じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

「道徳」も「歴史」も教えるのはやめたらいい

2007-04-28 | 論評(comment)
 中教審会長:「道徳教育と歴史教育は不要」
 中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の山崎正和会長は26日、東京都千代田区の日本記者クラブで講演と記者会見を行い、個人的な見解と強調した上で、小中学校での道徳教育と歴史教育は不必要との考えを示した。さらに、政府の教育再生会議が論議している道徳の教科への格上げにも否定的な見解を述べた。(中略)
 現在行われている道徳教育の必要性を問われると「現在の道徳教育もいらないと思う。道徳は教科で教えることではなくて、教師が身をもって教えること。親も含めて大人が教えることだ」と述べた。
 歴史教育についても、稲作農業が日本で始まった時期が変遷していることなどを指摘し「歴史教育もやめるべきだ」と述べた。(毎日新聞・07/04/26)
 いろいろな考えがあるからいいんですね。「べきである」とか「ねばならない」というのはいかにも窮屈だ。これが「道徳だ」と勝手に決めて、それを強制しているんだから、やめるがいいね。問題はそれから先にあります。そのことについてはいずれまた。