の好成績につながった。今現在そういう気持ちは持っていない」という頼もしいお言葉を聞けました。話を聞くうちに、本当にこの方は岡山のこのクラブを愛しているんだなあと強く伝わってきましたね。
 また、「美作地区におけるサッカーでのまちづくり」について質問が出ると、作陽の野村監督とよく美作・津山地区の話になるようです。日本選手権で準優勝した作陽高校とベルの本拠地という事なので、将来「サッカーの町宣言」をしてもおかしくないなぁと個人的に思ってしまいました。本田さんも、サッカーの町である、清水、浦和、藤枝、広島がうらやましいとおっしゃられていましたね。昔の清水(本田さんの出身地)は、学校開放(今はちょっと・・)や学校のナイター設備は当たり前だったとか。夕方から校庭で子供達がサッカーに興じている横で、父兄もサッカーに興じている風景がごく普通だったとか。そんな話を聞くと、岡山とはちょっと違うなぁと実感しました。  
 最後は専務理事さんのご挨拶で締まりました。来場されたマスコミから、「第2回はいつするのですか?」と聞かれたそうです。
    
 講演内容を少しご紹介させていただきます。
 学習したことをチームにフィールドバックしたいという事で、現在S級コーチ取得に向けて頑張っておられるようです。
 クラブ後援会員は2001年は何と22人からスタートして、2007年の現在は千人近い方が入会されているそうです。「急いで来たから入会申込書を忘れた。持ってくれば良かった~」と悔やまれていました。OSSとしても一緒に配布する予定だったのですが・・・
 地域活動として少女サッカー教室等を市内の幼稚園まで数多く展開されているとか。それこそ体育の授業でボールを蹴っているそうです。楽しそうな授業ですね。美作の女の子たちの目標ですね。ここまで下部組織形成に力を入れられる訳を本田さんは語られました。「いい選手をスカウティングするが、関東などのメジャーチームからいい条件で声がかかり、今まで何度も悔しい思いをした。それならば他のクラブから欲しいと言われるような選手を自前で育成したい」と。

 「私もボランティアなど、裏方の仕事がどれくらい大変か自分なりに理解している」と言われていました。日本協会の事務方として7年ほどやってきた。大会運営や仕切りなど。今も思い出すのが、西が丘での雪の日の事。雪かきをやったり、人海戦術を体験したと。今の自分にとってプラスになっていると。裏方に加えて、もっと目立たない裏方の人がいる。美作のボランティアの方々のそういう様子を選手達にいつも伝えておられるようです。
 そしてOSSの皆さんへという事で、「逆に自分達に何ができるのかを教えて欲しい」とも言われました。自分達には「勝つことしかない」と。
    
 現在、ベルにはボランティア組織があり、約50人登録され、実際は半分の人数(OSSよりいいですねー)が動いているとか。人員が足りず、今後はマンパワーが必要だそうです。
 元日国立という事で、29日はただ「喜び」だったが、元旦は本当に悔しかったそうです。決勝進出が決まって、チケット無いし、前座試合だし、市長さんをはじめ、大変な事になったと大騒ぎだったそうです。正月に国立まで来て、勝って帰れなかったのは本当に悔しかったとしみじみ言われていました。何か闘将らしいお話でしたね。ただ、6年で日本一になるのは簡単じゃない。という事でベルの物語は続くという事です。これからも頑張って下さい。 written by Bmount

湯郷ベル・本田監督を招き講演会(6/15に山陽新聞掲載)

2007-06-22 | 岡山湯郷ベル

 22日、岡山市下石井のアークホテルで講演会を開催。地域におけるチームのボランティア活動やサッカーを通じたまちづくりがテーマ。19時~20時半で受講無料。事前申込が必要。定員50人で締め切り。申込は県協会(086-227-5653)まで。
 
詳細はこちら。 written by Bmount


美作でのファジアーノ戦ボランティアレポ(6・22)

2007-06-17 | ファジアーノ岡山FC
ファジアーノ、今シーズンの中国リーグの試合で唯一の美作ラグビーサッカー場での試合。ここは、なでしこリーグの岡山湯郷ベルの本拠地です。

写真のように正面玄関には大きな看板が掲げられてます。

恒例の試合前準備です。アドボード設置です。

ここはラグビー・サッカー専用グランドで全面芝。陸上トラックがないため台車が使えないので、手での運搬になります。
(ラインがないのでアドボードをまっすぐ並べるのが案外難しいですこれが。)

ピッチ内からスタンドを撮影。こんな感じの会場です。

競技場入り口でもポスター掲示を行い、会場を飾りつけしました。

そしてグッズ販売コーナーと樽募金の樽の設置です。例のごとくテキパキと設営終了。手馴れたものですね、もう。

10時開門。ゲート入り口では樽募金呼びかけとMDPなどの配布です。

またグッズコーナーではグッズ販売のお手伝い。結構売れ行き良いです。

ピッチ上では、練習の開始。ファジの選手たちがスタンドに向かっての挨拶です。

グッズ売り場はスタンドの中に設置したのでピッチがよく見えます。

そして練習開始。ミニゲームで身体を温めます。

そして、いよいよ試合開始です。。。(後編へ)

by 狂乱の貴公子

岡山湯郷ベル 本田監督講演会 開催!

2007-06-08 | 岡山湯郷ベル
以前もご案内させていただきましたが、ファジアーノ岡山FCや三菱水島FC、岡山湯郷ベルなどのサッカーの試合運営のボランティア組織、岡山サッカーサポーティング委員会(OSS委員会)で下記講演会を開催することになりましたので、ここに発表させていただきます。

大勢の方のご参加をお待ちしております。


岡山湯郷ベル 本田美登里監督 講演会

 岡山県サッカー協会のボランティア組織「岡山サッカーサポーティング委員会(OSS委員会)」では、メンバーの資質向上と活動PRのために草の根ボランティア講演会を開催することに致しました。岡山湯郷ベルの本田監督を講師に迎え、岡山湯郷ベルにおける地域のボランティア活動やサッカーのまちづくりについて話をして頂きます。
 メンバー以外の方でも参加できますので、お気軽にお越し下さい。

1.日  時   6月22日(金) 19:00~20:30(受付18:30~)
2.演  題   「美作における草の根運動とまちづくり」
3.講  師   岡山湯郷ベル  本田美登里監督
4.会  場   アークホテル岡山
          岡山市下石井2-6-1/TEL:086-233-2200
5.会  費   無 料
6.定  員   50名(定員になり次第、締め切らせて頂きます)
7.申込方法   必要事項をご記入の上、(財)岡山県サッカー協会まで、
          FAX(086-226-2037)、E-Mail(fa-okayama@jfa.or.jp )
8.問い合わせ先 (財)岡山県サッカー協会  
          TEL:086-227-5653
案内文書:http://www.okayama-fa.or.jp/categoty/K/data/oss0622.swf

6.3 ファジアーノvs日立笠戸in桃スタ

2007-06-07 | ファジアーノ岡山FC
狂乱の貴公子です。
6・3 桃スタ本番の日です。ファジの試合がある時は、コントロールルームでの作業が最近の定番となってます。


毎回、だいたい作業は同じになってきてるので、このブログで毎回同じようなことを書いてしまいます。

でもこの日は開始前のボランティア会議で、ファジの全選手&監督・コーチ・スタッフが会議を行っている部屋に挨拶に来られました。びっくりしたせいもあるのですが、そのシーンの写真を撮るのを忘れてしましました、、、、、。こんなことは初めてだったのでおそらく全ボランティアスタッフも緊張を交えながら感動を覚え、モチベーションが上がったのではないでしょうか。

それとこの日の特別なこととしては、OHKのTVカメラが密着していたことです。何でも6月23日にファジの特番があるとのこと。楽しみですね、、、。(でも個人的にはその日は岡山にいないので、OSS委員のLARKさんに録画&DVDをお願いしてしまいました)


樽募金のところに今日も木村社長が立って皆さんにご挨拶・声がけをされていましたよ!


試合は13-0でクラブ誕生以来の最高得点で爆勝!!

試合終了後は、天気も不安定だったので、2Fのロビーでサイン会。大混雑でした。

(もちろん、OHKのテレビカメラも密着!!)


すべて作業が終わり、18時からは日頃の感謝の意味も含めてということでクラブ側主催の懇親会(Ryouteiにて)にボランティアスタッフが招待されました。

クラブのフロントスタッフと普段なかなか作業中はコミュニケーションとりづらいですがボランティアスタッフ同士の懇親が深められ有意義な時間でした!!


ファジvs日立笠戸 前日設営

2007-06-06 | ファジアーノ岡山FC
6月3日のファジアーノvs日立笠戸戦の前日設営に桃スタへ行きました。

例のようにアドボードと横断幕の設営を行いましたがもう恒例になっているので毎回同じような作業だったのですが
今回は人工芝貼りとゴールの設置という今までにないものがありました。



大きな台車の上に人工芝が載っていてそれをラインの横に置いていきます。


ゴールの設置も間近でする、見るのは初めてでした。


選手、フロントスタッフそしてわれわれボランティアが一体となって作業をします。こんな光景ないですよ。上のカテゴリーにファジアーノが上がったらまずないでしょう。現在のカテゴリーだからある光景だと思います。



丁寧にネットも張っていきます。


コールポストの根元はこんな風になってるんです。知ってました??


この日も貴重な体験をした1日でした。。。

by狂乱の貴公子