2年生は5校時に柔道場に集合し、三光病院の先生を講師に迎え、
「ネット依存・ゲーム障害」について深く知り、それを予防するための講義を受けました。
「依存症」とは「脳のブレーキに相当する部分がこわれてしまう病気」のことで、最初は好きでやっていても、気づかないうちに熱中して、ついには自分をコントロールできなくなり、あやつられた状態になってしまうものだそうです。
現在、日本には成人・未成年合わせて500万人以上のネット依存者がいると言われ、この数は増え続けているそうです。
それらを予防するには「さぬきっ子の約束」である
1 家の人と決めた使用ルールを守ります。
2 自分も他の人も傷つけない使い方をします。
3 夜9時までには使用を止めます。
が有効だということです。
特に「ルール」は家族全員が一緒に納得して決め、家族全員が例外なく守ることが大切だそうです。
また、依存から回復するためには
依存状態で孤立していく「アディクション(addiction)」に対して、人間関係のつながりの中で回復を試みる「コネクション(connection)」がたいへん有効であることも教えてくださいました。
今日の講話を参考に、ネットやゲームと適切な距離を保ち、有効に使用できる大人になってほしいと思います。