じぶんの足でたつ、それが教養なんだ

「われこそは」と力まないで、じぶんの歩調でのんびりゆったり歩くのがちょうどいい。

鹿児島県議選巡る選挙違反、地裁が12人全員無罪判決

2007-02-24 | 論評(comment)
 2003年4月の鹿児島県議選を巡る選挙違反事件で、公職選挙法違反に問われた同県志布志市の元県議中山信一被告(61)ら12人の判決が23日、鹿児島地裁であった。 谷敏行裁判長は「犯罪の証明がない」として全員に無罪(求刑・懲役6月~1年10月、中山被告らを除く10人に追徴金6万~26万円)を言い渡した。捜査段階でいったん容疑を認めた6人(うち1人は公判中に病死し公訴棄却)の自白調書の信用性が争点となったが、判決は「内容は不自然、不合理で、到底信用できない」と断じた。
 事件は、買収に使われた資金の出所が判明していないなど物証に乏しく、弁護側は公判で「どう喝や自白を誘導する違法な取り調べが行われた」と指摘。買収会合の回数、買収金額について、複数の被告の供述が同じような変遷をたどっているうえ、拘置が最長395日にも及んだ点を挙げ、「取り調べから逃れたいとの心理につけ込み、強引な供述合わせが行われた」と主張した。(yomiuri on line・07/02/23)
 よくぞこんなでっち上げが法廷にまで持ちこまれたと驚嘆するばかりです。いかに権力は暴力を行使するか、つまりは暴力そのものだという見本ですね。すべての警察官がそうだとはいわないけど、少しでも、かなりか?暴力という権力を振りまわす官憲があちこちにいるという事実は忘れたくない。事件そのものがなかったという判決に当局はいかなる責任を取るのか。
 大小に関係なく、権力は権力です。教委のでたらめも今回のでっち上げと同日の談じゃないかとおもう。正義をくじき、弱者をつぶす、警察や学校はいらない。