岡地東京コミッションの呟き

商品先物取引業界の主力店、岡地(株)の投資相談部コミッションによる相場コメント。

9月30日 とりあえずだが・・・・

2010年09月30日 18時30分00秒 | 岡崎克久
18:30 岡崎克久
とりあえずだが
金は半分減らす?? ガソリンは半分減らす?? コーンは半分減らす??

で、金・ガソリン・コーンのポジションを減らして、種玉のみの買いポジションを継続が有利かとの方針。

出来るだけ、マイナスの物が有ればそれの損切り。
全てプラスの玉なら、値洗いの小さい方を仕切るのが有利かと・・・。

今後押しでも有れば、今日減らした分の買い足しは検討。
押さなくとも、9月30日の混乱(一つの山場になる恐れありとの警戒で)が過ぎて、
落ち着いた所を再び買い足すがいいかと・・・。

昨日までのコメントの方針によります。
といっても、
昨日までのコメントの、どのパターンに当てはまったかというと、「灰色」でしょうね。
月内いっぱい真っ直ぐに上昇した訳では無く、「利食い先行型」だった一面も・・・
一方、ただの持合いでも無くNYでは一直線の上昇だったとも評価できる。

「緩和期待」が生み出す「ドル下落」を囃した相場で、
一応「ドル売り・株買い・商品買い」の人達(短期の人達に限って)の目安とする日程が訪れた可能性有り。それを警戒です。

また、バーナンキ発言が「追加緩和」に言及した場合の、「折り込み済の利食い」の警戒も含めてです。

で、
今晩の状況で「来月の形」が見えてくるのを期待するわけです。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック


9月29日 追加緩和観測??

2010年09月29日 18時22分54秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
追加緩和観測
「緩和」これがドルが弱くなる原因として、知られるようになってきました。
不況=売り
との発想から、
不況=通貨安
へと、知らず知らずの間に世間の認識も変化してきているのでは??

もっとも、
ドルが弱い事に円高が伴ないますので、
国内では「買い」の発想は存在しても、「上昇」のイメージは湧きにくいかも。

その円高の原因についても、
夏の間は「ユーロ不安とドル不安で円に資金が集中」と言われて来たのですが
「緩和」が流行語(マーケットの人の間で流行中)になりつつある。

ようやくですね。

で、
認識が広まったという事は、
「折り込み済」を警戒する順番。

さて、

どこでドル売り団が失速するか・・・?
その時は、NY金の失速でしょうね、おそらく。
東京では??  微妙ぉ――――っに下がる方??
かもしれないが、「円反落」の言葉に言霊が有りそうですので、
雰囲気によっては下げ渋るかも??
とりあえずは、警戒に越したことは無いですね。

コーンやガソリンは上昇しやすいかも??
為替に相関しやすいから・・・・。

「折り込み済」に話を戻すと・・・・
やはり、
「緩和発表」が有ればそのタイミングが有れば
「噂で買われ・事実で売られ」の応用ですね。
心の準備。

加えて、
30日のバーナンキ証言も「ドル売り・株買い・商品買い」の人達の足元の目標かも??
なので、その前日(今晩)に強いようなら明日は無条件で「折り込み警戒」が必要でしょうね。
その逆なら、「のんびり」でいいのでしょうが・・・。

で、

今日は、
金・コーン・ガソリンの積極買いポジション
全て継続が有利かとの方針。

失礼しました、
コーンの今日の下げは大きめですね。
朝は内部要因注目で強含んだのですが、
それだけに、午後からの円高恐怖が他の銘柄よりも大きく響きましたね。
チャートの形で、、「イケる」「ダメそう」等々悩んでも仕方が無い。
目先は「木曜夜の迎え方の相場」
それが明ければ、10日の農務省発表の前評判での当てもん相場。
これについては、ドル相場の方向性で投資家の取り上げる材料は変化する。
その順で心得たい。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月28日 買い溜め

2010年09月28日 19時58分21秒 | 岡崎克久

19:00 岡崎克久
勇ましく風にたなびく旗印
長州征伐に出かける旗では有りません。

実は、
愛煙家なのです。

とはいえ、本数は少ないですね。
もともと、何かに熱中している時は半日以上煙草を忘れている方なので。
また、最近は喫煙可能な場所が減りましたので外出先では殆ど吸いません。

で、
今回の煙草の値上げに際して、買い溜めは行いません。
賞味期限の半年分を今の間に買ってしまった方が確実にお得なのですが、
タバコごときにそこまで手をかけるのも美しく無い(美意識に反する)との判断です。

美意識?? 日本の財産ですよねえ。
「ボロは着てても心は錦」不況でも減少しない財産です。文化もそうですね。

って、私のような庶民の美意識はちっぽけな日常の細々としたものに限られていますが・・・。

買い溜め
さて、

買い溜め??

「値上がりが確実視されると、需要が増える」
こういう一面が重要。

で、
値上がりが見えてくると需要の数字が変わってくる。
この事を見落とした需給判断って多いですよ。

デフレ最中の「買い控え中の需要」をそのまま変化しない形で見積もった需給分析で、そのままこの冬を占おうとしているものが多く
そういった考え方はこの秋に要注意。

少し値上がり始めると、それらの数字が変化して来る。
「あれだけ供給過剰って言われていたのに!!」
と怒る人がいる段階を経て、
「需給がひっ迫して」
との話を自然にうけれてしまうように変化して・・・・

「需給逼迫の旗印」に必死で買い!!
その時は下落の始まり始まり。

何千年も変わらないパターンでしょうね。

で今回のタバコ、
買い溜めが終了した途端に需要の空白、
そして、値上がり後の需要減。
究極は、値上がりは需要を冷ます。

真面目な需給曲線と
実践で利用する、ゲーム理論的な読み。
相反するようで両方とも「言えてる」訳ですね。

木曜日へ
木曜日注目の中、冬に向けた話はばかげてますが、
今日は昨日の方針の考えでゆっくり。
月末へ向けての前評判相場なら「逆張り」的な考えが有効かと・・・。
気を付けなければならないのは、真っ直ぐ月末まで上昇してしまった場合。

との考え。

で、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション継続が有利かとの方針。

雪崩をうったような今日のコーン。
昨日の上昇をほぼ帳消し。
為替や株価の影響でどの銘柄も弱含んだのですが、
目の前の地合いでの判断、心理的な影響は、5分と5分の結果しか生まない。

未来予測を重視して、足元のブレは5分5分との方針。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月27日 今日だけ

2010年09月27日 19時18分48秒 | 岡崎克久
19:20 岡崎克久
今日だけ
木曜日が注目の週ですよね。
月末にして、米国では「失業保険申請件数」「国内総生産」「バーナンキ議長証言」の発表日。
なら、月末相場というより、前評判相場との様相が濃くなると予想。

今晩から、前評判での上下(おそらく日程的に山と谷の一回転以内)が始まる。

「今日だけ」はおとなしい日。
ガソリンやコーンの上昇は大きめでしたが、基本的には金曜夜の外電の写真相場で変化なし。

今週の展望にコメントしましたような方針で、

今週の相場に山が訪れた場合は、
30日まで引っ張るが、場合によっては30日に失速警戒のポジション構築も検討。

今週の相場に谷が訪れた場合は、
谷が浅くなりそうとの思惑で、それに続いて巻き起こるであろう「追加緩和期待」の相場まで引っ張る。
この場合は、なにがしかの追加策が発表されると同時に一部の利食いは必要。
(期待中に買い、発表で売りが基本)

よって、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

緊張の週ですよ。
いつもは「のんびり屋」ですが・・・・

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月26日 週間展望 月末警戒??

2010年09月26日 16時52分51秒 | 岡崎克久
16:30 岡崎克久
月末警戒??
これ、いちいち警戒していては仕方がないのかも知れません。
ドル相場注目(対ユーロ・対中国元 など)の今日この頃で、
このドル相場が「利食い先行型」でここまできたので、月末が利食いの動機になっても、それならば、それを数えて一ヶ月に2~3回目の利食いになり、小粒になるかも知れない。

「利食い先行型相場」の場合は、利食いによる押しは小さくなりがち。むしろ、ふみ上げ後の失速が大きめの押しの入るところ。

今年の4月に連休突入前最終日まで買いは引っ張って、最終日まで高かったことを確認してから蓋をする方針(ヘッジポジションを持ったり、フラットにしてしまったり)にしたのもその為。

なので、
ここは、月末に向かってダレル(ユーロ相場・中国元相場・NYダウ・海外の原油・穀物・貴金属 等等が下がる)ようなら、かえって、「利食い先行型相場」の継続中と見て、あえて動かずとも、その後の更なる上昇が期待できる。(かもです。あくまでも)

逆に、
月末のポジション調整が、利食いよりも踏みに支配された場合、
この場合は、月末最終日まで上昇が続くのでしょうが、それを確認してあえて、
最終日にはヘッジポジション(何か売り玉を持ってみるとか・・・)、や一部利食いでフラットにする必要ありかも・・・。

別に9月の30日に世の中が急変する要因があるわけでは無いのですが、
強いて言えば、プレイヤー(公共も民間もプロも一般も)の多くが、一ヶ月という区切りを持つ文化(収支の区切り? またはその評価の区切り)に接していること。

銘柄別には??
今回に限り、銘柄別の云々は本質からかなり外れているとの思惑で、入れないことにします。
本質的には、「金は動いていない」「石油もちょっとしか動いていない」「穀物も然り」
動いているのは「ドル」なのかも知れない。
ドルが下落する様子を「ドルを物指しに」して見てしまうと、
ドルが下落しているのではなく金や原油や穀物や株価やユーロが上昇しているように見えてしまうだけ。

たまたま、今回はドルと同じく日本円もそこそこ弱い。
介入の効果?? では無く、介入に見えるが実際には円とドル両方の資金供給に似たような効果。詳しくは、介入の次の日のコメントを参考にしてください。

これに併せた対応が良いかと・・・・。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月25日 本当にドル安

2010年09月25日 14時20分04秒 | 岡崎克久

14:00 岡崎克久
本当にドル安
冷房も暖房も要らない今日です。
本当に気持ち良くって・・・・。
短いかもしれない秋ですので大切にしたい。

という事で、
手抜きコメント。
タイトルも連日同じ。

急騰したのが、
ダウ・原油・コーン・粗糖・等々

ですが、円高の進行を伴ないますよね。
金も高値更新ですが、円高には負けるくらいの計算??
これも微妙なラインなのですが。

円高の危機は変わり有りませんが、世間の目も、円だけが強すぎるのではなく、ドルが世界に向けて弱すぎるとのイメージが国内に定着してきたかも。

このドル安に戻りが入るとすれば??

来週月末は疑わしいですね。カレンダー的な要因ですが。

ドルの戻り(対世界)??

介入しなくとも少し円安に触れるのか??
かもしれませんが・・・・。

円高進行中に上昇気味だった商品。
さて、ドルの反発場面でどうなるのか・・・・?

微妙な問題ですね。

明日 週間展望を投稿したいと思います。
で、今日は悩みます。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月24日 ドル下落中

2010年09月24日 20時17分36秒 | 岡崎克久
20:00 岡崎克久
ドル下落中
殆ど同じタイトルの繰り返し。

とにかく、ドル下落中。
総じて、米国の商品は強含むが、これに円高が伴うので国内の商品は上がらず。

ドルの下落基調が収まった時に、米国の商品市場が弱含む可能性有り。
で、イメージ的に国内でも商品売りの手が入る事が予想される。

本来、下がっているのはドルだけではなくスピードの差で優劣はつくものの、
円やユーロも同じく緩和中なので弱い事が想像できる。

ならば、ドル下落(対ユーロや元に対して、また、円に対して)が収まった時も
さほど、国内の商品が売られる事を気にしなくてもいいのか??
その辺りのさじ加減が課題になりつつあるのかも知れません。

もちろん、
その時の材料のインパクト、人の心をどれだけ動かす状況になるかによる訳ですが・・。

で、
横ばいしてしまった今週ですが、特にここでのヒントなし。
とりあえず、
とりあえずなのですが、無駄な売買を避けて効率を高める観点のみの判断。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション、全て継続が有利かとの方針。

大きな意味でのドル下落基調には、深い要因(基軸通貨そのものの緩和)がのしかかっていると思いますが、一番目先のドル安は「追加緩和観測の発表のタイミング探し」になりつつ有り。
これとの絡みで、ゆっくり方針の中にも緊張しながら・・・です。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月22日 ドル安中

2010年09月22日 19時40分12秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
ドル安中
追加緩和の話題が宙ぶらりんになれば、米株が下がるか??
この答えは、NOでしたね。
というより、

夏以来、対策発表と同時に売る人が多いので、かえって余韻を残した宙ぶらりんが市場をしっかりとさせるのかも知れない。

かといって、対策発表と同時に売れば儲かるかというと・・・・?
そのような短期売買の反応は、マスコミが「対策失敗」と囃したてた瞬間に終わる。

本題は、景気の良し悪しでは無く、
「ドルの弱基調」なのかも知れない。

景気を無理に回すことは出来なくとも、緩和でドルの価値を下げる事は中央銀行には可能。
しかし、
緩和しなくとも、今はドルが弱い所。
一部、介入の余韻で対円でだけはそんなに弱くないが、ユーロや中国元に対しては急落中といってよいほどの状況。

NYの各市場(為替・株・債権・商品)はカネ余りの資金を方々に詰め込む作業中との見方が妥当なのでは??
ドル以外の物(為替・株・債権・商品)全てがドルより強いような(一部例外は探せば有るはずですが)状況下すので。

高値更新
単純でございましょおぉ。
金の需給を考えて、ああだこうだと悩むよりも、
おカネ(ドルや円)が今どのような状態かを考えれば、方向性が見える時期。
NY金の新高値更新の意味が理解できれば、次の世の中のしっぽがちょっと見えるのでは??

円高
が、しかし、(「しかし」が多いですね。申し訳ありません。)
円高では東京の商品は上がりませんよね。

世界に向けてドル安進行で有る事は、日本の政府も金融当局もマスコミも投資家もみんなが気付いている。

一方、
介入を行った時点から、日本の姿勢は、ドルに負けない程の緩和と資金共有を間接的に決定したような効果も有り。

要するに、
ドル円(為替相場)の行方を気にしなくても、円が商品より弱い要素も有るという事。

またまた休みを挟みますが、
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

引き続き緊張の場面です。
金曜日注目。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月21日 緩和ブーム??

2010年09月21日 19時10分17秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久
緩和ブーム??
「緩和中ですので」で締めくくる事の多いこのブログでしたが、
最近では世間でも、日々の上下に「追加緩和観測」「追加緩和観測後退」が良く登場するようになりました。
ようやくですね。
「不況=売り」とのイメージが先行して、「緩和強化中」を殆ど材料にしない(眼中にない)プレーヤーが多かったのですが、今は注目の的になってきました。

ただ、この言葉が独り歩きして、今晩の上下を当てもんする材料になりつつ有り。

このような風潮は気を付けなければいけない。

本来、ゆっくり効いてくるものなのでしょうね、
始まりは一番安かった二年前の秋ですから・・・・。

で、

「追加緩和の有る無し」での今晩の上下と、これからの方向性とは関係なし。
(断言はいけません)直接の関係はあまりないかも・・・・。

として、

ドル下落基調中(対円以外で)を重視、
過剰流動性を方々に詰め込まれようとする所、(との観測)

緊張しながら、今日も金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月20日 週間展望 地雷原

2010年09月20日 15時49分51秒 | 岡崎克久
15:30 岡崎克久
週間展望 地雷原
追加介入に対する警戒姿勢が続く。
85円代後半で、介入に逆向かう筋のドル売りが入るので頭が重い。
一方、
85円台前半で短気なドル売りは買い戻している人が多い(プロも一般も)。
介入がなくとも、逃げ遅れると、自然反発に巻き込まれてしまう。

仮に、
85円割れがあったとして、
「崩れるぞ!!」の合言葉にフォローのドル売りを行えば獲れる(利益が出せる)か??
それこそ、「介入」を食らえば2円ほど持ち上げられて元も子もない。

ドル売り団の無難な戦法は、反発場面で少しずつ叩いてポジションを溜めること。
溜まりたまっても、円高が来なかった場合は、狙われて介入を食らい踏み上げの種にされる危険性もあり。

依然、中長期的に見れば「円売りドル買い」では利益を狙いにくいとの思惑が大勢を占める(この投稿者 あほあほマン岡崎も含め)中、逆にその「無難なドル売り円買い」の作戦を考えれば、
地雷原を突破しなければ前に進めないような、ちょっと、神経を使う場面ですよね。

今週は、
ドル売り団(投機的な)(短気な手を回転させる派が多いかも知れない)が「地雷原」をさ迷いながら、地図を作っているところかも。
どこに地雷が埋まっているか、地図が完成して通りやすくなるまでに日本の輸出企業の採算ラインが下がってくると助かるのですが・・・・。

輸出企業の採算ラインって、ニュースになる度に変化はします。(6年前の介入時とは異なって当たり前ですが)
結局、資源も労働力も海外依存の多い国ですので、円高でコストの下がる一面も有るのでしょう。今、90円くらいなら採算が・・・というニュースをよく耳にしますが、そのうち、忘れたころに85円くらいなら・・・に変わっていたりして??

日銀が出来そうな事で、自然な流れ(多少、ドル離れ気味)に逆らわなくて済む範囲
気分的には「ほとぼりが冷めるまで」円高進行は休憩かも知れませんね。

後二つの事柄
今週の重要事項。

ひとつは介入のもうひとつの側面。(ひとつひとつって文章が変??)
「間接的に日米両金融市場への流動性の供給(木曜日のコメント)」が響いている。
溢れてくるお金をあちらこちらに納める週。

ふたつめは、
ほとんど無視するのが得策かも知れませんが、21日夜中のFOMC声明ですね。
これ、素直じゃないですよ、

景気にマイナス材料が出れば、「追加緩和観測」で逆に株高になってしまったり、
景気にプラスの材料が出れば、「追加緩和観測後退」で逆に株安になったり、

よって、この話題での上下は、
「景気の先行き」に対する反応ではなく、「FOMC声明発表直後の上下の当てもん」な要素が濃いですので。

もっと素直に、悪ければ緩和で無理やり支える・良ければ緩和しなくとも上がる。
景気を動かすことは出来なくとも、マーケットの資金量は人工的に調整出来る。
マーケットの安定が世の中をじわっと潤してくれるに至るかどうか、至らずに悪性のインフレをもたらすかは、冷や冷やしながら観察。

こんな感じがいいのでは???

わからないから
派手な動きがないからこそ、
目の前の値動きに「ついてゆく」もしくは「影響される」が主流。
米国市場の穀物の強含みと原油の含みはいずれもそのような所が濃い。かもしれない。

が、
株高傾向と介入警戒の中ですので、東京市場は両方ともまだ強い週とのイメージが無難との思惑。

とりあえず
金が強いのは、地味な展開の週に流動性の高い市場に資金が向いてしまう。
「とりあえず」的な効果ですかね。動機は薄いがその分支持を得ている。
「とりあえずビール」っていう。和食にも洋食・中華にもビールを併せる世の中ですね、夏も秋も・・・。
動機は薄いものの支持の高さが原因??
私個人は、好む好まないを超えて、嬉しいときも悲しいときもビールが一緒でした(大親友のような・・・)。

脱線しないで戻りますが、

ただ、動機の薄さを心配して、買われすぎを指摘するのでは、事の深刻性を無視している。
この二年ほどで、欧米の中央銀行がそのバランスシート(資本対借財・この場合は中銀資産対銀行券の供給量と考えるのが妥当)を二倍にも三倍にも膨らませた事を考えると、むしろ大人しいカーブですね。不況だから売りとのイメージが依然影響して大人しいカーブになっているのでしょうが、その分爆発時が恐ろしい。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月17日 暗黙のルール

2010年09月17日 22時07分33秒 | 岡崎克久
22:00 岡崎克久
暗黙のルール
一昨日の、ドルの行方の話。
短期「為替介入」・中期「ドル安メリット」についてコメントしました続き。
今日は、長期「通貨体制の変化」について。

ドルの歴史って200年くらいですかね。
カルトチックかも知れませんが、専門家の方たちの中にも、
「暗黙のルール」「お決まりのパターン」なるものを指摘する人も多い。
どのような、パターン・ルールかというと、

戦争・恐慌・景気後退→米国の財政赤字拡大→3~5割ドル下落
→借金をドルで決済→米国の国内経済が潤う

このサイクルらしい。

本当にそうなのか????

ここで、多くの事例を上げるのは省略しますが、
偶然か、必然か、毎回そんな感じのようですね。

お金って何ぞや
決済の手段・価値の保存手段・価値の尺度

出来るだけ、統一して、みんなが同じ物を使うのが便利。

ですが

決済の手段として、景気のいい国では決済の回数が多いのでおカネが多く必要

価値保存手段として、儲かった国ほどおカネは多く必要

価値の尺度として、上記二点の供給の調整が下手だと、おカネの需給が不安定でおカネの価値も激しく変化してしまう。
よって価値の尺度としては使えなくなる。
これが難しくって、インフレとデフレを繰り返す。

なので、各・一定の経済地域・政治・政策単位ごとに通貨を発行した方が、需給調整が行いやすい。インフレやデフレに対応しやすい。
これを、統一通貨ユーロ運営の難しさにも指摘されている。

その国が不景気で、みんながおカネを抱え込んで回らなくなったら(デフレ)、供給を緩めてインフレ誘導する。
逆にみんながおカネを回し過ぎて景気が加熱したら(インフレ)引き締めて安定を図る。
単純すぎる説明でしょうが、これが需給調整。

ですので、経済に行き詰まった国が大幅に金融を緩め、その度にその国の貨幣価値が低下する。日本も過去500年くらいそんな感じ?? 大まかには。

一方、
国ごとに通貨を発行していて自由に需給調整する中、
国際的な「決済手段」「価値保存手段」「価値の尺度」
として使用されているのが「米ドル」ですね。

という事は、
米ドルは、米国の経済に合わせた資金需給調整をだけを行っているのではいけない、
世界全体の景気に合わせた需給調整をすることが必要。

ですが
ですが、米ドルは米国でしか発行していない。

米国の望むと望まざるとにかかわらず、
世界全体の景気が低迷した時は、米国が米ドルの大盤振る舞い(大量供給)を行わなければ、経済は成り立たない構図も有る。
普通の国が自国の為に自国通貨の需給を緩和するのと同じ。
米国が世界の為に米ドルの需給を緩和する。

だいたいそんな感じ。

インフレで損をする人
よく、デフレ最中に資産家は安全資産として債権を抱え込みます。
買い物や投資を控えて守りに入る。不況ですね。

そこへ、
国が、通貨の供給量を増やすと貨幣価値が低下したりもする。

貨幣価値が低下してから債務が額面通り償還されても、
それって、債権者にとっては損な話ですよね。

国内で、債務者(返済しやすくなる)と債権者(額面通り返ってきても価値が低下している)に不公平が生じる事になる。

国内のこの関係を、国際的に拡げて米ドルで考えると・・・・。

通貨体制の変化
危機ごとに大きな通貨体制の変化を繰り返してきた世界。
その度に、米ドルの価値の低下、そして債権国の損失(米ドル安による損失)。
文頭の「暗黙のルール」を世界が米ドルが繰り返してきたのは、
有る一面で事実なかも知れない。

ですが、
世界経済を、上記のように、一つの国の中の資金需給と債務者・債権者の関係に例えると、
なるほど、納得、当たり前の単純な図式なのかも知れない。

で、ドルの下落は「回復の始まりの第一段階」と考える専門家も多く、
もしですよ、もし今回のドル安傾向(中間選挙に向けて云々の短期的な考察を越えて、長期的にグローバルな意味で)が上記通貨体制の変化の一部だとしたら・・・・

数年間かけて、米ドルの、現行より3割安や4割安や5割安も非現実的な話では無いのかもしれない。

追記 ^ ^;
債権国が損をするような表現になってしまいましたが、
個人的には「そうでは無いのかも知れない一面」を重視しています。

具体的には、世界のみんなが使用している米ドルの供給責任を
米国政府(米国民)が一手に負う事、
また、その負担(国の債務が増える事にも・・・)も米国政府(米国民)が一手に負う事に対して、
「ドル供給の負担を分け合う」的な事も国際的に必要なのかも知れなくって・・・・

中国と日本はそれを担っている可能性が有る。

どんよりと、そんな気もする今日この頃。

三連休中に、「ドル供給の国債負担」と題して、コメントしたいです。
申し訳の為、
お手すきな時に読んでください。




さて、三連休前
昨日のコメントのように方針転換。
「介入の効果失速のタイミングを警戒」の方針は解除。

米ドルの下落傾向(円以外の多く、ユーロや元に対して)と日米両国のの流動性増加(介入の間接的効果)を重視。(詳しくは昨日のコメント「流動性供給」を読んでみて下さい)

それが騒ぎになる所まで強気継続。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続で三連休越えが有利かとの方針。

お詫び
ここ数日長いコメントの連続、申し訳ございませんでした。
来週からは、もとに戻ります。
この局面に重要な事かと思い、説明下手の文章下手が無理に文章にしてみました。

夏も解けましたことですし・・・・、涼しいですね本当に、
夜も長くなりましたので、少々コメントが長くなっても・・・^ ^;

梨でも召し上がりながら、読んでみて下さい。
(梨がいいですね、この季節は・・・
ビール??  ビールは年中無休)

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月16日 流動性供給

2010年09月16日 22時09分03秒 | 岡崎克久
21:50 岡崎克久

超長期でドルが弱いであろう話題をコメントするつもりでしたが、
予定変わって、「流動性供給」のタイトル。

ここは緊急ですので、超長期の話題なんて後回しですね。
昨日の続き(超長期)のコメントは明日以降にしたいです。

通貨の切り下げ合戦

昨日のコメントは、為替相場の事ばかりに特化した話でしたので、
当然、介入が成功するのか、失敗するのか、
失敗するならどこで失速するのかの話題に集中してしまいましたが、
その為に
大変な見落としが有りました。

成功しようが、失敗しようが、円の価値を下げる(ドルに対してではなく、金や原油に対して)事には変わりないのかも知れないとの事。

円の価値を下げても、それ以上のスピードでドルの価値が下がれば、結局は「円高」(介入失敗になる)。
それでも、円が金や原油に対して価値が下がる効果は有るのかも知れない。

逆に、ドルの価値が下がっても、それ以上のスピードで円の価値を下げる事に成功した場合は「ドル高」(介入成功になる)。
その場合にも、ドルが金や原油に対して価値が下がる事には変わりないかも知れない。
もちろん、それ以上に円が金や原油に対してその価値を下げる事になる。

「通貨の切り下げ合戦ですから・・・。」

流動性供給

お客様から、「為替介入の資金の調達手段」と「介入によって買ったドルの使い道」をご指摘頂いて、
「なるほど!!」
ありがとうございました。
「見落としでした」
との思いで急遽、下のように考えました。

介入が成功するかどうか、また、その効果がが失速するタイミング等を必死で睨むのは取りやめです。
それより、介入資金の調達と介入によって買ったドルの行方に注目。

今回の介入、
これを本気でやると・・・結果として、

日本の金融市場に円資金の供給(円売りドル買い)を行うと同時に、
米国の金融市場にドル資金の供給(ドル売り米債買い)を行う事にになりがち・・・・。
(断定はいけませんが、そのような傾向が濃いと予想するのがいいのでは??)

すると

移動するのは、米国から→米債が→日本へ。
後は、両国とも、金融市場に流動性が入ってくる構図。
ですよね、大まかに。

なので、
介入が成功するか否かにかかわらず、
対商品価格で考えた場合、
普段の「流動性供給」のニュースと同じ構図になる。

違いは、
「連銀がドルの供給」を行うのではなく「日銀が円の供給を行う」。
「連銀が米債の購入」を行うのではなく「日本の当局が米債購入」。
そこのところがクロスしているだけ。かも。大まかには。

買うか!!??
ポジション的には、金・ガソリン・コーンの積極買いポジション継続が有利かとの方針。そのまま。

ですが、

ここまで買ってない人、新たに考えている人には、「新規買い」を考えても妙味の有る場面かも知れない(かもですよ、かも)。

ここまで上昇して来た商品なのに、
ここで、失速警戒では無く、さらに上昇期待??

ですが、上記の理由で、その可能性の有る場面かとの予想。

過剰流動性がもう一段アップするかとの話題ですので、金やガソリン・コーンそれぞれの需給は二の次。
これらの上昇を期待するのでは無く、円とドルの価値がもう一段下がる事を期待しての作戦ですから・・・・。

ですので、どの銘柄が一番有望ななのか、これは難しいところですね。

しいて言えば、踏み上げ期待を加味して、夏の間に一番弱かった白金になるのか??
そこは、少し、知恵を働かせて(細かいところが下手なのですが・・・)、ですね。
      
「為替相場」を張るのではなく「商品相場」を張るのなら、
この注目点で、この方向で・・・ がいいかも。かもです。あくまでも。

昨日の付け足し
さて、為替相場、

商品の相場なら、「流動性が増える」との事だけに注目すれば、
ドルと円の弱いもの同士が、どちらがより弱いかとの当てもんをしなくとも、
どちらも「商品」より弱いとの思惑で作戦を建てる事が出来るかも??

が、しかし、
為替相場を張るなら、
その弱いものどうしの円とドルのさらにどちらがより弱いのかを見極めなくてはいけません。

大まかには昨日のコメントのように、
85円押し目買い団と、介入資金へ向かう資金の綱引きが予想される。
今週はそんな感じなのでは??

スイスが為替介入に失敗した時、介入に逆向かいを行ったファンドが成績を上げた。 
今回の単独介入も、同じファンドにすれば二匹目のドジョウとの思いで当然狙ってくるだろう。「だろう」です あくまでも。
また、同じパターンで利益を狙おうと、それをビジネスチャンスと待っていた資金も多いのでは。

加えて、米国では、依然として、「強いドル政策」は休憩を続けるつもりのような・・・
追加緩和策など、ドルが弱くなる政策を変更する気配が昨日も今日も無かった。

一方、
「下がれば介入が有る」とのプレッシャーが、短期売買の資金ををフォロー型では無く逆張り型に変化させる事に、今回の介入は成功している(今のところ)。
誰かが音頭をとっている訳ではないのですが、85円前半でドル買いが湧いてくる様子。

新聞も読まなければ、世論も耳に入らない、ましてや、過去の出来事も知らないコンピューターの多くは、
急激な値動きの変化だけを材料に、トレンドの逆転を判断しているかも知れない。

なので、ドル売りは、反発の力が収まるところを何度も待つのが無難。
あせらず、じれったくなる所まで待ちで・・・・ がいいかも知れません。
これも「かも」ですよ、あくまでも。

思いっきり引っ張ってから、昨日のコメント「ドル安メリット」の方向で考えるのがベターか?? 今のところ・・・・・・。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月15日 為替介入

2010年09月15日 19時12分20秒 | 岡崎克久
19:00 岡崎克久

今日はFXファンの皆様にも読者を増やそうと、このタイトルにしました。
ドル円について触れたいです。

分けて考えて
ドル円の行方を考えるときに、どうしても避けて通れないのは、
100年ぶりと表現する人の多い世界経済の混乱と、「通貨体制の変化」の関係でしょう。
通貨とは何者?? ここにヒントが有ると思っています。

そんなに、大きなテーマでは・・・・
もう、読まずに通り過ぎる人が多数ですかね。
では、少し目先の話。この秋の中間選挙を睨んで・・・・
これ、みんなが知っている「ドル安メリット」の話ですね。

さらに絞って、今週来週の行方は?????
これこそ、今日の話題にピッタリ。「為替介入」とその後のリバウンド等についてですよね。

近い所から順番に(出来るだけ短く)考えをまとめてみたいです。

為替介入
今日の介入を受けて、目先の数日間の対応ですが、
このレベルは、投機の駆け引きが鍵を握ると思います。
プロも一般も手探り。
多くの投資家の一番の関心事は、「再度ドル売り」のタイミング探しかも??
介入をバカにする(効果なしと騒ぐ)風潮が昔からあるので、そのタイミング探しが主流でしょう。おそらく。
ただし、このタイミング探しの邪魔をするのが、「ついて行く」をスローガンとするトレンド型の資金。特に新聞を読まないコンピューターは無条件に「トレンド反転・ドル買いのシグナル」を出しているはず。ですので、二日以内の押し目は買いが有利(ドル買い)になりやすい。これらの物理的な量が減ったところで(反転ごとの伸びが小さくなってから)の失速との疑いも必要かも。
要するに、あせって今すぐの逆向かいは危険。
デジタルな判断の買いが捕まり始めてからの逆向かい。
「少しタイミングを遅らせて」がコツになるかも(かもです。あくまでも。)

値段的には、前回の戻り高値86円を待ってから・・・ または臨機応変に87円と言った所をイメージします。

ちなみに、今回の介入は「単独介入」。「単独」をマスコミが強調したがるのは、悲観的な表現が視聴者の支持を受けやすいから・・・? かも知れませんが、基本的には、欧州・米国と利益を同じにしていない「通貨切り下げ合戦」が背景に有るから・・・・。

なら意味が無いか??
このブログで再三繰り返していますが、「スピード違反の取り締まり」としては効果ありですよね。

次の項目で触れますが、投資家心理に恐怖を与えれば、イケイケドンドンなドル売り資金の回転を止める、または鈍化させる事が出来ます。また、スピードを緩める事が出来れば、円高に苦しむ輸出企業のコストダウン(円高を利用したコストダウン)も追いつきやすい。

欧米から、非難を浴びないか??
利益は異なると書きましたが、日本株の急落を避けたいのは欧米も同じ(連れ安で売りブームが起こりやすいから)。
なので、投機的に円高が加速する場面では、日本の株式急落を欧米もヒヤヒヤしながら眺めている訳ですから、単独とはいえども、局面的な日銀の介入期待が欧米の本音でしょうね。
おそらく。(あくまでも、おそらく)

ドル安メリット
この秋は、米国の産業にとってのドル安メリットと中間選挙の関係で、
「強いドル支持政策」が一時お休みになりやすいかも??

普段は、赤字国家の米国が、「強いドル支持政策」によって、世界から対米投資を集める。
米債の売れ行きを良くして、長期金利の上昇を抑える。
このようなメリットを被っている訳でしょうが、この秋は別。
金融界のにぎわいで景気を回す発想は選挙に弱いですから。

で、産業界を苦しめる強いドルを是正する秋に・・・との思惑が多い(多くの専門家が注目している所)。
実際、大統領もドル安に対しての警戒を示され無い様子が続いており、
日本でも、日銀総裁の「世界の立場を理解する必要」等のコメントが有ったように、本当にそのような感じなのかも知れない。

一方、見落としてはいけないのが日本の政府と世論。
円高を悪・不況の元とマスコミが決めつけているようなところが有り、円高阻止=正義 の図式が有る。また、それを日銀に求めているのでは無く、政府の責任分野のような世間の受け取り方が有る。当然、日銀に多くを求め、政府からの円高阻止発言も多くなりがち。

よって、夏のような「イケイケドンドン」な日計りのドル売りを繰り返すようなディーリングは、時として危険にさらされる。
現に、今日のような強烈な反転は、小幅の利食いを繰り返している短期筋には手に負えない幅となったと思う。このような事が心理に重くのしかかり、一方的なトレンド形成が起こりにくくなったかも知れませんね。
介入の効果は、目の前の数字にではなく、今後数週間の投資家心理にも表れる。

ならば、後二日以内にどれだけ伸びるかにもよりますが、その伸びた分と今の85円の間で一旦はもみ合ってしまいそう。(ただの思惑ですよ、念の為)
それぞれの思惑の混ざったポジションがいっぱい溜まる地帯になるから・・・。

で中間選挙に向かうのかも・・。

さて、
通貨体制の変化
これ、
今回の経済危機の収まり方と、ドル・ユーロ・円・そして元の位置付けとの関係の話。
本当の危機は、経済政策では収まらない。
通貨体制が変化して収まっている。
通貨っって、なんだろう・・・ がヒントになるような想像。

失礼。
この話題は明日。




と、言う事で
ここは、商品市場の話題。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針で今日の所です。

注目は、上記コメントの、円安傾向が失速するところです。
介入効果は二段ロケットか三段ロケットかは不明、「臨機応変」です。
細かくはお電話下さい。

米株・米国商品失速の可能性について、
これは、ドル・ユーロ関係につきます。
今のところ、動いたのは円だけ、「さすが、単独介入ですね」(皮肉? シャレ? そんな感じ)。
ユーロが反発基調を強めている所ですので、米市場はむしろしっかりの可能性有り。
要するに、今回はユーロが動意づいている最中の事なので、二三日変化慣れしている米市場になる。しっかりというより、様子見なのか??

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック

9月14日 材 料

2010年09月14日 19時50分10秒 | 岡崎克久
19:50 岡崎克久
相場のブログです
「材料」とのタイトル!!
お料理のブログでは有りません。
相場のブログです。
間違ってやってきた方も少し読んでみて下さい。

相変わらず「キタナイ」発想ですね、小物岡崎。

「卑怯のススメ」
卑怯な事って得するかどうか??
一回こっきりなら得するかも(かもですよ、かも。あくまでも)
ですが二回目からは信用が低下しますので・・・・ 得しません。
が、基本ですね。

ですが、世の中が絶対的に満たされていない時・・・ そんな時は
「厳しい競争社会」と「やったもん勝ち」が横行するような気がする。

この歳(もうすぐ43歳)になってようやく解ってきた。 ようやくかよ、幼稚岡崎!!

行列に並んで横入りをしない道徳も、「必ず順番が回ってくる」との信用で成り立つが、
数が絶対的に足りないもの、生死を分けるような場面では、生き残るのも大切なテーマになりますんで一概には言えない。(ただのせっかち者は迷惑なだけです)
卑怯な行為にも、その裏側の事情を理解する事に努め、
行為は憎んでも一概に人を憎まないように気を付けたいです。大人ですので。

って、まだまだ無理。感情的単純岡崎ですので。 
で、   ちょっとづつ努力。^ ^ /

さて、
円高も、最近は日本勢のドル売りが多いかも??

多くの同胞が苦しむ??

関係有りません。
背に腹を変えられないヘッジも有れば、主義主張国籍に関係せず売りと買いの選択は自由。
相場に倫理は禁物。

実際のところ、
外為法の自由化以来、FX市場の発展により、外貨の売り買いヘッジは一般にも、広く・安価に開かれており、
且つ、ニクソンショック以来その相対価値の変動は、好むと好まざるとにかかわらず常に続いているのも衆知のとおりで有ります。
よって、今日に至って、
かくの如き為替変動に事業が窮するのは、
大企業ノミ為ラズ、個人・零細ト イへドモ、專ラ、マーケット ノ 活用ヲ怠ッタ自己責任二他無ク・・・・云々・・・  ぎょえーーーっ!!

今度は過激発言!! おこられますので程々にします。
もっとも、
上記は、うそです。
そんなに厳しい世の中で有っていいはずもないので・・・。
自由の追求ばかりではなく、安全安定の制御装置も追求が必要。両方必要。
理想社会は「もっともっと問題を解決してゆく努力が続く事」ですよね。

でも、自由な選択の提供は自己責任の拡大を伴いますので難しいもんです。
本当に、厳しい世の中になりましたね。

嘆くより備えましょう。備えるより、狙いましょう。

材料
さて、材料。

「今日の材料は・・・」って料理番組でも有るまいし、
うんざりする言葉ですね。
ですが、重要な相場用語として定着している。
(ウィキペディアではまだ相場用語としては載っていない。誰か、有識者の方、投稿してみて下さい。お願いします^^)

そんなに毎日世の中が激変する訳では有りません。

気分ですよ、気分。 激変しているのは・・・。

昔から、売り買いの動機の9割が「目の前の値動き」によるものだったのかも知れません。
日本には、チャートを「足」として表現し、その足の形によってテクニカルな解釈を行い。それに粋な(時にはエロチックな)ネーミングを行い流行らせてきた文化が有りますもんね。

その中での、「材料」は、もっぱら「後付け」になりやすい。
プラス材料とマイナス材料の両方が存在していても、上昇すればプラスの方、下落すればマイナスの方だけが取り上げられるのが実際なかもしれない。

が、しかし、罫線分析で失敗した時に持ち上げられる。
「突然の事態」「不慮の事態」
これには、材料が必須。
普段のテクニカル分析派がショックで早耳情報ファンに変貌。

それも次第に、情報分析の儚さで、再び罫線に帰る。

今日の投票結果(平和の国の与党の)を睨んでの上下(株も為替も商品も)が
決して、今後を占う鍵とは限らないとの認識が必要。

「世の中の変化を読む」という行為と「今日の材料」という言葉が
かけ離れたもので有る一面を理解したい。




今日の相場
海外市場で株と商品が共に強かった。一方、東京市場は円高で相殺。

ならば、
その中で動かず。
金・ガソリン・コーンの積極買いポジション全て継続が有利かとの方針。

円高は投機的に回転が効きそう。
介入には期待しない方が無難、。ですが、スピード違反には介入を警戒する必要有り。
との思惑。
理由は何時ものコメントの通り。詳しくは後日「円高の行方??」とのタイトルで思いを投稿したい(明日?? 出来れば・・・)と思っています。

一方、海外市場では、「弱い通貨支持」っぽい相場。
「景気不安後退」では無く、「通貨の下落」的な株式・商品の上昇相場を予想中。(予想です。ただの予想。念の為)
原因は、人為的な金融緩和・資金供給による・・・。
単純でございましょおぉ。

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック 

9月13日 川の流れを見て暮す

2010年09月13日 20時28分11秒 | 岡崎克久
19:30 岡崎克久
川の流れを見て暮す
「のんびり屋」に益々「野次」が飛んできそうなタイトルですね。
失礼。

金・ガソリン・コーンの積極買いポジションを継続で「待ち」との方針。

なにをくよくよ川端柳
ここ数日は、何気に株式が堅調。
「追加対策失敗」の報道はつい先月に流行りましたが、
発表から直近三日間の株式相場だけを見ての報道・解説でしたね。
日本にしても米国にしても、発表から直近三日間の相場を上昇させる事が目的での対策では無く、数ヵ月後、半年・一年後の国民を大切にして対策を発表したと思うのですが・・・。

で、
この堅調は
「景気回復」などというより、「人工的なカネ余り」かもしれません。
が、
とりあえずは、夏休み中の悲観が踏み上げの燃料になりつつ有る昨今です。

悲観論は世間の支持を受けやすい。昔から(江戸時代も・いや、戦国時代?平安? もっともっと古代から・・?)そうなんでしょうが・・・
「嘆き」の文化か??(本当にそういう文化が存在していたりして・・・)


これからなんてのは わからないからこそ面白い
楽観もいけません。
金融操作って、物理的に資金の量や金利を操作できますので、この操作を悲観して逆らっても仕方が無い。これは人工的に変化させる事の出来る事。
景気を変化させる事が出来るかどうかとは別問題。
自然に例えると、
「ダムを造る事は人間に可能。けれども、洪水を無くすところにまでには力が及んでいない。」
そんな感じでしょうね。

この夏に、さらに過激になった緩和策だと思いますが、
物理的にマーケットの上昇要因にはなると思います。
が、緩やかに景気を回してくれるか、それとも、
景気が回らないまま溜まり溜まった流動性が悪性のインフレを引き起こすかは未定。

我々庶民が悩んでも仕方が無い。当局の人達も「額に汗」のひやひやの舵取りでしょうね。

大切なのは、
「必ず何処かに辿りつく(希望の場所じゃない場合が多い)事」
「悲観しても避けられない事」
と、
「辿りついた先でも、かんばる・工夫する・楽しむ事」
なのでしょうね。

例えるならば、
「戦勝国にも失業不安有り」「敗戦国にも成功者多数」な世の中ですので・・・

これからなんてのは わからないからこそ面白い
とりあえずは「ペーパーマネー敬遠」で事あるごとに積極ポジション。時折「押し警戒」。

5月の失速以来盛り上がりに欠ける相場で夏は終わりました(「けっこう上がったじゃないか!!」といわれるかもしれませんが、大まかには「どんより」だったような・・・です)が、
ゆっくり待ち。

寺田屋??
竜馬ファンの方、お気付きですね。

今日は赤文字のタイトル全て、「竜馬がゆく」関連にして見たぜよ。
「竜馬ブームにあやかる!!ブログの読者を増やす作戦!!」きに。

「悲観の文化」と皮肉なコメントをしてしまいましたが、
竜馬ブームは全くその逆、「前向き文化」ですよね。
「死ぬ時は どぶの中でも 前向きに倒れて 死にたい」のセリフも有ったような??
大勢の方が感化されると予想されますので、この国の未来は明るいと思われます。(思惑です、あくまでも)

ですが、
この唄、セリフ、
寺田屋で・・・ だったのか、江戸で剣術修行中に・・・だったのか、よく覚えてません。
詳しい人、教えて下さい。

今年は、ブログ内に「竜馬」の文字を沢山登場させて(検索にかかりやすいように)、
読者を増やすぞ!! と決意した正月。
ところが、この勉強不足!! もうドラマは終盤に・・・??
ブログのコメントも相変わらずの「つまらなさ」^ ^;
ダメオカザキですね。

なにをくよくよ川端柳 川の流れを見て暮す

03-3249-9070 info@k-okazaki.com
お問い合わせはこちらをクリック
自己紹介はこちらをクリック